目指せ地産地消100%  学校給食にご支援を!

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 861,000

17.2%

目標金額:5,000,000

達成率
17.2%
支援人数
24
終了まで
46
/ 90

岡山県瀬戸内市 (おかやまけん せとうちし)

寄付募集期間:2022年10月26日~2023年1月23日(90日間)

岡山県瀬戸内市

プロジェクトオーナー

瀬戸内市は、温暖な気候に恵まれた自然条件を活かし、米、麦、キャベツや白菜等の露地野菜、ぶどう等の果樹の生産が盛んな地域です。

本市では「子どもたちに自分たちが作った野菜を食べてもらいたい」と熱い思いを持った農家が中心となり、市内の学校給食へ地場産物を提供する取組が行われており、農家の生産意欲の向上につながっていますが、地場産物の利用量及び利用率は依然として低い状況です。

地場産物を学校給食に活用することは、子どもたちや保護者への食育、農業の活性化、地域経済の循環など多くの波及効果が考えられます。
本市で学校給食地産地消100%を目指す取組を推進するため、是非、皆様からのご支援をお願いいたします。

岡山県瀬戸内市

瀬戸内市は、総面積125.46平方キロメートルで岡山県の東南部に位置し西は岡山市、北は岡山市、備前市と接しています。
市の西端を南北に一級河川吉井川が流れ、中央部には千町川との間に千町平野が広がり、東南部は瀬戸内海に面した丘陵地と、長島、前島などの島々からなっています。
瀬戸内海国立公園を形成する海や海岸線をはじめ、緑豊かな丘陵などの自然に恵まれた美しい景観や西日本最大級のヨットハーバーなどがあり、観光客が多く訪れます。また農業はもちろん沿岸漁業や牡蠣などの養殖も盛んです。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

子どもたちに自分たちが作った野菜を食べてもらいたい!

地域の団体が主催する食育体験イベントの様子

瀬戸内市は、温暖な気候に恵まれた自然条件を活かし、米や麦をはじめキャベツや白菜などの露地野菜、ぶどうなどの果樹の生産が盛んな地域です。
本市では「子どもたちに自分たちが作った野菜を食べてもらいたい」と熱い思いを持った農業者が中心となり、学校給食へ地場産物を提供する取り組みが行われており、農業者の生産意欲の向上につながっています。しかし地場産物の利用量及び利用率は依然として低い状況です。

地場産物を学校給食に活用することは、食べ物の旬を知ること、子どもたちや保護者への食育、農業の活性化、地域経済の循環など多くの波及効果が考えられます。
本市では学校給食地産地消100%を目指しています。その実現のため、皆様からのご支援をお願いいたします。

子どもたちの食生活を取り巻く現状

コロナ禍のため黙食する児童

ライフスタイルの多様化や核家族化が進んだ現在では、家族がバラバラに食事をすることも珍しくありません。子どもたちの中には、一人で食事をする「孤食」や子どもだけで食事をする「子食」も増えており、成長期の子どもたちにとっては、孤独感や栄養面からも今後の成長に大きな問題となっています。また、家庭環境の違いにより、食の格差も生まれています。

一方、学校給食は、年間200食程度と子どもたちの食生活にとって非常に大きなウエイトを占め、大人になってから食生活に大きな影響を与えると考えられています。また、学校給食が子どもたちの元に届くまでに、食材を提供する農業者、漁業者、加工業者、学校給食調理場など多くの人の手間がかかっています。学校給食の食材として、地場産物を使用することで農業者、漁業者と顔の見える関係を築き、子どもたちは地域からの愛情を感じることができるのです。

さらに、子どもたちには、自分自身が食べている物や食事に関心を持つことで、「自分の体は自分の食べたものでできている」という感覚を養い、一生を通じて健康的な食生活を送ることができると考えています。
そのほかにも、様々な要因から貧困、虐待、孤立、ひきこもりなどの課題が発生しており、そのような社会背景から、子どもたちを地域ぐるみで支援する取り組みの必要性が高まっています。

本市の学校給食の現状

市内には、公立の保育園・こども園6園、幼稚園4園、小学校9校、中学校3校があり、約3,500人の子どもたちが給食を食べています。

本市では、平成26年度から学校給食へ地場産物を積極的に活用する取り組みをスタートし、今年度で9年目を迎えました。
その結果、野菜は平成29年度16品目、令和3年度20品目と年々増加しているものの、年間の取扱数量(重量ベース)に占める瀬戸内市産(備前福岡の市圏地産地消推進協議会からの納入分)の割合は6%と非常に低い状況です。

昨今の物価高騰の影響を大きく受ける中、学校給食調理場では保護者負担を考え、給食費を値上げしないよう様々な工夫を行っており、現状では、国からの臨時交付金により質、量ともに何とか維持することができています。今後、何も措置を講じなければ、おかずの品数や量、デザートの回数を減らさざるをえないことも想定され、育ちざかりの子どもたちへの影響が懸念されています。

