#09 地域の宝を紡ぎ、
日本の豊かな社会作りに貢献したい。
Name内野 未唯Age22歳

日本のことを
知るために
地域に足を
踏み入れてみた

地域に興味を持ったきっかけ

私の大学での専攻は、建築と街の相互関係に関するものです。建築のコンセプトを考えるときには、その地域のことを深く知ることが重要なんです。
さまざまなプロジェクトを進めるなかで、「まだ日本の地域やその文化のことを全然知らないな」と感じ、いろいろな地域に足を運ぶようになりました。

実際に足を踏み入れてみると、それぞれの地域が地形や文化、伝統工芸に根ざした特徴を持っているんですよね。その地域からすれば当たり前なことで周りには知られていないことも多いのですが、とても魅力的な部分があるのが面白く、興味を持つようになりました。

魅力を見つけ、
掘り下げ、
未来をデザインし、
しっかり伝える
ことが重要

地域の「今」から感じたこと

今回のお話を聞いて、自治体にお金を作り、経済を回す仕組みを考えていくことが大切だと感じました。主軸となる産業があり、自治体が潤っている状態を作れたら、そのお金を子育て支援や地域を盛り上げるのに使えます。ふるさと納税を含め、自治体にどうお金を作っていくかを考える必要があると思いました。

水産や農業といった地域の人達が街の魅力の一つとなっており、それをバックアップする資金もある状態を作れれば、理想的だなと思います。どの地域でも掘り下げていけば魅力は必ずあるので、それをうまく見せるのが重要だと感じました。

地域の方と
ワクワクを描く
地域プロデューサー
になりたい

これから取り組みたいこと

現在は渋谷区の円山町を起点に地域を盛り上げるための活動をやっています。円山町は渋谷の始まりの地でもあり、花街として栄え、今でもホテル街として多くの人に知られています。そんな魅力も課題もたっぷりなこの地の未来を少しずつ描いていきたいです。またこのように、他の地域の事例となるようなことを学生の視点でワクワクを軸に取り組んでいきたいです。

地域全体をつなげたり、モチベーションを上げていったりする触媒のような存在になり、地域の魅力をより活かしていきたいです。地域の色々な面白い人や、外部の人を巻き込んで、これまでにないイノベーションに取り組みます。

地域に関心を持つ
きっかけになる、
今っぽい
素敵な仕組み

私が想うふるさと納税とは

自分が寄付した税金の使われ方が見えるので、今っぽいサービスだなと思っています。

地域にお金を投じることで経済が回る手段が一つ増えている点も魅力的と感じます。また、自分が寄付することで、結果的にその地域に関心が広がりますよね。そこに行ってみたいとか、あの地域は良かったなと思うきっかけが作れる、とても素敵な仕組みだと思います。

未唯さんが参加した
ワークショップのテーマ
私達らしい
魅力発信の仕方って?

今回は、愛知県碧南市の高本さんをゲストにお呼びし、地域の魅力と課題を聞きました。その後、地域の現状から、instagramでできる魅力発信の仕方を若者視点の発想で議論。彼ら、彼女らが持つ、それぞれの地域への想いに向き合いながら、愛知県碧南市の魅力発信の方法に向き合いました。