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“不治の病”で苦しむ子どもたちを「日帰り移植手術」で救いたい

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 26,614,642

106.4%

目標金額:25,000,000

達成率
106.4%
支援人数
810
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2022年6月1日~2022年11月30日(183日間)

佐賀県NPO支援 × 日本IDDMネットワーク

プロジェクトオーナー

日本IDDMネットワークは1型糖尿病の患者・家族を支援する認定NPO法人で、 “不治の病”1型糖尿病を“治る病”にする(=根治)ために研究資金の支援を行っています。

このプロジェクトは、1型糖尿病の根治に最も近いといわれる「バイオ人工膵島移植」実現を目指すプロジェクトです。

これまでたくさんの方々にご支援いただいた「バイオ人工膵島移植」は、ついに治験を目指す段階まで進みました。希望する全ての患者が「バイオ人工膵島移植」を受けられるよう、ふるさと納税によるご支援をよろしくお願いいたします。

御礼と引き続きのご支援のお願い

認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
理事長  井上 龍夫

1型糖尿病の根治に最も近いといわれる「バイオ人工膵島移植」実現を目指す当プロジェクトへのご支援ありがとうございます。
6月から半年にわたり本当に多くの皆様からご支援いただき、11月19日、目標金額の2500万円に到達することができました。日本IDDMネットワークを代表して心からお礼申し上げます。

このたびのご支援により、国立国際医療研究センターの霜田先生には日本で初めての治験開始に向けて、そして神戸大学の浅井先生には膵島移植法の産業化に向けてこのプロジェクトを大きく進めていただきます。
目標額には到達しましたが、2025年の日本初の治験実施を目指して、この研究を一気に加速し、成功させるために11月末までご支援をよろしくお願いいたします。 

このプロジェクト実現には、さらに、カプセル化製造装置(500万円)、ブタ供給施設から加工前のブタ膵臓を病院細胞加工施設まで輸送する特殊容器(50万円)、膵島の大量培養装置(450万円)、そして何より切実な研究員や研究補助員の人件費が必要とのことです。2500万円を超えていただいたご支援は、こうした費用に活用させていただきます。
2025年の1型糖尿病の根治に向けて私たち関係者一同、これからも全力を尽くしますので、 最後までご支援をよろしくお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

1型糖尿病とは

発症すれば毎日4回以上の注射を打ち続けなければならない難病

1型糖尿病は発症のメカニズムが解明されていない不治の病です。
年齢に関係なく発症しますが、特に子どもでの発症が多い病気で、日本人の年間発症人数は10万人あたり2人程度と言われています。
1型糖尿病を発症すると、生きるために必須なインスリンというホルモンが分泌されなくなるため、注射やインスリンポンプと呼ばれる機械でインスリンを補充しなければ数日で死に至ります。

「一生治らない」
「毎日4回以上の注射が必要」

という事実に1型糖尿病の子どもを持つ親は絶望します。

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「代われるなら代わってあげたい」親の想い

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1型糖尿病のお子さんをもつあるお母さんは「代われるなら代わってあげたい」と声を震わせながら言いました。

「この子の将来はどうなってしまうのだろう」
「自分の知らないところで倒れてしまっているかもしれない」

こうした不安を胸に抱き、心配で夜も眠れない日々が続くことも珍しくありません。

1型糖尿病を“治る”病気にする

9割の患者・家族が期待する「バイオ人工膵島移植」の進捗

1型糖尿病で苦しむ患者・家族を“絶望”から救うため、日本IDDMネットワークは1型糖尿病根治に最も近いといわれる「バイオ人工膵島移植」の実現を目指し、「バイオ人工膵島移植プロジェクト」に1億9000万円の研究支援を行いました。

日本IDDMネットワークが行ったWEBアンケート(2022年4月実施、回答数550名)では90%以上の人がバイオ人工膵島移植に「期待している」と回答。
1型糖尿病患者・家族の期待度の高さがうかがえました。

