【福祉・健康】坂井市版MaaS~ワクワク楽しい交通手段を実現!~
目標額|1億4,000万円 速報値|9月18日現在 1億3,966万円 達成率99.76%(令和4年11月18日より募集開始) 坂井市には、JR北陸本線をはじめ、えちぜん鉄道や京福バスの路線バスなど、多様な基幹交通がありますが、それぞれが移動手段ごとに企画・運営をしており、乗り換えなどにおいて十分な連携がされておらず、市民や観光客にとって、使いやすい移動サービスとは言い難い状況です。 「坂井市版MaaS」の構築という概念の下、IoTやAIが可能とする新たなモビリティの導入を含め、シームレスに一つの移動サービスとして提供することにより、すべての市民が自由、かつ最適に移動できる社会を実現します。 いただいた寄附金を活用し、『高齢者のみならず、障がい者も自由に移動することができる専用車両の購入』『MaaS実現のための最先端アプリの構築』『ワクワクする近距離モビリティの導入』『オンデマンド交通実現のための停留所整備』などをおこないます。 今後、本格的な高齢化社会を迎えるにあたって、特定の移動手段をもたない交通弱者が急増することが想定されます。買い物や通院など、日常生活を送る上で移動手段の確保は欠かせないものであり、効率性・利便性の高い交通体系の確立が、安心して暮らしていける社会の構築に向けて必要となります。 また、免許返納を悩む高齢者については、返納してしまった後の移動手段の確保ができないことが返納できない要因として挙げられます。新しく構築するオンデマンド型交通にて、返納後も自身が返納前と変わらず移動することができる手段があるという認識が広まれば、返納を検討する一助となることが期待できます。 さらに、移動手段の確保は、外出支援としての側面があります。移動手段のなくなった高齢者は、自宅に引きこもりがちとなる全国的なデータがあります。電話やアプリケーションにおいて、予約をするというひと手間がありますが、外出することができる環境をつくることが、いきがいづくりや健康指数向上につながることが期待できます。