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【第3弾】動物たちの命を守る新たな動物病院をつくりたい!―ZOOMOの飼育動物も!岩手の野生動物も!―

カテゴリー:動物 

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寄付金額 365,000

2.4%

目標金額:15,000,000

達成率
2.4%
支援人数
19
終了まで
168
/ 184

岩手県盛岡市(いわてけん もりおかし)

寄付募集期間:2025年7月1日~2025年12月31日(184日間)

岩手県盛岡市×盛岡市動物公園ZOOMO

プロジェクトオーナー

盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)は、市街地に近接する丘陵地にある里山の動物公園です。
園内の動物病院では「動物たちが1秒でも長く幸せでいてほしい!」そんな思いをもって日々動物たちと向き合っています。

このクラウドファンディングでは、老朽化した動物病院を移設し、園内の飼育動物・地域の野生動物の命を救う新たな動物病院を建設するための資金を募集しています。
新たな動物病院では、動物たちへの治療の様子が見える診療室を配置し、訪れた皆さんが、命や自然環境の大切さを感じて、考えていただける動機となるような施設整備も目指しております。

動物たちの命を守るため、皆様からのご支援と周知へのご協力をお願い申し上げます。

人も動物も健康でお互いが幸せになれる空間を目指して

盛岡市動物公園ZOOMOとは?

ZOOMOは、市街地に近接する丘陵地、人と動物の暮らしが交わる里山にあります。動物園であり都市公園でもあるこの施設は、平成元年4月に開園。自然認識を高めるレクリエーションや社会教育の場として、30年以上にわたり親しまれてまいりました。
人も動物も健康でお互いが幸せに過ごすことができる空間を目指し、令和5年4月にリニューアルオープンしました。現在は約60種300頭羽ほどの動物たちが暮らしています。

動物たちがのびのびと暮らすことができるサバンナエリア
ZOOMOのシンボルであるニホンイヌワシ

施設の老朽化が進み、医療提供に支障が出ています

園内の既存動物病院は、現在、ZOOMOの敷地の端っこ、非公開エリアの中にあり、施設は老朽化が著しく、動物たちに必要な医療の提供にも支障が出てきています。
35年以上前に建築した施設は隙間風が入り、床はコンクリートがむき出しで、夏場は蒸し暑く、冬場には岩手の厳しい寒さに床からも冷気が伝わり、暖房器具をいくつもつけた上で動物たちのケージに毛布を掛けるなど対策をしてしのいでいます。また、給排水設備等も劣化による詰まりや漏れなどがあり、医療環境における衛生面、換気や防疫における安全面にも、不安要素が多い施設状況となっています。
動物病院スタッフの思いとしては、寒く、暑く、暗く、狭い。ある物で工夫してやるしかないのは理解しつつも、辛い状態の動物たちのことを思うと、やさしい環境を準備してあげたいと願っており、現代の医療観で、苦しんでいる動物たちにより手厚いケア、適切な治療をするためにも、施設整備が急務と考えています。

老朽化が著しい動物病院
コンクリートの床にマットを敷く等の対策をしながら治療にあたっています

新しい動物病院は動物たちの健康を守る新たな拠点

One World-One Health(ワンワールド・ワンヘルス)

「人、動物、環境の健康は相互に関連していて一つである」。
これは、盛岡市動物公園ZOOMOが掲げている理念となっています。
生態系はひとつながりで、人、動物、環境のどれを欠いても成り立たないため、人も動物も健康でお互いが幸せに過ごすことができる空間を目指してまいります。
ZOOMOの5つのエリアで、世界中の動物たちが生き生きと暮らしている姿に触れることは、動物たちの健康を軸に、私たちの健康や環境とのつながりを考えるきっかけとなるため、この「One World-One Health」の理念に沿うプロジェクトとして、園内にある動物病院を象徴的な施設に再整備したいと思っています。

岩手の厳しい冬でも元気いっぱいのホンドギツネ(里山エリア)
出産を控えるピューマ(ビクトリアエリア)

新たな動物病院をZOOMOの真ん中に

「共に暮らす命を1つでも多く守りたい!動物たちが1秒でも長く幸せでいてほしい!」
そんな思いをもって、盛岡市動物公園ZOOMOでは日々動物たちと向き合っています。
それはZOOMOが目指す、人も動物も健康でお互いが幸せに過ごすことができる空間づくりに欠かせない「動物の福祉(“動物が心身共に健康である状態”のこと)」にも通じており、そんな動物たちの心身の健康を守る中枢となるのが、動物病院の位置づけと考えています。
この思いは、動物福祉の中枢となる施設である動物病院を、園内の中央エリアに配置する「動物病院をZOOMOの真ん中に」とする構想に繋がっており、これまで非公開エリアにあって見ることができなかった動物医療の現場を、来園した多くの方々に見ていただきたいと願っています。
新しい動物病院では、人と同じようにケガをしたり病気になった動物たちが治療を受ける様子や、病気の予防のためにワクチンを打ったり健康診断を受ける様子を誰でも見ることができるようになります。
私たちが掲げる「One World-One Health」という理念の軸となる場所にしていきます。