その「バイオ人工膵島移植」はついに治験(国の承認を得るための成績を集める人での試験)を目指す段階となりました。

1型糖尿病患者・家族からの期待度が高い「バイオ人工膵島移植」を実現させるため、ふるさと納税によるご支援をお願いいたします。

目指すのは“日帰りで受けられる膵島移植治療”
プロジェクトリーダー松本慎一先生の想い

株式会社ポル・メド・テック 取締役
国立国際医療研究センター研究所 膵島移植企業連携プロジェクト 研究アドバイザー
松本慎一

1988年神戸大医学部卒。
1997年米国ミネソタ大、1999年ワシントン大に留学し、膵島移植の研究・臨床に従事。
2002年から京都大学病院で研究・臨床に従事し、2004年日本初のヒトでの膵島移植に成功。
2007年からベイラー大学病院で研究・臨床に従事し、2012年より1型糖尿病根治を目指し「膵島移植プロジェクト」に取り組まれている。

株式会社ポル・メド・テック 取締役 
国立国際医療研究センター研究所 膵島移植企業連携プロジェクト 研究アドバイザー
松本慎一

なぜ膵島移植の研究をはじめたのですか?

私は、1997年1型糖尿病の治療である膵臓移植を学ぶために、米国ミネソタ大学に留学しました。
膵臓移植を受けた患者さんの多くは、血糖値のコントロールが劇的に改善され、インスリン注射からも解放されます。一方で、大きな手術であり合併症を起こすことも稀ではありませんでした。
ちょうどそのころ、ドイツのギーセン大学からDr.Heringが膵島移植の研究室を立ち上げるため、ミネソタ大学にやってきました。
膵島移植は、膵臓から分離した膵島を点滴の容量で移植するため、合併症が膵臓移植に比べて圧倒的に少ないという特徴があります。

Dr.Heringから、「君が患者だったら、膵臓移植か膵島移植のどちらを受けたいか?」と言われたのがきっかけで、Dr.Heringと膵島移植の研究を開始しました。
Dr.Heringとともに開発した膵島移植を、日本に持ち帰り、2004年に京都大学で実施しました。

今の膵島移植の課題は何ですか?

課題は「ドナー不足」と「免疫抑制剤の使用」

多くの関係者の努力の末、2020年に膵島移植術は保険適応になり、日本での1型糖尿病の新しい治療になりました。
米国でも、Dr.Heringが膵島移植を標準治療(科学的根拠に基づいて現在利用できる最良かつ患者に推奨される治療)にしようと奮闘しています。

ただし、治療の効果としては、血糖値を安定させ低血糖発作※を予防することで、インスリン注射からの解放は必ずしも得られません。
さらに、膵島移植は、膵臓移植と同様にヒトの臓器提供不足という問題と、拒絶反応を抑えるため、免疫抑制剤を一生涯飲み続ける必要があるという問題を抱えています。

※低血糖発作:血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が低すぎる状態が続くと、脳が活動するためのエネルギーが不足し、重症の場合は意識を失うなど命の危険に及ぶことがある。

膵島移植の手術。中央が松本先生。

これからの膵島移植はどう変わりますか?

「バイオ人工膵島移植」が膵島移植の課題を解決する

このドナー不足と免疫抑制剤を飲み続けるという課題を解決するのがバイオ人工膵島移植です。
医療用に育てられたクリーンなブタの膵臓から膵島を分離し、免疫隔離膜で膵島を包んだ、カプセル化ブタ膵島(バイオ人工膵島)の研究開発を行ってきました。

このカプセル化ブタ膵島移植の臨床治験を海外で実施し、血糖値の安定化と低血糖予防の効果があることを示しました。

目指すゴールは?

毎日のインスリン注射からの解放を目指して

次に私が目指していることは、インスリン注射からの解放が得られるカプセル化ブタ膵島移植です。
このための研究を国内の優れた膵島移植の研究者と一緒に全力で行いたいと考えています。
ドナー不足が解消できれば、移植した膵島の機能が低下した際に、追加移植を行うことで再び機能を戻すことができます。
さらに欲張って、日帰りの外来手術でできる膵島移植を目指しています。
このために、膵島を簡単に移植できる、皮下に埋め込めるようなデバイス(免疫隔離膜)の開発を行います。

実現できれば、日本全国で移植可能に

 

If you can dream it, you can become it.
(夢見ることができれば、それは実現できる)

