#05 “地域をどうにかしたい”
この気持ちをどうしていくのか?
Name渡辺 朗将Age21歳

都心での
1人暮らしで、
東京と地元の
ギャップを感じた

地域に興味を持ったきっかけ

私は地域を活性化させたいと考えています。教育熱心かつ転勤族でもある家族の意向で、元々は地域を転々としていましたが、現在は都心に1人で住んでいます。私はそこで東京と地域のギャップを感じました。私の地元は“プチ東京”のようなものにみえて、選択肢も多いわけではないんです。応援する野球チームも進学先も、全て選択肢があってないようなものでした。帰るたびに、痛感させられる劣化に対してやりきれないような気持ちがありました。

だからこそ、地域を生かした街づくりの勉強をしています。今は公務員になるのか、民間企業に入るのか悩んでいるところです。

年齢に関係なく、
地域に対する
秘められた
エネルギーが
まだまだある

地域の「今」から感じたこと

地域にいる事業者さんや生産者さん自身が、一度自分達の地域についてしっかり考えることのできる機会が必要だと感じました。地域の人口減少についても人口が少ないことが良くない、多ければ良いというわけではなく、その特性に対してしっかり現実を見極め、どう対応するべきなのかを考えるところが大事なのだと感じました。

年齢に関係なく、地域に対する秘められたエネルギーがまだまだあることを再確認できたような気がします!

自分の知っている
ことからでしか、
自分の興味のある
事は選べない

これから取り組みたいこと

私が“地域を変えたい”と言ったときに、“地域の何を変えたいの?”と聞かれることが多く、今までは自分の中でそれを言語化できませんでした。今もそれが完璧にできるといえる状態になっているわけではないと思います。

ただ、何を考えればそこにたどり着くことができる可能性があるのか、という点において、ヒントをもらえたような気がしました。自分の知っていることからでしか、自分の興味のある事は選べないと感じました。目の前の経験、チャンスを大事にしようと思います。

色々な側面を
持っている制度

私が想うふるさと納税とは

ふるさと納税はすごく色々な側面を持っている制度だと思いました。ふるさと納税のおかげで成功したり、そこからの反動で失敗をしたり、人生に影響を及ぼす可能性があることを知り、驚きました。

また、その多面性の一つとして事業者さん自身が一歩目を踏み出せる制度でもあることがわかりました。制度自体が面白く、魅力的に感じました。

朗将さんが参加した
ワークショップのテーマ
ふるさと納税が
地域にもたらす影響って?

過去、日本一の寄付額を達成した長崎県平戸市の元ふるさと納税担当の黒瀬さんより「ふるさと納税が平戸市にもたらした影響」を事例とともに聞きました。ふるさと納税の良い面を理解する一方、今後、考えなければならない面を若者の視点で議論する会となりました。