#27 私だから知っている
地域の魅力を広めたい。
Name河西 駿平Age21歳

離れてみて
気づくことができた
地域の魅力

地域に興味を持ったきっかけ

地元を離れ、1人暮らしを始めたことがきっかけです。自炊のために行ったスーパーに、地元山梨県産の果物がたくさん並んでいることにびっくりしました。地元にいるときは、華やかな都市で生活することに憧れていましたが、そんな都市の中でも目立っている地元の特産品を見て、山梨県民であることが誇らしく感じるようになりました。ちなみに、東京で売られている果物の約7割は山梨県産だそうです。

また、SNSを通して見ると、山梨という内側の世界にいた時には当たり前だった景色が全然違う景色に感じ、その「当たり前の世界」の貴重さにも気づきました。

意外と知られていない
生産地の存在
もっと地域を
知ってもらいたい

地域の「今」から感じたこと

「山梨県ってどこにあるの?」東京に来てから、自己紹介で山梨県出身だと紹介するとよく聞かれる質問です。東京の隣に位置する地域なので、私からすると覚えやすい場所にあると思っていたのですが、場所すら知らない人がたくさんいるということを実感しました。

山梨県産の食べ物がたくさん流通しているものの、認知をしてもらえていないということは、山梨県の魅力にまだまだ気づいていない人がたくさんいる証拠だと思います。

山梨県民として、
たくさんの人に
情報発信をしたい

これから取り組みたいこと

地元の情報を他の地域の人に発信していきたいです。
私には福岡県出身の友人がいるんですが、その子から福岡県の話しを聞くとものすごく行ってみたくなるんです。

このように、実際にその地域に住んでいた人から聞く地域の情報は、ネットで検索した情報よりも何倍も魅力的に感じると思います。「山梨県」という県名はスーパーに行けば必ず見かける県名。この県名をもっと魅力的に感じてもらえるように、実際に住んでいた私だから発信できる情報をまずは身近な人へ、そして多くの人に届けたいです。

根底にある意義を
広めていく
必要がある

私が想うふるさと納税とは

単純に節税のために行う制度だと勘違いしていました。私のように考えている人は少なくないと思います。より多くの人に向けて、ふるさと納税の根底にある意義を広めていく必要があるかもしれません。

ふるさと納税の仕組みについて説明を受けたときに、率直に素敵な制度だと感じました。すごく良い制度だから、もっと多くの人に仕組みを認知してもらわないと、もったいないと思います。

河西さんが参加した座談会のテーマ 地域との関わり方と将来の選択