私は今、必要とするすべての1型糖尿病患者さんが、通常の糖尿病外来を受診のような感じでできる、日帰りで受けられる膵島移植を夢見ています。

If you can dream it, you can become it.
(夢見ることができれば、それは実現できる)の思いを持ち続けています。

寄付の使途

目標達成に向け、当プロジェクトの各研究費に活用させていただきます。

1.【霜田先生の研究】First in Human=ヒトに初めて投与する段階の治験を開始するために、実験データをもとに治験実施計画書を作成し実行する<1000万円>
必要な機材:ブタの機材用の滅菌装50万円、サンプル保存用液体窒素装置200万円
膵島分離費用:750万円(150万円×5回)

2.【浅利先生の研究】インスリン離脱ができる異種膵島移植法の確立と産業化に向けた生産システムの構築<1250万円>
神戸大学医学部に新設の異種膵島移植ラボの膵島分離用特殊機材:150万円、大容量遠心分離機 250万円
膵島分離費用:750万円(150万円×5回)
移植デバイスの検討実験:100万円(20万円×5回)

3.事務経費<250万円>
(寄付額の10%は佐賀県の事務経費)

共同研究者からのメッセージ

国立国際医療研究センター病院 膵島移植センター センター長
国立国際医療研究センター研究所 膵島移植企業連携プロジェクト プロジェクト長
霜田雅之

皆様こんにちは。国立国際医療研究センターで膵島移植の治療と研究を行っている霜田と申します。
私は15年ほど前に米国で松本慎一先生のもとで膵島移植を学び、その後日本に帰って国立国際医療研究センターで膵島移植プログラムを立ち上げ、他家(Aさんの細胞をBさんへ)ならびに自家(Aさんの細胞をAさんへ)の膵島移植を行っています。

1型糖尿病患者さんに対する同種膵島移植は関係の皆さまのご尽力により、2020年度から保険診療として認められました。
血糖値の安定化効果という点でとても優れており、移植を受けた患者さんにとっては大変意義のある治療と考えています。
ただし、受けることができる人数が限られているのが課題です。

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そこで、当センターに着任した当初より並行してヒトの膵島に代わって大量に入手可能な代替膵島細胞の研究を始めました。
いくつか候補がありますが、もっとも実用化に近いのがブタ膵島を用いた方法と考えています。

また別の側面からみると、従来の移植治療では拒絶反応を防ぐ目的で免疫抑制剤を使用する必要があり、これも移植を受けられる人数が限られる要因になっています。

そこで、移植膵島を拒絶反応から保護するカプセルの中に入れて移植する方法が有効だと考え、これらを組み合わせたバイオ人工膵島の開発を行っています。
日本IDDMネットワーク様にはこのバイオ人工膵島の研究に対し大きな研究助成をいただいており、感謝しております。
また支援してくださった方々にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
研究助成のおかげで、バイオ人工膵島を製造するために必要なクリーンルーム(細胞加工施設)を整備するなど、開発を大きく前進することができました。

これからはいよいよ実際に患者さんに移植する臨床研究を、他の大学や企業とともに行う計画です。
これからもご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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神戸大学大学院医学研究科 外科学講座 国際がん医療・研究推進学分野
特命教授 浅利貞毅

プロジェクトをご支援くださいます皆様、初めまして。
神戸大学は膵島移植で用いられる臓器保存法「二層単純浸漬保存法」を開発した大学であり、1型糖尿病治療として、これまで7例のヒト膵島分離、ヒトからヒトへ移植する3例の膵島移植、9例の膵臓移植を行いました。
現在膵島移植は行っていませんが、膵臓移植は継続し、1型糖尿病治療に貢献しています。

2018年神戸市では、内閣府から神戸市、神戸大学、関連企業が連携し、神戸医療産業都市において医療用機械用具・医療用品の開発を行い、地域産業を活性化させる「神戸未来医療構想」が採択されました。
2020年に膵島移植が保険適用されたこともあり、「神戸未来医療構想」の次期プロジェクト候補として、膵島移植の確立が挙がっています。
同種移植(ヒトからヒトへの移植)には、慢性的なドナー不足と生涯にわたる免疫抑制剤の服用という問題が存在します。

これらの問題を解決するため、医療用ブタ由来カプセル化膵島、つまり「バイオ人工膵島」を用いた異種膵島移植(ヒト以外の動物の細胞をヒトに移植する膵島移植)の確立を目標とすることにしました。

