日本刀づくり「たたら製鉄」を継承する鍛冶屋「吉光」の刃物
AA057そろそろ、一生ものの道具を 手打ち包丁
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お礼の品について
容量 | ・出刃包丁、菜切包丁、牛刀、三徳包丁、柳刃包丁から1点選択 ※柳刃包丁は右利き専用のみとなります。 ◆三徳包丁 (全長:約280mm 重さ:約150g 刃渡:約160mm) ◆出刃包丁 (全長:約300mm 重さ:約380g 刃渡:約180mm) ◆菜切包丁 (全長:約280mm 重さ:約170g 刃渡:約165mm) ◆牛刀 (全長:約300mm 重さ:約240g 刃渡:約180mm ※現在は商品画像にある黒色の柄は取り扱っておりません。実際にお届けする包丁の柄の色は茶系となりますのであらかじめご了承ください。 ◆柳刃包丁 (全長:約330mm 重さ:約190g 刃渡:約210mm) ※柳刃包丁は右利き専用のみとなります。 |
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事業者 | 有限会社 吉光 他のお礼の品を見る |
お礼の品ID | 186143 |
お申し込みについて
申込条件 | 何度も申し込み可 |
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申込期日 | 通年 |
発送期日 |
決済から30日前後で発送 ※10月~12月頃は、寄附申込が集中するため決済確認から2~3ヶ月程度お時間を頂く場合がございます ※長期休暇(お盆・大型連休等)前後は、通常よりもお時間を頂く場合がございます |
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江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」。すべて手作業で、丹念に作り上げられた逸品です。
<吉光>



1 日本刀づくり「たたら製鉄」を継承する吉光
「吉光」は嘉永5年(1852)、江戸時代から続く老舗の鍛冶屋です。砂鉄を原料に鉄を作る「たたら製鉄」という日本刀づくりの伝統製法を継承しています。
プロの料理人が使う包丁をはじめ、農具など80種類ほど作っています。時々、お客様から難しいオーダーを受けますが、そういう時こそ職人魂に火がつき、作る喜びを感じます。毎日が挑戦の日々です。
2 まだまだ現役、77歳~96歳の兄弟鍛冶屋
江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」は島原市内の中心地にあります。今の工場は昭和17年に建設されました。戦時中は兄弟4人が戦地に駆り出されましたが終戦後、全員が無事に帰還。地元に残る兄弟と9人が一丸となって、伝統を守ってきました。
兄弟の名前はすべて鍛冶屋にちなんで名づけられました。現在、吉田兄弟は4人(次男・則行、五男・鍛、七男・研治、九男・輝紀)となりましたが現役で働いています。77歳~96歳と高齢ではありますが、鉄を一途に愛する職人気質は色あせることなく、毎日作業場で汗を流しています。

3 七男・研治(写真右)と九男・輝紀が生み出す技
鍛冶屋の作業は工程が多く、どの工程も真剣勝負です。年齢を重ねても培った勘は鈍ることがありません。毎日、無心に刃物と向き合っています。七男・研治と九男・輝紀は、それぞれ違う作業を担当しています。不思議なことに父親が名付けた名前の通り、研治は刃先を研ぐ仕事、そして輝紀は刃先を磨く仕事をやっています。
多くを語らずとも長年共に働いてきた兄弟は、「あ・うん」の呼吸で刃物に命を吹き込みます。熟練兄弟の連係プレーによって絶妙な切れ味の刃物が生み出されます。島原の地で生まれ育った伝統の技が、ぎっしり詰まった刃物は一生ものです。

4 研磨一筋、七男・研治の匠の技
年季が入った道具を両手で微調整しながら刃先を綺麗に整えて行きます。研ぐ度に水しぶきが周囲に飛び散ります。エプロンをはめていないと一回で洋服がずぶぬれになってしまいます。木型にバランスよく刃先を固定して、両手を上手に動かしてリズムよく研磨していきます。長年培ってきた熟練の眼力で刃先の研ぎ具合を瞬時に判断して、時折、自分の指先で刃先の感触を確認しながら出来栄えを判断します。
職人の繊細な勘を頼りに何度も研ぎ続けて、ひとつひとつを丁寧に仕上げて行きます。得意な研磨に加え、人付き合いも兄弟の中で群を抜いています。長年、全国の物産展を飛び回って手打刃物を販売し、「吉光」を支えて来ました。

5 脱サラして、職人の道を歩む将仁
六男・錬治(故人)の長男、将仁は、おじ達の働く姿を小さい頃から間近で眺めて育ちました。約10年前にサラリーマンを辞めて故郷へ戻り、「吉光」を継ぐ覚悟を決めました。将仁は「吉光」をもっと多くの人々に知ってもらいたいとWebを開設してネット通販を始めました。
若い発想がプラスされ販路も広範囲に広がっています。「吉光」の品質の高さが買われてスイスやカナダへも商品が送られています。いつも高齢となったおじ達の健康を第一に考えて、無理のない作業スケジュールを立てるのも大事な仕事です。江戸時代から続く暖簾(のれん)「吉光」の看板を背負い、今日も刃物を打つ力強い音が工場に響き渡ります。

