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有機野菜を使った商品開発研究を通して、高畠町を元気にしたい!有機農業に魅了された高校生の大きな挑戦

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 2,430,000

121.5%

目標金額:2,000,000

達成率
121.5%
支援人数
138
終了まで
23
/ 123

山形県高畠町 (やまがたけん たかはたまち)

寄付募集期間:2022年8月31日~2022年12月31日(123日間)

高畠町×九里学園高等学校×セゾンファクトリー

プロジェクトオーナー

九里学園高等学校では、SDGsを意識した問題解決型学習の一環として地域課題に取り組む授業を行っています。有機農業の聖地である高畠町でのフィールドワークに参加した我妻里莉(わがつま りり)さんは、有機農業や高畠町の価値を知る一方で、有機農業や高畠町の魅力発信不足、農家の後継者問題、地域衰退などの課題に直面しました。

それらの課題を解決するため、今回、有機農法でつくられた高機能野菜「ゲンキナ」を使った商品開発研究に挑戦。このプロジェクトにご協力いただくのは、高畠町に本社を置き、ドレッシングやジャムなどを製造・販売するセゾンファクトリー株式会社。地域を盛り上げるために積極的に取り組む我妻里莉さんへのご支援を、よろしくお願いいたします。

山形県高畠町

高畠町は山形県の南部の置賜地域に属す小さな町です。高畠町は「まほろばの里」と呼ばれる自然豊かな町で、四季折々に色々な表情があります。
”まほろば”とは「住みやすい場所」「素晴らしい場所」という意味の古語「まほら」に基づく言葉であり、高畠町は自然も稔りも豊かで歴史のある住みよい場所です。

高畠町の特産品:米、ラ・フランス、さくらんぼ、りんご、ぶどう、まつたけ、牛肉、鯉、清酒、ワイン、ミルクケーキ、そば、納豆、乳製品、農産加工品(ジュース、ジャム、ドレッシング、漬物等)

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

【寄附金の使い道】
このプロジェクトでいただいたご寄付は、ゲンキナを使用した商品開発研究の経費に活用されます。
・商品レシピ(食べ方も含む)の研究費用
・食品の安全性や品質等を評価するための検査費用
・プロジェクト実施のための企画運営費用 など

※目標金額に達しなかった場合でも、地域との協働教育活動を推進するための費用として活用させていただきます。

初めて触れた有機農業。その価値と文化を、伝えたい

このプロジェクトは、令和元年度、当時九里学園高等学校1年生だった我妻里莉さんが、食と健康をテーマにした探究学習で高畠町を訪れたところから始まりました。

ふかふかの土と有機野菜の美味しさに感動!

きっかけは、高校1年生のときに授業の一環で参加した、高畠町・菊地農園で行われたフィールドワークでした。高畠町は、1973年に全国に先駆けて有機農業に取り組んだ「有機農業の聖地」。私たちはまず、先駆者のひとりである菊地農園の菊地さんから、有機農業とは何か、を教えていただきました。

それまで私は農業に関心はなく、有機農業についても「農薬をあまり使わない農業」という程度の認識しかありませんでした。しかし、菊地さんのお話を聞くと、細かく配合を計算された有機肥料を使い土に栄養を蓄え、土から作物へ栄養を届けることが大切であることを知ったのです。

その後、実際に土に触れてみることに。今まで感じたことのない温かさ、足を踏み入れたときに包まれるようなふかふかした感触、発酵したような匂い……。「土って、こんなにすごいんだ!」と感動したのを、今でも鮮明に覚えています。

そして、地域の居場所づくりで活躍されている我楽茶の間(わがちゃのま)の方々から、菊地農園でつくられた野菜「ゲンキナ」や薬玄米を使った料理をいただきました。どれも何杯でも食べられるほど美味しくて、実際に何度もおかわり。我楽茶の間の方々には驚かれました(笑)。

若者が地元の良さを知らないまま、県外に出てしまう

私は、高畠町に隣接する米沢市で生まれ育ちました。同じ地域で過ごしていたのに、フィールドワークに参加するまで、高畠町や有機農業の価値や文化を知らなかったのです。

私のような若者が地元の良さを知らないまま進学などで県外に出てしまえば、Uターンの機会が失われてしまうかもしれない。「都会には何でもあって、田舎には何もない」という誤った認識のまま生きていってしまうかもしれない。それが、人口減少や地域衰退につながっていくのではないか……。

高畠町の方々のために、何かをしたい。そこで、「ゲンキナ」を使った商品開発の研究を行うことにしたのです。

高機能野菜「ゲンキナ」を、食卓に広めたい!

