#26 人との繋がりを大切に、
地域との繋がりを広げていく。
Name長谷 拓海Age23歳

友人に会うために
訪れていた
地域を好きになった

地域に興味を持ったきっかけ

学生団体で知り合った友人の両親が、栃木県那須町にあるペンションを経営していたんです。友人は跡継ぎであったため、経営の勉強や仕事の手伝いをしていました。

僕は、東京に近い千葉県で生まれたということもあり、当時は地域に対して強く興味を持っていたわけではないのですが、その友人に会うために栃木県那須町へ足を運んだことで、少しずつ地域に興味を持ち始めました。今はその友人と共に街を盛り上げる方法を考えています。

共感を
意識することは
地域での
変化を促す

地域の「今」から感じたこと

僕が参加した座談会のテーマにもあった“共感”が、地域を盛り上げるための鍵になるのではないかと思いました。その感情こそが、地域内でやりたいことや、守りたいものが生まれたときにエンジンになると思うからです。

また、行政の方に”共感”に向き合う必要性をより感じてもらうことで、変わる部分が沢山あるのではないかと思います。例えば自治体の情報誌1つとっても、「どうしたらこの地域に共感してもらえるんだろう?」という視点が入ることで見せ方が変わると思うんです。政策の一覧などの難しい内容のものにも変化が起きたらいいなと思います。

地域を軸に
様々なものを
繋いでいく

これから取り組みたいこと

地域における循環の仕組み作りに興味を持っています。今までの自分を振り返った時に、自分自身がプレイヤーとして地域にずっといるよりも、地域にいるプレイヤーを応援したり、サポートすることの方が多いことに気が付いたんです。

そこから、地域に興味がある方に面白い地域を紹介したり、地域で頑張るプレイヤーと共に何かを形にしたりと、繋がることを大事にしたいと思うようになりました。これからも地域というキーワードを軸に活動していきたいです。

課題はあるけど
未来もある

私が想うふるさと納税とは

もともと面白い制度だと思っていて、かなり普及している印象だったのですが、実際は対象納税者の2割の方しか使っていない現状に驚きました。もっと広まってほしいと思う一方、有名な特産品などで個性を出しにくい地域はどのように寄付を集めていくのかは今後の課題であるように感じています。

ガバメントクラウドファンディング®というプロジェクトベースのふるさと納税は、そのような地域にとっても新しいPRになる可能性が大いにあると思います。これからより広まっていく仕組みなのではないでしょうか。

長谷さんが参加した座談会のテーマ 改めて考える、共感の持つ力