新動物病院イメージ(槇総合計画事務所提供)

みなさまからご支援頂くふるさと納税の使い道

昨年度第1弾・第2弾でご支援いただいた寄附をもとに、建設予定地の測量を実施することができました。間もなく基本設計も着手する予定です。みなさまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。

建設費用が多額となることから、前回から引き続き段階的に目標を設定し、着実に整備を進めていきたいと考えております。
第3弾となる今回は、敷地の造成や建築工事に活用させていただきます。

【段階的な目標(予定)】
1,500万円達成 敷地造成工事
3,500万円達成 建築工事1
6,500万円達成 建築工事2
9,500万円達成 建築工事3

※1 事業実施に向けて全力で取り組んでまいりますが、万が一実施できない事由が生じた場合、当該寄附の趣旨に沿うような事業に活用させていただきます。 当該寄附は「負担付寄附」ではなく、「用途を指定した寄附」としてお受けするものであることをご了承ください。
※2 当初の目標を超える寄附金が集まった場合については、当該プロジェクト、または、当該寄附の趣旨に沿うような事業に活用させていただきます。
※3 負担付寄附とは。
当該寄附に付された条件に基づいて、地方公共団体が法的な義務を負い、その条件に基づく義務を履行しない場合には、当該寄附が解除されるようなものをいいます。

建設予定地の測量の様子

「見える動物病院」での“体験”を皆さんに

飼育動物だけではない、地域の動物たちへの医療の提供

実はZOOMOには、飼育動物のほかにも、多くの野生生物が暮らしています。自然環境に恵まれた岩手では、県内各所で野生動物が保護されることも少なくありません。
新たに建設を目指している「見える動物病院」では、保護された野生動物たちが置かれている状況や保護された経緯についても学ぶことができますので、動物と人間と環境とのかかわりについて考えるきっかけになってもらえればと願っています。
例えば、「野山から街に下りてくる動物たちがなぜ近年増えているのか」「周辺で動物が事故に遭っていないか」「目の前の動物を脅かしている感染症はいつか自分たちを脅かす可能性はないか…」
どんなに本で読むよりも、インターネットで動画を見るよりも、自分の目で見て、学び、思いをめぐらせ、自分と動物たちの生活や健康がつながっているという実感を持つことができる施設を目指しています。

ケガで保護された野生のムササビの幼獣
保護されたムササビ。野生復帰か終生飼育か、何度も検討を重ねます。

気軽に立ち寄れるからこその体験メニューも追加

新しく動物公園の真ん中に建てる動物病院は、誰もが気軽に立ち寄ることができる場所となるため、懸命に生きる動物たちの姿はもちろんのこと、今まで非公開だった動物の病気やケガ、その死も間近に見えるようになってしまいます。
命は、必ずしも生きているということだけで成立しているものではないことや、「生と死」の循環で成り立っていることを感じてもらい、生と同じく、死もまた大切であることを伝えていければと思っています。「命というもの」についてあらためて考えるきっかけになってもらえるような施設整備を目指してまいります。

また、誰でも立ち寄れる動物病院だからこそできる様々な体験メニューも用意したいと考えています。
動物病院ツアーや診療ガイド、診療の疑似体験などを通して、動物医療を身近に感じてもらうとともに「動物の福祉」や「One World-One Health」について興味を持ってもらい、その理解も深めてもらえるようなイベントを企画いたします。

例えば…
・診療の様子やそれに用いる器具を見たり、解説を聞いたり、模擬手術等を体験することで動物医療についての理解を深める。
・病院内を見学し、動物医療を身近に感じることで命の大切さを知り、動物の命を救う目的について考えるきっかけとなる。 など

新動物病院では、動物たちの治療の様子を公開する予定です
動物病院応援ツアーの様子

世界的建築設計事務所との共同プロジェクト

盛岡市動物公園ZOOMOの理念に共感してもらい、今回の動物病院整備プロジェクトに世界的建築設計事務所である株式会社槇総合計画事務所様がパートナーとして参画されており、基本計画の作成・基本設計などにご支援とご協力をいただいています。

設計のコンセプトは“盛岡の風土を未来へと繋ぐ”。これはかつて、盛岡市周辺や遠野地方で多く見られた「南部曲がり家」というかぎ型の家屋からヒントを得たものとなっています。

