#06 自分の足を動かし、
自分の目で感じる。
Name空 佐和Age22歳

長野の人の温かさが
自分の人生や
デザインの可能性を
教えてくれた

地域に興味を持ったきっかけ

私は大学でデザインを勉強しているのですが、個性溢れる同級生に出会い、自分の強みを見失ってしまいました。そこで初めて長野のゲストハウスへひとり旅をしました。長野の人の温かさが自分の人生やデザインの可能性を見つめなおすきっかけになり、今は地域のデザインや地域のコミュニティに興味を持っています。

その後、離島ワーホリという仕組みを使って海士町に滞在をすることにしました。島に渡った数ヶ月後にコロナウイルスが蔓延し、結果的に5ヶ月間滞在をしました。コロナ禍という厳しい状況の中、観光協会で島の特産品の販売に関わらせていただいたり、多くの地元の方とお話をさせていただき、島のリアルに少し触れられたような気がします。海士町での日々はこれからも一生忘れることのない大切な経験です。

同じ世代にも、
現場のリアルを
感じてほしい

地域の「今」から感じたこと

「百聞は一見にしかず」といいますが、SNSやインターネットで見るだけでなく、実際に自ら足を運んで、自らの目で見ることが大事だと思っています。また、これからの未来を自分の意思で決められるふるさと納税の仕組みは様々なきっかけや可能性を生み出すものとしてとても素敵なことだと思います。

同じ世代にも、少しずつ、地域や社会に触れることで現場のリアルを感じてほしいと、より強く思いました。

地域の人と
外の人を繋ぐ
ハブのような
存在になりたい

これから取り組みたいこと

私自身が、人と関わり合いながらデザインやモノづくりをすることが好きなんです。今後も、クリエイティブを通してアーティストさんたちと一緒に、地域をおもしろくするような活動をしてきいたいです。その活動が、地域をさらに豊かにして、地域の人と外の人を繋ぐハブのような存在になったらいいなと思います。

その一歩として最近では、愛知県の小さな町でアートプロジェクトを行いました。少しずつ、私にできることからやっていこうと思います!

自分の意思で
使い道を
決められる

私が想うふるさと納税とは

ふるさと納税が、自分の意思で地域の未来の使い道を決められることがとても魅力的に感じています。感覚が選挙に近いような感じもしました。地域の未来を自分で決められる分、もっと社会の仕組みやその地域について知っていかなければならないと強く思います。

佐和さんが参加した
ワークショップのテーマ
ふるさと納税が
地域にもたらす影響って?

過去、日本一の寄付額を達成した長崎県平戸市の元ふるさと納税担当の黒瀬さんより「ふるさと納税が平戸市にもたらした影響」を事例とともに聞きました。ふるさと納税の良い面を理解する一方、今後、考えなければならない面を若者の視点で議論する会となりました。