6 鍛冶屋の命、1000度の炉で鉄を打つ
重厚な佇(たたず)まいの鍛冶屋に赤々と燃え盛る炉の炎。1000度近くある炉の周囲に立つだけで、空気までもが熱せられ息苦しいほどです。夏場は地獄のような暑さです。その灼熱の炉と葛藤するのは後継者の将仁。熱いうちに金槌(かなづち)で叩いて形成していく作業は体中の力が必要で、どの工程よりも体力が要ります。
一振り一振りが勝負です。強度を考えつつも、スピーディーに形を整えていく。一瞬の油断が命取りになります。叩き上げた刃物は、研ぎ味を高めるために、もみ殻の中で一日かけてじっくり冷まします。手打刃物は何日も時間を費やして、やっと仕上がっていくのです。

7 一生ものの証、刻印「吉光」
「吉光」は嘉永5年(1852)、江戸時代から続く老舗の鍛冶屋です。砂鉄を原料に鉄を作る「たたら製鉄」という日本刀づくりの伝統製法を継承しています。
熟練の技で生み出される「吉光」の手打刃物。工程によっては一日寝かせる作業もあるので、正直、一日に1本もできあがりません。安易に急いで量産することなどせず、じっくりと時間をかけて1本ずつ仕上げていきます。一生使っていただける最高のものを目指しています。最後に魂を込めて、刻印を入れます。

8 刻印は自信の証、作り手の顔
父親とおじ達の魂を引き継いだ将仁。「物産展へ行くと、研ぎ直して欲しいというお客様が来られます。刃物の刻印と柄(え)の焼き印を見れば、作られた年代が分かるようになっています。この前は祖父が作った刃物に出会いました。何度も研ぎ直され、大切に使用されているのが一目瞭然(いちもくりょうぜん)でした。お客様は使いやすいから絶対に手放せないと言われ、研ぎ直しを頼まれました。祖父が亡くなった後も大事にされているのを知り、心底感動して嬉しさがこみ上げて来ました。」

9 鍛冶屋「吉光」が推奨する手打刃物5種類
手打ち包丁 (下の写真 上から順番に包丁の特徴)
「三徳包丁」(写真:一番上部)
肉切りだけでなく、野菜や魚にも使える万能包丁です。洋包丁の牛刀と和包丁の菜切りの特徴を1本の包丁に凝縮した形の包丁です。
刃の種類:両刃 使用鋼:スーパー青鋼 全長:約280mm 重さ:約150g
「柳刃包丁」
伝承の手打ち技法と材料を使って、手作業で丁寧に造り上げました。魚の刺身・肉ブロックスライスに最適です。
刃の種類:片刃(左利き用には対応しておりません) 使用鋼:安来青紙2号 全長:約330mm 重さ:約190g
「出刃包丁」
両刃の大型出刃包丁。大きい魚の骨や冷凍物の切断に最適です。料理人や釣り好きな方におススメです。
刃の種類:両刃 使用鋼:安来白紙2号 全長:約300mm 重さ:約380g
「菜切包丁」
プロの料理人も納得の手打刃物。切れ味が長く持続し、研ぎ直しも楽な包丁です。
刃の種類:両刃 使用鋼:スーパー青鋼 全長:約280mm 重さ:約170g
「牛刀」(写真:一番下部)
すばらしい切れ味と、使いやすさ、研ぎやすさで人気です。レリーフのように浮き出た紋様が粋です。
刃の種類:両刃 使用鋼:粉末ハイス鋼(HAP40) 全長:約300mm 重さ:約240g
※現在は商品画像にある黒色の柄は取り扱っておりません。実際にお届けする包丁の柄の色は茶系となりますのであらかじめご了承ください。

10 江戸時代から続く鍛冶屋「吉光」の刃物
刃物は「人生を切り開き、幸運をもたらす縁起物」として快気祝・内祝・新築祝・結婚お祝などあらゆるご進物・ご贈答品に利用されています。
私たちはお客様の気持ちを第一に考えて、実直に鉄を叩き、手打刃物や農具を生み出すことこそが使命だと思い、伝統を守っています。
しなやかな刃先を兼ね備えた逸品で、研ぎ直せば刃がなくなるまで半永久的に使用できます。
是非とも鍛冶屋「吉光」の刃物に触れてみてください。

