奈良県に住んでいた私は中学生の時くらいから東京への憧れがありました。そんな時に島耕作シリーズの漫画の中で描かれていた早稲田大学の自由で刺激的な学生生活の様子にショックを受けたことを覚えています。そこから本格的に東京へ行くことを考え始めました。
大学の四年間を多様な人のいる東京という街で暮らすことで、自分の周りにはなかった価値観に触れたり、広い関係性を築くことができるのではないかと感じました。そうした中で客観的に東京と地元奈良との「空気」の違いを感じ、それぞれの地域の様々な面において解像度が上がりました。そういった環境の中で大学生活は何かを1つやり遂げてみたいという思いがありました。