ミネラルや亜鉛などを豊富に含んだ、高機能野菜

「ゲンキナ」は、別名「丘ワカメ」や「雲南百薬(うんなんひゃくやく)」と呼ばれる野菜を、ミネラル分豊富な肥料で育てた高ミネラル野菜です。ほうれん草やレタスと比較すると、亜鉛やマグネシウム、カルシウムなどのミネラルが多く含まれています。

高畠町内では、菊地農園を含む3軒の農家がゲンキナを栽培。しかし、販路不足などで年間約1トンものゲンキナが廃棄されているのが現状です。このゲンキナを使った商品や新しい食べ方を開発できれば、多くの人に有機農業や高畠町の魅力を伝えることができる!そう想い、自ら試作しながら開発したのが「ゲンキナ ジェノベーゼソース」です。

「ジェノベーゼソース」の試作にあたって、山形県立米沢栄養大学の北林先生や高畠町に本社を構えるセゾンファクトリーの方々からアドバイスをいただきました。ゲンキナ特有の苦みや青臭さを克服するため、何度も試作を重ね、松の実やにんにくなどを使い大人っぽい味わいに。粉チーズと合わせるとまろやかになって、さらに美味しくなりました。この他にもゲンキナのおいしい食べ方はたくさんあると考えています。

商品開発研究の一環として、プロのデザイナーさんや高畠町商工観光課の方々にも協力いただきながら、パッケージデザインの学習を進めました。瓶詰の商品になった場合の想定でイメージ図を作成いただきました。健康を意識する方や子育て世代のファミリー層にゲンキナの魅力が伝わるように、シンプルでありながら温かさや優しさが伝わるデザインになっています。商品パッケージの奥深さを学ぶことができました。

※あくまで商品パッケージを学ぶためのもので、ゲンキナの商品化を確約するものではありません。

地元の価値を知ることが、まちを元気にする第一歩

1年生のフィールドワークから1年後。課題研究のテーマに悩み、再度、高畠町を訪れました。その時に、「あの時のりりちゃんね!」と皆さんが家族のように温かく接してくれたことが、このプロジェクトを決心した大きな理由です。

高畠町は、農業と食がつながり歴史や文化を育んできたまち。豊かな自然だけでなく、豊かな人や文化があります。「ゲンキナ」を使用した商品開発研究を通して、ゲンキナの美味しさはもちろんですが、有機農業の魅力、そして高畠町の魅力を特に若い世代へと伝えること。それが、高畠町を盛り上げることにつながっていくと考えています。

ぜひ、この取り組みにご支援いただければと思います。

我妻里莉さんからのメッセージ

写真

高畠町が抱える人口減少や農家の後継者不足などの課題を完璧に解決することは、難しいのかもしれません。でも、解決するプロセスの中で人と人がつながり、仕事や学校以外のコミュニティができてくるはずです。それが、高畠町の未来につながっていくのでは、と思っています。

大学進学後も、このプロジェクトを続けていきます。高畠町の人々がつないできた、有機農業の文化や価値を、ゲンキナを使用した商品開発研究を通して今度は私たちが次の世代へとつなげていけたらと思っています。ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします。

高畠町からのメッセージ

令和元年度、食と健康をテーマにした九里学園の探究学習を有機農業の里として当町が協働で進めることになりました。とはいえ、1973年高畠町有機農業研究会が立ち上がった頃とは違い、有機農業の価値を町内でも知らない世代が増え、農業の後継者不足など、農業分野の課題は山積している状況でした。そんな中、我妻さんが農業体験を通し「生きた土」や「健康な食事」を体感したことが起点となり、次々と目の前の課題にチャレンジしていきました。
2年半の間、伴走してきた自治体の立場から見ると、彼女は地域課題を多角的に捉え、地域の人々の意見を吸収しながら自分の知見を深化させていきました。彼女のまっすぐな行動は地域に活力を与え、民間企業や地域団体、地元の小学校を巻き込み、地域協働の輪がどんどん広がっていきました。
今回挑戦するゲンキナを使用した商品開発研究は、農業の課題の解決だけが目的ではなく、これまで彼女にかかわった全ての人の想いであり、また未来への希望とも言えます。ゲンキナが商品化されるには、まだまだ課題が多くありますが、このプロジェクトに取り組むことでまた新しい課題に出会い、その課題に彼女の後輩たちも挑戦していきます。探求学習の連鎖が高畠町で生まれ、今よりゲンキナまちへ一歩前進します。皆さん、この記念すべき第1歩にご協力よろしくお願いいたします!