#21 地域特有の魅力を引き出し、食を
通じた空間からアプローチする。
Name後田 将人Age23歳

それぞれの
地域特有の
豊かさを
肌で感じた

地域に興味を持ったきっかけ

地域へ訪れる際は、その地域に関わっている知り合いに誘われて足を運ぶことが多いです。おかげでその地域の暮らしに入り込み、特有の豊かさみたいなものを肌身で感じることができました。そこから地域自体に興味が湧くようになったんです。

きっと日本にはまだまだ魅力的な地域がたくさんあると思っています。人生の中で、全ての地域に足を運べるわけではないからこそ、自分が関わりを持った地域は大切にしたいと思っています。

関わる人の
幅の広さと
横のつながりの
重要さ

地域の「今」から感じたこと

地域に深く入り込めばその地域内での繋がりはできると思うのですが、別の地域に入り込んでいる人同士での横の繋がりを作るのは難しいと思います。

今回知ったGCFは、お互いのプロジェクトについて知ることができる貴重なプラットフォームになると思います。各地域で奮闘する人が繋がることによって、新しく挑戦できることが増えていくのではないかと思います。

また、地域のことを専門に学んでいるわけではない学生でも、地域への関心がある方が多いことに驚きました。関心の内容も本当に人それぞれで、地域とはいっても、色々な関わり方があるのだと思いました。

食を通じて
地域を感じられる
ような空間を作る

これから取り組みたいこと

「食」を通して、地域を感じられる空間を作っていきたいと考えています。地域の訪れた店や収穫された作物などが、社会に知られないままなくなっていく姿を見たときに、自分の中でやるせない感情が生まれました。そこから、どうしたら地域の持つ価値の違いをうまく活用することができるのか、と考えるようになりました。

今はその答えとして、誰もが関わることができ、地域についても体感できる「食」に着目しています。そこへ自分の得意な空間の設計と絡めることで、地域にある飲食店のリブランディングができればと考えています。

地域の魅力へ
つながるための仕組み

私が想うふるさと納税とは

良くも悪くも返礼品のイメージを強く持っていました。ただ今回のイベントで、返礼品は地域の魅力を知るためのフックであり、その先にある地域への寄付やヒトモノコトの循環が目的であることを知りました。

より本義に沿っているという意味で、GCFは地域にとってよりポジティブな選択であるように感じました。自分の周りで地域についてチャレンジしたい人がいたら進めたいと思っています。

後田さんが参加した座談会のテーマ 改めて考える、共感の持つ力