まだまだあります!吉光の包丁・刃物
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- 常
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AA076匠の技で研ぎ澄まされた 島原手打ち刃物セット
220,000 円
日本刀づくり「たたら製鉄」を継承する鍛冶屋「吉光」の刃物
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AB030多用途、万能小包丁
15,000 円
日本刀づくり「たたら製鉄」を継承する鍛冶屋「吉光」の刃物
島原の風情を感じる工芸品
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BA033島原の地力を宿した 素朴で味わい深い陶器 掛け分け四方…
17,000 円
しっとりとした光沢があり、優しい表面をしています。 四角だけれども角ばってなく、淵の緩やかなフォルムが、様々なお料理を引き立ててくれます。 モーニング用のワンプレートとしてもおススメ。 <島原焼窯元 陶房草まくら>
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BA049 2人で過ごす大切なひとときに フリーカップペアセット
18,000 円
八分目で200cc入るくらいのたっぷりサイズのフリーカップです。 シンプルな中にも釉薬の濃淡が味わい深い粉引きの白。ざっくりとした土の感触を楽しめる赤茶。 手のひらによくなじみ、作家おすすめは焼酎杯に。 <島原焼窯元 陶房草まくら>
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BA021島原らしい絵柄にほっこり和む てぬぐい3枚セット
14,000 円
1910年創業の染物店が手掛けるてぬぐい。糸が細く肌触りの良い生地「岡晒(おかさらし)」を使用している。地域にちなんだ絵柄は、島原在住のデザイナーによるもので、インテリアにするのもいい。てぬぐい3枚 <山口屋染物店>
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- 常
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BA051今日はどの一枚を連れて行こうか てぬぐい5枚セット
23,000 円
島原扇・かんざらし・桃カステラなど、島原モチーフのデザインが愛らしい。たくさんそろえて、その日の気分に合わせて選びたい。生地には、吸水性、通気性に優れる高品質の「岡晒(おかさらし)」を採用。 てぬぐい5枚<山口屋染物店>
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- 常
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BA069文字入りでいっそう愛着が増す myてぬぐい20枚セット
135,000 円
明治43年創業の老舗染物店のてぬぐいブランド「てんげ堂」。好みのデザインのてぬぐいに、文字入れができる。生地は高品質の「岡さらし」を使用しています。 <山口屋染物店>
島原市 人気の返礼品
お礼の品感想
誕生日プレゼントとで
鉄人の父さん|男性|40代
投稿日:2021年12月30日 14:48
品名:AA057そろそろ、一生ものの道具を 手打ち包丁(牛刀)
- ステキ
- 大満足
- リピートしたい
誕生日に欲しいと頼まれてて、こちらの包丁を見つけました。直ぐに届きました。スパスパ切れて、ネギもトマトもイライラしないで切れると喜んでいました。
来年も違う包丁を頼もうかなと思ってます。
このお礼の品を選んだ理由
- こだわりがあるから
- 生産者・事業者を応援したいから
本物の包丁
しげぽんさん|女性|50代
投稿日:2021年2月23日 11:34
品名:AA057そろそろ、一生ものの道具を 手打ち包丁(三徳包丁)
- オススメ
- 大満足
使用した方の感想を参考に寄付をさせていただきました。
手元に届き、使っておりますが、切れ味が素晴らしく
まさに本物の包丁です。
コロナ禍で家で過ごす時間が増えて
夫が美味しい物が食べたいという気持ちから
食事作りをしてくれるようになり、この包丁を使っています。
特に肉類を切る時にストレスが無く、違いを感じます。
切れ味が良すぎて、洗う時にスポンジのネットまで切れてしまうほど、、
キレイに丁寧に洗ったり、しっかり水気をふき取るなど
使用に大切なポイントがありますが、大事に使っていきたいです。
又、同封されていたリーフレットに
包丁を研ぐサービス(有料)があることを知りました。
包丁の正しい研ぎ方も勉強したいと思いました。
このお礼の品を選んだ理由
- こだわりがあるから
そろそろ、一生ものを道具を というタイトルに惹かれて
ちょくさん|男性|50代
投稿日:2020年2月23日 19:14
品名:AA057そろそろ、一生ものの道具を 手打ち包丁(三徳包丁)
- おいしい
- 応援したい
- 大満足
早速、使用しています。やっぱりいいものはいいですね。これからも大切に使わせていただきます。
おすすめです。
このお礼の品を選んだ理由
- こだわりがあるから
- 生産者・事業者を応援したいから
かっこいいです。
やまぐちさん|男性|30代
投稿日:2019年5月15日 21:04
品名:AA057そろそろ、一生ものの道具を 手打ち包丁
- オススメ
手入れには気を遣わないといけないですが、かっこいいです。
よく切れます。
見た目もすごくきれいです。
このお礼の品を選んだ理由
- 見た目やデザインに惹かれたから
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- AA057
島原市について
水が解き放たれる城下町 しまばら
至る所からこんこんとわき出る豊富な水。人、まち、自然、そして、そこから生まれる山海の幸にまで湧水が脈打つ水の都 しまばら。
大地によって磨かれて、解き放たれた水の恵みを島原とつながってくださったあなたにお届けします。