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同門である松本慎一先生のご尽力により、神戸大学医部附属病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)を中心とした神戸医療産業都市において「バイオ人工膵島」の研究開発が開始できるよう、ポル・メド・テック社と共同研究契約を締結することができました。
さらには、総合大学の強みを活かし、カプセル化技術に関連するバイオマテリアル研究について工学研究科と共同研究契約を締結しました。

これらの共同研究を発展させ、持続可能な異種膵島移植を確立し事業化することによって、COVID-19パンデミックに脅かされることなく、すべての1型糖尿病患者を、インスリン注射から解放することを目指しています。
何卒ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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プロジェクトメンバー(神戸大学肝胆膵外科)
左から浅利貞毅特命教授、福本巧教授、外山博近准教授、後藤直大講師、 南野佳英特命助教

1型糖尿病患者・家族からのメッセージ

まどかちゃん(4歳、2歳発症)

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ていけっとうのときに、しんどいのがいや。

1がたとうにょうびょうがなおったら、
けっとうちをきにしないで おともだちとあそびたい!

まどかちゃんのお父さん

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3歳の誕生日前に娘が1型糖尿病を発症し約3年が経ちました。

1型糖尿病はインスリンさえ打っていれば、食事や運動に制限なく暮らせますが、インスリン治療には低血糖のリスクがあり、夜間の重症低血糖は死のリスクをはらんでいます。
我が家は寝ている間の低血糖が心配で安心して夜寝ることが出来なくなりました。
同じ思いをしている親御さんや御本人も多いのではないでしょうか。

バイオ人工膵島移植の治療法は、この1型糖尿病の根治以外にも、インスリン分泌が不足している2型糖尿病の人にも応用ができる治療法と言われています。
我が娘のためというのはもちろんですが、多くの人の治療に役立つこの研究を本当に応援したいと感じています。

ゆうちゃん(6歳、1歳発症)のお母さん

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1歳になってすぐに発症し、今6歳になった娘はようやく自分でインスリン注射をうてるようになりました。
注射が当たり前の生活になっていたある日、娘が「ねえねえ、ゆうちゃんはいつになったらチックンしなくてよくなるの?」と。
一瞬わたしは言葉につまりましたが、「今たくさんの研究員さんが優ちゃんの病気を治す方法を研究してくれてるからね」って答えました。

一生治らないんだよって言葉はかけたくなかった。

子どもたちの未来のために、研究者でない私たち、患児の親も今できることに力を注げたらなと思います。

これまでご支援いただいたクラウドファンディング

日本IDDMネットワークは、1型糖尿病の根絶を目標に、患者・家族のためになるあらゆる研究を支援しています。

不治の病から子どもたちを守る「ワクチン開発」をご支援ください

【緊急のお願い】コロナ禍でも難病の子どもたちが治療を受けられる環境をー日本の臨床医たちの挑戦2ー

iPS細胞で難病の子どもたちを救いたい~毎日の注射から解放するために~

「移植ではない治療法」を確立し、難病の子どもたちを救いたい

難病で苦しむ子どもたちをこれ以上増やさないために~ワクチン開発をご支援ください~

【緊急のお願い】難病の子どもたちの命を守る―日本の臨床医たちによる挑戦―

実現まであと少し!不治の病「1型糖尿病」を根治する研究をご支援ください

“不治の病”と生きる子どもたちに“治療”をー針を刺さなくていい日々を届けたいー

一生、毎日5回の注射を打たなければならない「不治の病」から子ども達を助けたい

こどもたちの「不治の病」を治すために、あなたのご支援が必要です

子供達に”不治の病”を発症させない「ワクチン開発」への挑戦

難病と闘う子供たち「毎日の治療」に伴う痛みを和らげるため、研究にご支援を

子どもたちに注射ではなく「治る未来」を届けたい。

難病の子どもたちを治療するために~免疫抑制剤のいらない膵島移植を目指して~

難病と闘う子供たち「毎日の治療」に伴う痛みを和らげるため、研究にご支援を

難病の1型糖尿病の子どもたちを”治す”研究のために

ふるさと納税で難病の1型糖尿病が支援できます

大人気のお礼の品の一部をご紹介!

