【ネクストゴール挑戦中!】「移植ではない治療法」を確立し、難病の子どもたちを救いたい|次のステージへ
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 24,905,359円
目標金額:22,000,000円
- 達成率
- 113.2%
- 支援人数
- 573人
- 終了まで
- 受付終了
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2022年11月1日~2023年1月29日(90日間)
佐賀県NPO支援×日本IDDMネットワーク

日本IDDMネットワークは1型糖尿病の患者・家族を支援する認定NPO法人で、 “不治の病”1型糖尿病を“治る病”にする(=根治)ために研究資金の支援を行っています。
このプロジェクトは、「移植ではない治療法」の確立を目指すプロジェクトです。
「移植ではない治療法」を次のステージに進めるため、ふるさと納税によるご支援をよろしくお願いいたします。
目標達成のお礼とネクストゴール3,300万円に向けたご支援のお願い
このたびの「移植ではない治療法」により、からだの中で膵β細胞を再生させる研究へ、2200万円を超える温かいご支援を頂き、心より御礼申し上げます。糖尿病を治る病気にすべく、精力的に研究を進めていきます。
体の中で膵β細胞を効率的に増やす因子がみつかると、次のステップとして細胞の「微小環境」とよばれる、体内と同じような細胞の周囲の成分が非常に重要になってきます。
そこで、3Dバイオプリンターで、バイオマテリアルという材料を用いて、ヒト膵島や様々な臓器や組織を一緒に、3次元に配置させて、体の中と同じような細胞の「微小環境」を作成します。
それらを1型糖尿病モデル動物(マウスおよびブタ)に移植して解析することで、体の中で膵島とほかの組織とのコミュニケーション(膵島が他の組織にインスリンなどのホルモンを介して作用するとともに、それに応じて他の組織が膵島へホルモンの分泌や神経などを介して作用し、お互いに連絡を取り合っている様な状態)を介したヒト膵β細胞を増やすための最適な条件をみつけることできます。
「移植ではない治療法」をより早く実現するために、さらなるご支援をよろしくお願いいたします。
群馬大学生体調節研究所代謝疾患医科学分野
教授 白川 純
【追加ご支援分の使途】
・3Dバイオプリンター(3Dプリンターの技術で細胞の配置などを3次元に形作る装置):700万円
・3Dバイオプリンティング(3Dプリンターで3次元にヒト膵島を配置したもの)のバイオマテリアル(ヒト膵島
を3次元で培養するための材料)費
用:180万円
・上記の3Dバイオプリンティングで作成したバイオマテリアルの中でヒト膵島を培養したり遺伝子の発現を確認
するためにかかる試薬:120万円
・佐賀県庁の事務経費:100万円
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
毎日の注射が欠かせない“1型糖尿病”

1型糖尿病は、発症すると生涯にわたって毎日血糖値を測定して4回以上の注射を打たなければならない不治の病です。
生きるために必須な「インスリン」(※血糖値を下げる唯一のホルモン)を分泌する膵β細胞が免疫細胞によって誤って破壊されることで発症します。
治らない病気であること、合併症や命の危険が伴う病気であること、周りからの理解が得られないことなど、患者・家族の負担が大変大きな病です。
1型糖尿病の根治的治療方法として膵臓または膵臓の中にある膵島を移植する手術がありますが、国内におけるドナー不足や手術の合併症(感染症)、免疫抑制剤の服用が一生必要になるといった課題を抱えています。
膵島移植を受けられるのは現行の適応基準では20歳からとなるため、小児期に発症することの多い1型糖尿病の患者・家族からは移植以外の治療法も強く求められています。

このプロジェクトは、患者の膵臓の中に残っている膵β細胞を、自らの体内で増やすことで1型糖尿病の根治を目指します。
1型糖尿病患者は膵β細胞が破壊されてしまうため体内に残っていないと考えられていましたが、最近の研究ではそうではないということがわかってきました。
この残された膵β細胞を自らの膵臓の中で増やすことができれば、移植手術も必要なく、多くの1型糖尿病患者が救われます。
さらに、この治療法が確立されて2型糖尿病患者(最も多いタイプの糖尿病。一般的に"糖尿病"と表現した場合、2型糖尿病を指す)の治療にも適用されれば、もっと多くの人たちを救うことができます。
これまでの研究成果

