高校生から未来の高校生へ!「地域循環型防災教育」で防災意識を繋いでいく

カテゴリー:子ども・教育 

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目標金額:1,000,000

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北海道標津町(ほっかいどう しべつちょう)

寄付募集期間:2025年10月3日~2025年12月31日(90日間)

北海道標津町

プロジェクトオーナー

町内唯一の高校である北海道標津高等学校の生徒が全国各地の様々な災害の被災地を訪問し、被災時の詳細な状況や生じた課題などを被災者から直接聞くことによって防災意識を高め、自校の生徒への還元はもちろんのこと、大人よりも近い視点からより防災意識を高められるよう町内の小中学校の児童・生徒に対して防災講話を実施しています。
防災人材を育成し、社会に送り出すこの活動を継続できるよう応援よろしくお願いします!

標津町が抱える様々な課題

1)災害リスクの高さ

標津町の市街地は海に面した標津川河口に位置しており、この川の氾濫によって出来た地形の上に市街地が形成されています。このため、水害のリスク、川の堆積物由来の緩い地盤による地震災害のリスク、津波災害のリスクと隣り合わせで生活しています。

2)防災意識の浸透が不十分

当町としてはあらゆる災害リスクに備え住民の皆様の防災意識向上に取り組んできましたが、残念ながら町全体にいき渡らせるのは大変難しいのが実情です。

3)北海道標津高等学校の定員割れ

町内唯一の高校である標津高校は少子化の影響もあり、定員割れの状況が続いています。この状況が続くと存続が危ぶまれます。


こういった課題解決のため、義務教育のカリキュラムにある総合学習の枠組みを活用して、子ども達への防災教育を実施することを決めました。

「地域循環型防災教育」の実施

子ども達への防災教育は、世代が近い高校生が講師となった方がより理解を深めることができると考え、標津高校とも綿密に連携しながら高校生を講師として育成するカリキュラムを作成しています。
高校生を研修として被災地に派遣し、現地で感じたことを自らの言葉で語りかけてもらうことに重点を置いて実施しています。

この取組を通じて高校生の成長も認められるようになってきており、小中学生にとっての標津高校の魅力アップにも繋がり、同校への進学希望者増に繋がることも期待しています。

徐々にですが高校生の講話を聴いた子供が高校に進学し、今度は講師となって子ども達に防災教育を行うといった“循環”が見られるようになってきています。この流れから当町では「地域循環型防災教育」と呼んでいます。

この取組は地域の防災意識の向上に貢献したと認められ、令和6年度防災功労者内閣総理大臣表彰をいただきましたが、1人でも多くの防災人材を育て、町全体の防災意識の浸透を図るためにも今後も継続していく必要があると考えております。

皆様からの応援よろしくお願いいたします。

地域循環型防災教育を推進します

【寄付金の使い道】
・被災地研修にかかる費用助成  :850,000円
・標津高校オリジナルHUG*作製費 :150,000円

【事業実施のスケジュール】
・2025年8月 :被災地研修
・2025年9月~:町内小・中学校、こども園への出前授業の実施
・2025年11月 :標津高校オリジナルHUG*作製

*HUGとは避難所(H)運営(U)ゲーム(G)の略で、避難所で起き得る状況の理解と適切な対応を学ぶことができる具体的で実践的な演習ができるツールのことです。

※目標金額に達しなかった場合、当町の一般財源を充当して事業実施予定ですが、継続した取組を実現するため皆様の応援を賜りますと幸いです。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合、翌年度以降の地域循環型防災教育にかかる費用に使わせていただきます。

地域循環型防災教育を推進します

この取組を応援してください!

北海道標津高等学校 生徒会 加藤 優花さん

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私たちはこども園から小中学校までを繋げ、地域全体へ広げる「地域循環型防災教育」に取り組んでいます。
毎年研修で全国各地の被災地を訪れ、語り部さんの話を聞き、学んだ教訓を地域へ伝える出前授業を実施することで町の防災力の向上に貢献し、令和6年度には防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。
さらに標津町オリジナルHUGを開発し、中学生や地域住民、保護者と共に取り組み、防災活動を行っています。
町の防災力を高める「地域循環型防災教育」の取組を応援お願いします!

標津町長 山口 将悟

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海に面した当町は天災が発生した際には災害リスクの高い地域です。
これからの将来を担っていく地域の高校生が防災リーダーとなり地域を守るとともに、その姿を見た年下の子どもたちが先輩たちに憧れ、地元の標津高校へと入学し、次は伝える側として地域を支える。このサイクルを繰り返すことで町内唯一の高校である標津高校を存続させることができる。
そんな地域循環型防災教育の実現を目指し取り組んでいます。ぜひこの取組を継続できるよう応援よろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

  • 2025年10月03日 17:15

    本日よりプロジェクト開始しました!

    標津町は、海、山、川と多様な大自然に恵まれているからこそ、様々な災害リスクと隣り合わせの町。
    町内唯一の高校・標津高校では、防災・減災を学び、小中学生に伝えていく「循環型防災教育」に取り組んでいます。

    この取組みをさらに続けていくため、今回ガバメントクラウドファンディングに挑戦しています。

    皆さまの温かい応援を、ぜひよろしくお願いいたします。

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北海道標津町

標津町は北海道の海で水揚げされた天然の秋鮭・いくらで有名なまちです。
北海道の東部に位置する標津町は、海上には北方領土・国後島を望み、世界自然遺産・知床や世界最大の砂嘴・野付半島に囲まれた自然豊かなまちです。
標津町はこの恵まれた自然環境を活かした漁業や酪農業が主要な産業であり、特に秋鮭漁はかつて日本一の水揚量を誇った「鮭のまち」として知られています。
「鮭のまち」として、標津町近海で水揚げされた鮭・いくらを中心に安心安全なお礼品をご用意し、全国へと北海道産、標津産の天然素材の美味しさをお届けできるよう町一体となって尽力しています。
ぜひ応援をよろしくお願いします!