有田焼【1616/】パレスプレート

名門ホテル「パレスホテル東京」のために、有田焼の窯元「百田陶園」が製作した特別な器です。
ややグレーがかった繊細なデザインのプレートは食洗機や電子レンジ、オーブンにも対応。
デザインの美しさはもちろん使い勝手も良いので、日常使いにもぴったりです。

6枚セット

4枚セット

お礼の品一覧

  • 2024年04月11日 10:24

    ブタ膵島移植 臨床研究へ(読売新聞掲載)


     2024年4月10日読売新聞の一面に、ご支援をいただいた「バイオ人工膵島移植
    (膵島補充療法)」の記事が掲載されました。
     霜田雅之国立国際医療研究センター・膵島移植企業連携プロジェクト長は「免
    疫抑制剤を使わないで済む可能性が高く、体への負担も軽い。インスリン注射な
    しで生活できる治療を目指したい」と語っておられます。
     このプロジェクトリーダーである松本慎一神戸大客員教授は、「ブタのインス
    リンは、薬として広く使われてきた歴史があり、十分な効果が見込まれる」と語っ
    ておられます。
     当方の理事長岩永は「患者は子供の頃からインスリン注射を毎日打たなくては
    ならず、本人も家族も負担が大きい。いつか治る病気にしてもらいたい」と2025
    年の実施に向けて大きな期待を寄せています。
     研究資金が皆様からのふるさと納税などによる寄付であることにも触れられて
    います。
     詳細は読売新聞をご覧いただければ幸いです。
     タイトルは「糖尿病患者にブタの膵臓組織を移植、国際医療研など臨床研究…
    特殊カプセルに包み拒絶反応を防止」です。
     引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

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  • 2023年02月21日 15:13

    【国立国際医療研究センターと神戸大学へ2,350万円の研究助成】

    佐賀県庁への日本IDDMネットワーク指定ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)『“不治の病”で苦しむ子どもたちを「日帰り移植手術」で救いたい』(寄付募集期間:2022年6月1日~11月30日)では温かいご支援をいただきありがとうございました。

    2023年2月1日(水)、国立国際医療研究センターと神戸大学に研究助成金の贈呈式を行いました。

    【助成研究について】
    以下2件の研究に助成を行いました。

    First in Human=ヒトに初めて投与する段階の治験を開始するために、実験データをもとに治験実施計画書を作成し実行する。
    研究代表者: 霜田雅之国立国際医療研究センター研究所 膵島移植企業連携プロジェクト長
    助成金:1,050万円

    インスリン離脱ができる異種膵島移植法の確立と産業化に向けた生産システムの構築
    研究代表者: 浅利貞毅神戸大学大学院医学研究科 外科学講座 国際がん医療・研究推進学分野 特命教授
    助成金:1,300万円


    上の写真左から、霜田雅之国立国際医療研究センター膵島移植企業連携プロジェクト長、日本IDDMネットワーク理事長 井上龍夫、浅利貞毅神戸大学大学院医学研究科外科学講座国際がん医療・研究推進学分野特命教授 
    下の写真左から、國土典宏国立国際医療研究センター研究所理事長、福本巧神戸大学大学院医学研究科外科学講座教授、眞庭謙昌 神戸大学医学部附属病院長 

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  • 2022年11月21日 18:25

    御礼と引き続きのご支援のお願い

    ■認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
    理事長 井上 龍夫

    1型糖尿病の根治に最も近いといわれる「バイオ人工膵島移植」実現を目指す当プロジェクトへのご支援ありがとうございます。
    6月から半年にわたり本当に多くの皆様からご支援いただき、11月19日、目標金額の2500万円に到達することができました。日本IDDMネットワークを代表して心からお礼申し上げます。
    このたびのご支援により、国立国際医療研究センターの霜田先生には日本で初めての治験開始に向けて、そして神戸大学の浅井先生には膵島移植法の産業化に向けてこのプロジェクトを大きく進めていただきます。
    目標額には到達しましたが、2025年の日本初の治験実施を目指して、この研究を一気に加速し、成功させるために11月末までご支援をよろしくお願いいたします。 
    このプロジェクト実現には、さらに、カプセル化製造装置(500万円)、ブタ供給施設から加工前のブタ膵臓を病院細胞加工施設まで輸送する特殊容器(50万円)、膵島の大量培養装置(450万円)、そして何より切実な研究員や研究補助員の人件費が必要とのことです。2500万円を超えていただいたご支援は、こうした費用に活用させていただきます。
    2025年の1型糖尿病の根治に向けて私たち関係者一同、これからも全力を尽くしますので、 最後までご支援をよろしくお願い申し上げます。