「移植ではない治療法」を確立するこの研究には、2020年にもこのふるさと納税のGCF(ガバメントクラウドファンディング)で、多くの方々から目標を超えるご支援をいただきました。いただいた寄付金2,000万円は、群馬大学生体調節研究所代謝疾患医科学分野 白川純教授のグループに研究助成を行いました。
白川教授は、前回のプロジェクト以降、着実に研究成果をあげられています。
2021年10月 ヒト膵β細胞の新たな保護メカニズムを解明【Diabetes誌(the American Diabetes Association:米国)に掲載】
2022年7月 糖尿病でインスリンが出にくくなる新たな原因を解明【iScience誌(Cell press 社:米国)に掲載】
2022年10月 脂肪由来の物質がインスリンを体内でふやすことを発見【Cell Reports誌(Cell Press:米国)に掲載】
ヒトの膵島を用いた研究
今回は「移植ではない治療法」を確立する研究を次のステージに進めるため、以前から進めている
・動物モデルの膵島とヒトの膵島に共通する要素と異なる要素の検討
・膵島とほかの組織とのコミュニケーションの解析
(免疫細胞と膵β細胞がコミュニケーションをとることで、膵β細胞の量が調節されていることを発見しました。)
に加え、以下の2つの研究を行います。
1. 海外の1型糖尿病ドナーから提供された膵島を輸入し、性質を解析する
貴重な1型糖尿病ドナーの膵島を、海外から輸入し研究に使用できるようになりました。現在は、日本で唯一群馬大学だけが使用することができます。1型糖尿病でもわずかに残る膵β細胞の性質を解析し、膵β細胞を元に戻す手がかりを得ます。
2.1型糖尿病ドナーから提供された膵島で、膵α細胞を解析する
1型糖尿病患者の膵臓では膵β細胞が減っているときに、グルカゴン(血糖値を上げるホルモン)を作る膵α細胞が増えています。膵β細胞と膵島α細胞の両者のバランスからも、膵β細胞を元に戻す手がかりを検討します。
さらに、日本人は欧米人と糖尿病の起こりかたが異なり、日本人の根本治療に向けては、日本人のヒト膵島を用いた研究が重要です。膵島移植に向けて分離された膵島が移植に使用されなかった場合、その貴重な膵島を糖尿病治療に向けた研究に使うことができれば、日本人の1型糖尿病の根本治療へむけた研究が進みます。この実現にも働きかけていきます。
寄付の使途
・1型糖尿病ドナーから提供された膵島を用いた残存する膵β細胞の解析:1100万円(110万円x10回)
[内訳:1ドナーあたり、膵島分離施設における消化酵素(50万円)および分離に関わるCPC(細胞加工施設)の維持費と人件費(60万円)]
・ヒト膵島およびヒトiPS細胞から作り出した膵島を糖尿病モデル動物に移植して、膵β細胞を効率的に増やす条件を見出す実験:240万円 (40万円×6回)
・輸送されたヒト膵島を回復培養して観察できる検体を作成するための費用:660万円(330万円x2年)
・事務経費<200万円>
研究者からのメッセージ
群馬大学 生体調節研究所 代謝疾患医科学分野 教授 白川 純

2020年には、「移植ではない治療法」を確立する研究に対して、多くの方から目標を超えるご支援とともに温かいメッセージを頂きまして御礼申し上げます。
皆さまからのご支援により、1型糖尿病の根本治療に近づくような膵β細胞を効率的に増やす研究成果が出てきております。
糖尿病の患者さんや家族との交流が、糖尿病を治したいという私たちの研究のモチベーションになっています。
皆様からのご支援は、1型糖尿病根治を目指し、体の中で膵β細胞を増やすためのヒト膵島を用いた研究に大切に使用させていただきます。
糖尿病の根本治療は夢ではなく実現可能であることを、待ち望んでいる多くの患者さんに少しでも早く示していけるように、チーム一丸となってすすめます。
1型糖尿病の根本治療へ向けた研究へご支援をお願いいたします。
1型糖尿病患者・家族からのメッセージ
セツコさん

娘は、5歳の時に1型糖尿病を発症し6年が経ち…現在11歳になりました。
発症したばかりの時、娘の前では泣かないようにしようと決めていたので、
娘が眠った後に毎晩泣いていたことが、ついこの間のことのように感じる時もあります。
最初に入院をした時は、娘は針を刺すのが怖くて何時間もかかってやっとの思いで血糖値測定していました。
これを一生繰り返さないといけないのか…と絶望を感じる日々でしたが
インスリン注射の練習をし、娘が自分で注射が出来るようになった時は、感動したことを覚えています。
そんな娘に励まされ、今では病気を前向きに捉えて毎日を過ごすことが出来ています。
ですが1型糖尿病は毎日油断禁物。夜寝ている間も血糖値が気になって、夜中に何度もチェックしたり
娘がお友達の家に行っている時は、こまめに連絡を取り合って血糖値の報告をする日々を過ごしています。
そして、これから先の進学、就職、結婚、出産など、まだまだ不安は沢山あります。
なので、近い将来1型糖尿病が不治の病ではなくなる日が来たら、どんなに幸せだろう…と、娘の将来を思い浮かべつつ、「膵β細胞」の研究に期待をしています。
体に残っている膵β細胞で、1型糖尿病が不治の病ではなくなり、患者の皆様が血糖値を気にすることなく過ごせる日が来ることを願っています。
めいあちゃん(11歳)

