#19 自然に身を任せて
今を大切にする。
NameM.K

自分なりの
面白いに身を任せ
とりあえず
足を運ぶ

地域に興味を持ったきっかけ

小さいころから家族旅行や音楽ライブツアーなどでちらほら色々な地域へ足を運んでいました。卒業旅行で訪れた香川県は雰囲気がのんびりしていた印象があり、今でもたまに訪れます。

地元はのびのびと暮らしていくには申し分ない環境でしたが、あまり刺激的ではないように思いました。キャリアとしても限られたものになってくるため、予測のつきやすい未来に対してワクワクしなかったのかもしれません。そのため、もともと地元の国立大学に通っていましたが、入って一か月ほどで東京の大学を志すようになりました。結果的に早稲田大学に進学し、今は東京に住んでいます。とはいえ、色々な地域へ一人旅をすることが多く、気が付いたら47都道府県へ足を運んでいました。

人の流れが
変わっていく事で
地域にも
変化が生まれる

地域の「今」から感じたこと

自分も含め進学のタイミングで東京にきた学生は、東京へ漠然とした魅力を抱いているように感じました。中でも利便性や都会らしさというよりかは、面白い“人”がいるのではないかという期待が大きかったです。

しかし人口が減っていく中で、人がいろいろな所に移動していくような社会構造になると、東京の魅力にも変化があるのではないかと思いました。

地域自体の強みと弱みを理解したうえで、両方のいいところを組み込んだような人の流れのグランドデザインを描けると面白いのではないかと思います。

今を大切にしながら
身軽に暮らしてゆく

これから取り組みたいこと

自分の赴くままに日本の好きなところにいられるような、時と場所に縛られない生き方をしたいです。将来は不確実なので何事も今の自分と向き合い、心の声を聴いてすぐに動ける身軽さを大事にしていきたいです。また巡り合う様々な人と意見を交換し、自由闊達に話し合える場に身を置きたいですね。

そして最終的にはここにいたいと思える地域が見つかるといいなと思います。どんな形になるかはわからないですが、そこで自分なりにできることで還元し、良い影響を与えられるような人になっていたいと思います。

競い合うことは
高め合うことへ
繋がる

私が想うふるさと納税とは

ふるさと納税は色々な側面を含めて、地域の創意工夫が促されるきっかけとなる制度だと感じています。

どのような形であれ地域同士が競い合うことにより危機感を持つことができると思います。そして自治体が住みよいシステムをより懸命に考えることで自然と魅力ある街になっていくのではないでしょうか。

寄付額の差異はある種自治体への警告として機能しているようにも感じます。

Kさんが参加した座談会のテーマ 進学を機に東京に移り住んだ若者が考える地域と生活