    (写真1枚目:井上理事長)
    ----------------------------------------------------------------------
    ■株式会社ポル・メド・テック 取締役
    国立国際医療研究センター研究所 膵島移植企業連携プロジェクト 研究アドバイザー
    松本慎一

    2020年に同種膵島移植は保険適応になり、糖尿病の根本的な治療が日本で生まれました。ただ、同種膵島移植は、臓器提供のドナーが不足していること、免疫抑制剤を一生涯服用することという2つの課題があります。私自身、この2つの課題を解決するために、医療用ブタの膵島を免疫隔離膜で覆うことで拒絶を防ぐバイオ人工膵島移植の研究を続けています。すでに、海外では臨床応用まで実施しましたが、日本では、基礎研究レベルです。
    今回の皆様のご支援のおかげで、目標金額を達成できてとても感謝しています。
    ご支援いただいた資金を用いて、日本におけるバイオ人工膵島移植の基礎から臨床への橋渡しの研究が大きく進むと確信しています。残りの期間も最後までご支援よろしくお願いします。
    ----------------------------------------------------------------------
    ■国立国際医療研究センター病院 膵島移植センター センター長
    国立国際医療研究センター研究所 膵島移植企業連携プロジェクト プロジェクト長
    霜田雅之

    このたびはご寄付金を賜りまして誠にありがとうございました。皆様方の温かいご支援に、あらためて心より厚く御礼申し上げます。医療用ブタを用いたバイオ人工膵島移植研究において益々前進できますよう、お志を使わせていただく所存でございます。全く新しい治療であり、ハードルは多々ありますがそれらをいただいたご寄付により乗り越え1型糖尿病患者さんに貢献できるよう、バイオ人工膵島移植の実現に向けて共同研究の先生方とともに邁進してまいります。最後までご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
    (写真2枚目:霜田先生)
    ----------------------------------------------------------------------
    ■神戸大学大学院医学研究科
    外科学講座 国際がん医療・研究推進学分野 特命教授
    浅利貞毅

    この度は「日帰り移植手術」プロジェクトに、多くの皆さまから多額のご支援をいただき心より御礼申し上げます。
    「バイオ人工膵島」を用いた異種膵島移植を確立し医療産業化することによって、すべての1型糖尿病患者さんを、COVID-19パンデミックに脅かされることなくインスリン注射から解放することを目指しています。
    皆さまからのご支援は、1型糖尿病根治を目指した「バイオ人工膵島」研究開発に大切に使用させていただきます。神戸医療産業都市に位置し、リサーチホスピタルである神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)を拠点に、神戸市、関連企業と連携し、粉骨砕身の覚悟で本プロジェクトを推進させて参ります。引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。
    (写真3枚目:浅利先生)

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  • 2022年09月06日 10:37

    プロジェクト期間延長について

    バイオ人工膵島移植の実現を目指す本プロジェクトは、現在目標金額のうち約50%のご支援をいただいております。
    ご支援いただいた皆様、そして応援してくださる皆様に心よりお礼申し上げます。

    バイオ人工膵島移植を2025年に実現させるためには、治験に向けた研究を”今”行わなければなりません。
    そこで、本プロジェクトの寄付募集期間を2022年11月20日(日)まで延長することといたしました。

    1型糖尿病が”治る”未来の実現のため、引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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  • 2022年08月05日 09:32

    【記事掲載のお知らせ】バイオ人工膵島移植のCPC(細胞加工施設)をご紹介します。

    1型糖尿病根治に最も近いと言われるバイオ人工膵島は「ブタの膵島を特殊なカプセルで包む」という過程が必要であり、その加工を行うのが細胞加工施設(Cell
    Processing
    Center、以下CPC)です。多くの方からいただいたご寄付により、2019年3月、国立国際医療研究センター内にCPCを建設することができました。

