#17 地に足をつけて
進んでいく。
Name西村 昇一郎Age21歳

兵庫の片田舎から
日本の中心へ

地域に興味を持ったきっかけ

実家が1751年から続く味噌屋で、小さいころから家業の手伝いをしていました。

田畑に囲まれた兵庫県の片田舎で育ったこともあり、世間を知るためにも関東の大学に進学することをひとり親の母からすすめられていました。

そのこともあってか日本の中心である東京に出てみたいと考えるようなりました。

街の特徴が
違っていて
それぞれの
良さがある

地域の「今」から感じたこと

地元は、人の数も少ないせいかそれぞれの街の個性が同じようなものに感じます。

一方で、多くの人が集まる東京はそれぞれの街が別々の個性を持っていると思います。中でも私は雑多で誰でも受け入れてくれるような雰囲気のある新宿にどこかふるさとにいるような親近感を覚えます。

さらに今回の話し合いでふるさとについて考えたことで、生まれ育った環境が今の自分を作っていることを再認識しました。

事実を
直視しなければ
現実は
変えられない

これから取り組みたいこと

私は自身を取り巻く環境からか、貧困家庭が抱える問題や一人親世帯の子育てに強い関心があります。

そして、そういった諸問題を解決するために政治家になりたいと考えています。だからこそ私は大学で社会の様々な問題に対しての解決策を模索する弁論部に所属し、仲間とともに日々、活動をしています。

現場の声を聴き、データをしっかりと分析したうえで、社会問題解決のためのより良い施策を考えていきたいです

理想と現実の
大きなギャップを
感じる

私が想うふるさと納税とは

ふるさと納税という言葉は知っているものの、私も含めた同世代の若者が普段立ち止まって考える事の少ない制度だなと感じました。

私はふるさと納税の目的自体はかなり魅力的なもののように思います。しかしその反面、多くの課題をはらんだ制度だとも思っています。

自分のふるさとに寄付金を払うという形で恩返しをすることを理想とした制度ですが実際の運用上の課題が多いのではないかと考えます。

西村さんが参加した座談会のテーマ 進学を機に東京に移り住んだ若者が考える地域と生活