#01 自分たちの街を自分たちでつくる、
そんな人になりたい。
Name逸見 諒太Age23歳

熱海という地域に
飛び込んでみた

地域に興味を持ったきっかけ

私はある授業の一環で、大学1・2年生の時に多くの社会人から、自身の活動を聞く機会がありました。教育、司法、国際などさまざまな分野の話がありましたが、当時国家公務員に興味を持っていた私は、最初に行政に関するお話に興味を持ちました。ですが、話を聞いていくうちに、地方自治体や民間企業から社会に大きなインパクトを残していること、自分自身はそういった世界への理解が全く及んでいなかったことを知りました。

そのあと、思い切って熱海という地域に飛び込んでみたのですが、その土地を知れば知るほど、地域の方とのコミュニケーションが楽しく感じました。そこでのおもしろい人たちが地域を作っていく様子に興味が湧き、少しずつ地域自体に興味が湧いていきました。

違いを知ることで、
関わり方の
選択肢が増えた

地域の「今」から感じたこと

普段は関わらない地域や制度に触れることで色々な発見がありました。地域で起業家が生まれていたり、それぞれの地域の現場の違いを知ることで、関わり方の選択肢が増えたような気がします。

全国で起こっていると見聞きしていた問題を、地域の現場で起こっているミクロな事象で捉える想像力が以前よりついたような気がします。「これが本当に現場で起こっていることなのか」という実感をする場面がいくつもありました。

自分自身が
もっと
地域を堪能する

これから取り組みたいこと

現在の地域は人口減少がものすごい勢いで広がっており、まちが生まれるよりも消滅する方が多いとおっしゃられていたことが印象的に残っています。それを聞いてから、より一層自分の好きな地域を大切にし、自治体さん、事業者さんと近いコミュニケーションを取りながらもっと関わっていきたいと感じました。

そして地域のことを知るには地域に通うこと、そしてまずは側にいたくなるような関係構築からはじめることが大切だとしみじみと感じました。そして、そう考えた時に、自分はまだまだ至っていないところだらけであることを痛感しました。私も地域と向き合い、自分自身がもっと地域を堪能して、対話を大事にしていきたいです!

これから
どのように
社会に影響を
及ぼしていくか

私が想うふるさと納税とは

なんとなくしか知らず、返礼品のイメージが強くありました。しかしふるさと納税の可能性の1つとして起業家を生み出したり、地域の力になっていたりすることを知り、驚きました。現在も約10%の人しか利用していない制度であり、今後のふるさと納税という制度がどのように社会に影響を及ぼしていくか、という点が気になります。私は自分の好きな地域にふるさと納税をしたいと思いました!

諒太さんが参加した
ワークショップのテーマ
ふるさと納税が
地域にもたらす影響って?

過去、日本一の寄付額を達成した長崎県平戸市の元ふるさと納税担当の黒瀬さんより「ふるさと納税が平戸市にもたらした影響」を事例とともに聞きました。ふるさと納税の良い面を理解する一方、今後、考えなければならない面を若者の視点で議論する会となりました。