    バイオ人工膵島移植にはCPCが必要であること、そこで移植に必要な作業をすることはなんとなくわかっていましたが、実際にどのようなことをするのか、そしてまだ不足しているものがあるのかを、国立国際医療研究センター研究所の霜田雅之先生にうかがいました。

    ネイル(手袋に穴が開く)やつけまつげ(落ちるとまずい)をしているとCPCには入室できないなど、今まで知らなかった情報も教えていただきました。

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  • 2022年06月09日 16:15

    【イベントのご案内】サイエンスフォーラム2022 日帰りで受けられる膵島移植を目指して

    【イベントのご案内】サイエンスフォーラム2022 日帰りで受けられる膵島移植を目指して

    本文:
    多くの皆様にご支援いただいた「バイオ人工膵島移植プロジェクト」は、ついに「治験(臨床研究)」を目指す段階に到達することができました。

    サイエンスフォーラム2022では、2025年の根治に向けて、そしてさらにその先の“希望する全ての1型糖尿病患者が、日帰りで受けられる膵島移植手術”を目指して、バイオ人工膵島移植実現を目指す研究者からその進捗と思いをお話しいただきます。

    サイエンスフォーラムは2022年6月18日(土)開催で、お申込みいただいた方は2週間WEBで視聴可能です(オンデマンド配信)。
    当日参加可能な方も、当日視聴できない方も、ぜひサイエンスフォーラムにお申し込みください。

    サイエンスフォーラムの見どころ紹介として、研究者の方々による研究の概要紹介も掲載しています。
    見どころ紹介もぜひご覧ください。

    URL:
    ▼サイエンスフォーラムの見どころ紹介
    [https://press-iddm.net/diabetes/iddm/5681/]

    ▼サイエンスフォーラムの詳細・お申込み
    [https://japan-iddm.net/sympo_2022_tokyo/]

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佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。
お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 子供たちを助けてあげてください!

    2022年11月26日 23:17

  • 未開の事を進めるのは大変な事と思いますが
    たくさんの人の希望となるよう陰ながら応援しています。

    2022年11月23日 17:49

  • バイオ人工膵島の早期実現を期待しています

    2022年11月23日 14:43

  • 息子が1型糖尿病になりました。
    大きくなったら治るよと言ってあげたい。
    希望を持って生きたい。
    素晴らしいクラウドファンディングをありがとうございます。

    2022年11月20日 11:42

  • 研究者の皆様、技術実現のため頑張ってください!

    2022年11月19日 19:23

  • 患者の負担が少しでも軽くなるよう、この技術に期待しています!

    2022年11月19日 19:18

  • 1型糖尿病患者の皆様、そしてその病を治そうと努力しておられる方を心から応援しています!頑張ってください!

    2022年11月17日 23:41

  • きっと治るよ頑張ってください!

    2022年11月17日 16:13

  • 今年も応援しています、頑張ってください。」

    2022年11月16日 20:36

  • 身近に糖尿病で苦しんでいる方がいるので
    少額ですが力になりたいと思います

    2022年11月14日 1:26

  • 微力ながら支援させて頂きます。

    2022年11月12日 20:32

  • 頑張って下さい。子供達の笑顔のために。

    2022年11月11日 17:41

  • 子どもたちの未来のために

    2022年11月11日 14:07

  • 本年最後のふるさと納税です。来年も参加します

    2022年11月8日 21:23

  • 本年最後のふるさと納税です。来年も参加します

    2022年11月8日 21:17

  • 娘は1型糖尿病です。治らない病気から治る病気への研究とても期待しています。
    がんばってください。

    2022年11月7日 23:48

  • 四歳半で発症したIDDM患者です。もう四十代ですので、私が生きてる間には日帰りで治せる病気にはならないかもしれませんが、これから先の未来を生きる子供たちが、私が経験したような苦労をせずに済むことを祈って寄付させていただきます。

    2022年11月7日 20:04

  • いつも応援しています。
    頑張ってください。

    2022年11月7日 16:35

  • 毎年応援しています。

    2022年11月6日 12:04

  • いつも応援しています。

    2022年11月6日 11:54

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