私は、学校で特別な行事や授業の時にも血糖値の確認、インスリン注射をしないといけないときがあってそれが凄く嫌です。
みんなで通常通りに楽しみたいのに、休み時間が確認等のせいで、なくなる時もありました。
そんな大変な病気が、「膵β細胞を増やすこと」で治ると思うと、幸せ以上の事かと思います。
毎日注射をしなくて済むことがとっても嬉しいです。
いつかそんな日が来て、血糖値を気にせずに友達と思いっきり遊んだり、お泊まり出来る日が来るといいです。
かほちゃんの願い(7歳)

遊園地で、低血糖を気にしないで、トッピングが沢山かかったアイスクリームを食べたり、並んでる間にポップコーンを食べたり、屋台で買ったお菓子を食べ歩きしたり、食事の時間も気にしないで、夜遅くなっても補食しないでおもいっきり遊びたい。
観覧車に乗って、お城も行って、ジェットコースターでお月様まで行っちゃうの。
そして、疲れたら血糖値も測らないでぐっすり寝たいだけ寝て、朝はバイキングで食べたいだけ美味しい物を食べまくりたい。
みんなみたく、私も血糖値を気にしないで生活したい。
これまでご支援いただいたクラウドファンディング
日本IDDMネットワークは、1型糖尿病の根絶を目標に、患者・家族のためになるあらゆる研究を支援しています。
“不治の病”で苦しむ子どもたちを「日帰り移植手術」で救いたい
【緊急のお願い】コロナ禍でも難病の子どもたちが治療を受けられる環境をー日本の臨床医たちの挑戦2ー
iPS細胞で難病の子どもたちを救いたい~毎日の注射から解放するために~
「移植ではない治療法」を確立し、難病の子どもたちを救いたい(本プロジェクトの第1弾となるクラウドファウンディング)
難病で苦しむ子どもたちをこれ以上増やさないために~ワクチン開発をご支援ください~
【緊急のお願い】難病の子どもたちの命を守る―日本の臨床医たちによる挑戦―
実現まであと少し!不治の病「1型糖尿病」を根治する研究をご支援ください
“不治の病”と生きる子どもたちに“治療”をー針を刺さなくていい日々を届けたいー
一生、毎日5回の注射を打たなければならない「不治の病」から子ども達を助けたい
こどもたちの「不治の病」を治すために、あなたのご支援が必要です
難病と闘う子供たち「毎日の治療」に伴う痛みを和らげるため、研究にご支援を
難病の子どもたちを治療するために~免疫抑制剤のいらない膵島移植を目指して~
難病と闘う子供たち「毎日の治療」に伴う痛みを和らげるため、研究にご支援を
日本IDDMネットワークから御礼のメッセージ
当プロジェクトには、開始から2カ月間という短期間で、多くの方々からご支援が届き、目標とした2,200万円を達成することができました。日本IDDMネットワークを代表して心からお礼申し上げます。
当初の目標額には到達しましたが、私たち患者・家族は一刻も早い「移植ではない治療法」の実現を望んでいます。
白川先生のこの日本発の偉業を後押しするために次の目標金額を3,300万円といたしました。終了日まで追加のご支援とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
理事長 井上 龍夫
大人気のお礼の品をご紹介!
【佐賀牛】ローススライス(500g)
日本のみならず世界でも高い評価を得ている最高級ブランド”佐賀牛”。
きめ細かい肉質で、スジが少なく脂の濃厚な旨みが感じられる高級部位のロースをスライスでご準備しました。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼き肉におすすめです。
最高級のお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
寄付金額:30,000円~

