高校1年生の時にフィールドワークのため、地元である山形県高畠町の畑に行きました。そこで育った野菜を活用したご飯は“気持ちのこもった温かみ”によって感じられる、今までにない“美味しさ”があり、驚いたことを今でも覚えています。そして一緒にその体験をしたクラスメイトと共に、野菜に関するたくさんの質問をしました。
農家さんは人々の健康を心から願う高い視座やそれを実現するための研究への熱量を持っていました。世界規模での課題を自分事として捉え、実践していく姿に感銘を受けました。私はこの地域にずっと住んでいたにも関わらず、素敵な野菜やそれに携わる人々の魅力に気づけていなかったことを知り、そこから少しずつ地域に対して目を向けるようになりました。