南部曲がり家では、人と馬が同じ屋根の下で生活を共にしてきました。いつでも馬に目が届くようにと、母屋と馬屋が一体となるよう考え出された空間設計からも分かるように、動物を身近にそして大切にする風土が盛岡には根付いています。
この地域風土とZOOMOの理念である「One World-One Health」と「動物の福祉」を設計で体現し、後世へ想いを紡いでいきます。

株式会社槇総合計画事務所 Maki and Associates
1965年に建築家・槇文彦により東京に事務所が設立され、それ以来国際的な建築事務所として、幕張メッセ、4ワールド・トレード・センターなど国内外を問わず優れたデザインと性能を併せ持った作品を建築してきました。

4ワールドトレードセンター(画像提供 株式会社槇総合計画事務所)

寄附者のみなさまへ

槇総合計画事務所 代表取締役 亀本ゲーリー氏からのメッセージ

槇総合計画事務所は、盛岡市動物公園内の動物病院整備を進めるために全体協定を2022年に締結しました。
これは本施設が掲げる「One World-One Health」の理念に共感したためであります。
この理念をはじめ、「南部曲り家」に見られるように、盛岡には動物を大切にする心が古くから受け継がれています。建物の設計者としてだけではなく、一個人としても、その心に共感しています。動物病院建設では、自然環境の保全、動物の福祉、人の福祉、に資するよう、より良い医療環境を兼ね備えた新しい動物病院を目指していきます。今回のプロジェクトが動物病院整備に寄与するとともに、応援者皆様のご支援とご協力によって盛岡の素晴らしさが広く認知されることを期待しております。

槇総合計画事務所 代表取締役 亀本ゲーリー氏

盛岡市動物公園 ZOOMO 辻本恒徳 園長からのメッセージ

今までにない新たな動物病院、動物の診療を見ることで身近な自然についても考えてもらえる場所を設置したい!との想いで始めた昨年のクラウドファンディング型ふるさと納税では、多くの方々からご寄附を頂戴しました。お陰様で頂いた寄附をもとに測量を実施し次は基本設計を行う予定です。着実に建設に向け進めることができていますこと、心より御礼申し上げます。
盛岡市動物公園ZOOMOでは「One World-One Health」を理念に掲げ、我々の健康と健全な動物や自然との関係性を重要視しています。例えば、先日も盛岡市内の街中までツキノワグマが入り込み麻酔捕獲して山に返しました。このような事態がなぜ起きるようになったのか?を考えてもらうこともZOOMOの使命のひとつです。
飼育動物の診療のみならず、地域の野生動物保全にも取り組んでいますので、人と自然との関係性についても学ぶことができます。野生から救護される動物たちの診療と共に、自分の目で見て学び、自然や動物と共生する意識と喜びを感じてもらえる動物病院を実現するため、さらなる皆様からのご支援ご協力をお願い申し上げます。

盛岡市動物公園ZOOMO園長 辻本恒徳

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

GCFオリジナル返礼品はこちら!

ZOOMOひとり占め体験【盛岡市動物公園ZOOMO】
寄附金額:300,000円

休園日の動物園を特別に開放して、貸し切り状態の動物園を自由に散策できます。
■体験時間:10:00~16:00
■1回の寄附で最大5名まで応募できます

※画像はイメージです
※開催日程につきましては、寄附お申込み後にZOOMOよりご連絡の上、日程のご相談をさせていただきます
※下記の日程につきましては、ご希望の日程に添えない場合がございます。
・GW(4/26~5/11)
・その他一部イベントと重複する日(詳細は担当者よりご案内いたします)
※有効期間:寄附申込日から1年以内とさせていただきます
※寄附申込後に感染症関連の注意事項についてご案内いたします
※当日はレストランが休業のため、昼食につきましては、各自でご用意をお願いいたします。

「ZOOMOひとり占め体験」詳細ページはこちら

盛岡市のお礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

岩手県盛岡市

ニューヨークタイムズ紙(電子版)に「2023年に行くべき52か所」の2番目に選ばれた盛岡市。
盛岡市は東京から新幹線で約2時間の北東北の玄関口です。戦国時代に築城された盛岡城の城下町の雰囲気が残り、東京駅の設計でも有名な辰野金吾氏が設計した、「岩手銀行赤レンガ館」をはじめとする大正から昭和初期時代の和洋折衷の建物が中心市街地に点在する、歩いて楽しめるまちです。
おもてなしや市民のソウルフードとして生まれた「わんこそば」、「盛岡冷麺」、「盛岡じゃじゃ麺」は盛岡三大麺として観光客にも人気でお土産、返礼品の定番商品です。また、日本代表のトップアスリートが使用したことで注目の「南部鉄器」も盛岡市の特産品です。さらに、お米やりんごなどの農産物に日本酒やクラフトビールなどの地酒も盛岡ブランド品に認定されています。