#02 明日も、美味しいものを
隣の人と食べるためには。
Name井上 あすかAge20歳

大学2年の
春から
1人暮らしを
始めた

地域に興味を持ったきっかけ

私は大学2年の春から1人暮らしを始めました。そこで生活を送ることの大変さ、特に食の大切さを感じました。また、コロナウイルスの影響で授業が少ない中、久しぶりに大学へ行って食堂に立ち寄った時、ほとんど人がいませんでした。食堂は“学生が集う場所”というイメージがあったので、とても驚きました。

これらのことがきっかけとなり、大学内で食を通じて人が繋がりあえる食堂の存在について、考えるようになりました。そしてさらに、フードシステムへの興味が湧き、今は学生の立場として発信をしていきたいと考えています。

自分が
思っているよりも、
ヒトとヒトとの
距離が近くにある

地域の「今」から感じたこと

地域や大学も含め、世の中のさまざまな仕組みは、全部ヒトが作っているものであり、それをヒト同士が協力して作り上げていくのだと実感しました。寄付やビジネスの仕組みを学校で習うことはできますが、それを継続していく過程は学校で習えないものだと思います。

自分たちの想いを信じ、それを続けていくことで未来の可能性が見えてくるということがわかったような気がします。自分が思っているよりも、ヒトとヒトとの距離が近くにあるように感じました。

ローカルな
繋がりを意識した
大学の
フードシステムへ

これから取り組みたいこと

私は現在、よりローカルな繋がりを意識した大学のフードシステムへと改革するプロジェクトを進めています。きっかけは、地域の人とのつながりは薄れていくことに、疑問を持ったからです。でも、今回のイベントに参加し、そうしたローカルなつながりを繋ぎとめようとしている人たちがたくさんいることを知り、そのことに確信を持つことができました。

大学生になってから、選挙、一人暮らし、など社会との接点も増えました。大学生こそ、地域に興味を持つきっかけが溢れていると思うんです。たくさん時間があることと学生という立場を存分に活用し、大学生の自分だからこそできることをしていきたいです!

地域にいる
素敵な人を
どうやって
生かしていくのか

私が想うふるさと納税とは

ふるさと納税に関わっている方々は、地域にいる素敵な人をどうやって生かしていくかにポイントを置いているように感じました。ふるさと納税という制度もまた、ヒトとのつながりの中でできているものだと感じました。

あすかさんが参加した
ワークショップのテーマ
ふるさと納税が
地域にもたらす影響って?

過去、日本一の寄付額を達成した長崎県平戸市の元ふるさと納税担当の黒瀬さんより「ふるさと納税が平戸市にもたらした影響」を事例とともに聞きました。ふるさと納税の良い面を理解する一方、今後、考えなければならない面を若者の視点で議論する会となりました。