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【佐賀牛】ローススライス(500g)
30,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、3万円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
全国のブランド牛の中でもトップクラスの肉質基準をもつ「佐賀牛」
肉質等級4級以上、霜降りの度合いを指すBMS値が12段階中の7以上という厳しい基準をクリアした佐賀牛をお届けします。
きめ細かい肉質で、スジが少なく脂の濃厚な旨みが感じられるロースをスライスでご準備しました。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼き肉におすすめです。
おいしいお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
提供:(株)ミートフーズ華松(上峰町)
告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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【佐賀牛】肩ローススライス(1kg)
40,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、4万円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
日本のみならず世界でも高い評価を得ている”佐賀牛”。
肩ロースはほど良い食感で、濃厚な肉の旨味と脂の甘みのバランスが良いのが特徴です。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、焼き肉にいかがでしょうか。
おいしいお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
提供:(株)ミートフーズ華松(上峰町)
告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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【佐賀牛】ロース焼肉用(500g)
30,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、3万円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
全国のブランド牛の中でもトップクラスの肉質基準をもつ「佐賀牛」
肉質等級4級以上、霜降りの度合いを指すBMS値が12段階中の7以上という厳しい基準をクリアした佐賀牛をお届けします。
きめ細かい肉質で、スジが少なく脂の濃厚な旨みが感じられるロースを焼き肉用にカットしました。
おうちバーベキューにもおすすめ。
おいしいお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
提供:(株)ミートフーズ華松(上峰町)
告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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【佐賀牛】ヒレステーキ(150g×3枚)
50,000 円
【対象者の要件】寄附金の使途に認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワークをお選びいただき、5万円以上のご寄附をいただいた方
【佐賀が世界に誇るブランド牛】
全国のブランド牛の中でもトップクラスの肉質基準をもつ「佐賀牛」
肉質等級4級以上、霜降りの度合いを指すBMS値が12段階中の7以上という厳しい基準をクリアした佐賀牛をお届けします。
その中でもヒレは一頭から3%しかとれない大変貴重な部位。柔らかさは随一で、脂身も少なく食べやすいのが特徴です。
おいしいお肉をぜひご贈答用・ご家庭用でお楽しみ下さい。
提供:(株)ミートフーズ華松(上峰町)
告示第5条第1号:佐賀県内で肥育された佐賀牛を仕入れ、三養基郡上峰町内にある精肉店で加工されている。佐賀県NPO支援
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2023年03月15日 13:33
【群馬大学へ2400万円の研究助成】
佐賀県庁への日本IDDMネットワーク指定ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)『「移植ではない治療法」を確立し、難病の子どもたちを救いたい|次のステージへ』(寄付募集期間:2022年11月1日~2023年1月29日)では温かいご支援をいただきありがとうございました。
2023年3月7日(火)、群馬大学にて研究助成金の贈呈式を行いました。
▼詳細はこちらをご覧ください。
https://japan-iddm.net/news/research_grant/29276/
【助成研究について】
以下の研究に助成を行いました。
からだの中に残された膵β細胞を再び増やす研究
https://japan-iddm.net/wp-content/uploads/grant/report/GunmaUniv_Shirakawa.pdf
研究代表者: 白川 純 群馬大学生体調節研究所 代謝疾患医科学分野 教授
助成金:2400万円
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2023年01月05日 15:15
目標達成のお礼と次の段階に向けたご支援のお願い
当プロジェクトには、開始から2カ月間という短期間で、多くの方々からご支援が届き、目標とした2200万円を達成することができました。日本IDDMネットワークを代表して心からお礼申し上げます。
当初の目標額には到達しましたが、私たち患者・家族は一刻も早い「移植ではない治療法」の実現を望んでいます。
白川先生のこの日本発の偉業を後押しするために次の目標金額を3,300万円といたしました。終了日まで追加のご支援とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
理事長 井 上 龍 夫
研究者からのメッセージ
このたびの「移植ではない治療法」により、からだの中で膵β細胞を再生させる研究へ、2200万円を超える温かいご支援を頂き、心より御礼申し上げます。糖尿病を治る病気にすべく、精力的に研究を進めていきます。
体の中で膵β細胞を効率的に増やす因子がみつかると、次のステップとして細胞の「微小環境」とよばれる、体内と同じような細胞の周囲の成分が非常に重要になってきます。そこで、3Dバイオプリンターで、バイオマテリアルという材料を用いて、ヒト膵島や様々な臓器や組織を一緒に、3次元に配置させて、体の中と同じような細胞の「微小環境」を作成します。それらを1型糖尿病モデル動物(マウスおよびブタ)に移植して解析することで、体の中で膵島とほかの組織とのコミュニケーション(膵島が他の組織にインスリンなどのホルモンを介して作用するとともに、それに応じて他の組織が膵島へホルモンの分泌や神経などを介して作用し、お互いに連絡を取り合っている様な状態)を介したヒト膵β細胞を増やすための最適な条件をみつけることできます。
「移植ではない治療法」をより早く実現するために、さらなるご支援をよろしくお願いいたします。
群馬大学生体調節研究所代謝疾患医科学分野
教授 白 川 純
【追加ご支援分の使途】
・3Dバイオプリンター(3Dプリンターの技術で細胞の配置などを3次元に形作る装置):700万円
・3Dバイオプリンティング(3Dプリンターで3次元にヒト膵島を配置したもの)のバイオマテリアル(ヒト膵島を3次元で培養するための材料)費用:180万円
・上記の3Dバイオプリンティングで作成したバイオマテリアルの中でヒト膵島を培養したり遺伝子の発現を確認するためにかかる試薬:120万円
・佐賀県庁の事務経費:100万円
もっと見るまだコメントはありません
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佐賀県NPO支援
佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。
お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。