6 ~未来に引き継ぐ日本の宝~ 松木弘安(寺島宗則)旧家保存活用プロジェクト
松木弘安(のちの寺島宗則)は、阿久根市脇本に生まれました。薩摩藩侍医であった養父の影響もあり、蘭学・医学・科学等幅広い知識を持った秀才で、島津斉彬の集成館事業に携わった他、幕府遣欧使節団随員、薩摩藩英国留学生の引率として、2度の渡欧を経て、日本の近代国家の礎を築きました。 電信政策を推進したことから「電信の父」と呼ばれます。明治政府では、外務卿、文部卿、元老院議長を歴任しています。 その彼が、幼少期を過ごした松木邸が阿久根市脇本に現存していますが、築後180年を経過し老朽化が進んでいます。阿久根市では、美しい景観と共に旧家を保存・修復し、彼の功績を未来ある子供たちに語り継いでいきたいと考えています。 本プロジェクトを是非ご支援ください。