農林漁業者を取り巻く現状

資料:「市町村別統計農業産出額」農林水産省大臣官房統計部

本市の農家戸数は、平成17年には2,121戸ありましたが、令和2年には1,195戸と大幅に減少しています。
また、農業産出額は、平成17年の55億円から令和2年には39億円に落ち込んでいます。

作付されず遊休農地となった農地

一方で、市内の遊休農地は、平成29年度の36haから令和3年度は42haに増加しています。今後も、高齢化等などによる担い手の不足により、遊休農地の増加が懸念されます。

給食で地場産物の利用を増加させるための課題

現在、学校給食への地場産物の納入は、市内の農家等などで組織する備前福岡の市圏地産地消推進協議会が窓口となっています。協議会では、学校給食調理場から発注の野菜を農業者を一軒一軒まわって集荷し、納入業者である青果店に納品します。

農業者は買い取り価格に応じた手数料を協議会へ支払い、協議会はその手数料を車両のガソリン代、人件費などに当てていますが、十分に賄うことができず、協議会会員である農業者負担となっています。また、保護者の負担を考えると、農業者からの買い取り価格は安くなってしまい、高品質であっても、それに見合った価格でないため、農業者の出荷量や協力農業者数が増加しない大きな要因になっています。

今後の具体的な取組

本市で取り組む学校給食向けの地場産物の買い上げなどを行う「食のしあわせプロジェクト」により、物価高騰の波を大きく受けている学校給食を食べる子どもたち、保護者、農業者への影響など負の連鎖を断ち切ることができると考えています。

農業者からは市場価格と同等以上の品質に見合った価格で買い取ることにより、出荷量や協力農業者数の増加につながります。また、化学肥料や化学農薬の使用量低減など環境負荷を低減した栽培技術の検討・実証・普及を行うことにより、農業の生産力の向上と持続性の両立にもつながります。

さらには、不登校など様々な課題を抱える子どもたちも、学校給食や「食」を通じて前向きな気持ちが持てるよう、学校、保護者、農業者、学校給食関係者など地域全体で見守る仕組みづくりができると考えています。

農家さんや給食調理場の給食に対する思い

菅原 宏都さん

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県外から瀬戸内市へ移住し、新規就農しました。前職は金融関係の会社に勤務し、農業は全くの未経験からのチャレンジでした。市内のベテラン農業者の森部真史さんのもとで野菜の栽培を学び、独立しました。現在は、瀬戸内市を代表するブランド野菜のとうがん、白菜、キャベツなどを栽培しています。農業を始めて、季節の変化を感じることが多くなりました。海も近く、家族と一緒に釣りに出掛けるのが楽しみです。また、夏休みには、子どもが農作業を手伝ってくれ、成長を感じることができました。 
本市には、とうがん、そうめん南瓜など特徴的な野菜があります。子どもたちには、地域のものを食べ、将来、自分が食べたものや育った地域のことを思い出してほしいです。

森部 真史さん

水稲、キャベツ、白菜、かぼちゃなどを栽培しています。本市はキャベツ、白菜など岡山県を代表する野菜の産地です。給食を通じて、子どもたちには農業への興味、保護者には食に対する関心を持ってもらいたいと思います。
所属するJAの生産部会では、地元農産物を活用したメニュー開発し、消費者へ提案しています。是非、家庭でも地場産物をたく さん食べてもらいたいものです。

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株式会社Wacca Farm 佐々木 竜也さん

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耕作放棄地約2haを開墾し、農薬や化学肥料、動物性肥料、除草剤などを使用しない自然農法で、旬の野菜や米、麦、大豆など年間約80品種の農産物を栽培しています。また、都会の方に「農のある暮らし」を体験してもらう取り組みや農業ボランティアの受け入れを行っており、地元への定住にもつながっています。学校給食調理場へ地場産物を納入している協議会では、学校給食調理場とのコミュニケーションを大切にし、地元農産物の利用 量が増えるよう取り組んでいます。子どもたちには、学校給食を通じて、土や畑、農業が身近にある環境で育った経験は、将来、自分自身の財産になることを伝えたいのです。

備前福岡の市圏地産地消推進協議会 会長 大倉 秀千代さん

地場産物を学校給食へ届ける取り組みは、「瀬戸内市は野菜の産地なのに、その野菜が学校給食に使われていない」という素朴な疑問から始まりました。子どもたちが地元で生産された農産物を知ることで、地域農業や地元への愛着心を持つことができると考えています。
以前、学校訪問した際、自分が栽培した小麦をルウに使ったカレーが給食で提供されました。直接子どもたちと対話することで、子どもたちに農業者の思いを 感じてもらえるし、また、ストーリーのあるものは思いが伝わることを子どもたちから学びました。消防車に乗ると消防士になりたくなる子どもたちが増えるように、コンバインに乗ると農業者になりたい子どもたちが増えるかもしれません。
子どもたちには、もっと農業に触れて もらいたいという思いから、田植え、稲刈り、農業者訪問などの食育体験学習を行っています。子どもたちにもっと田んぼや畑に遊びに来てもらいたいです。

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邑久学校給食調理場 栄養教諭 小坂幸子

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給食は子どもたちの思い出になります。将来、大人になった時、「地場産物を使ったこんなメニューがあった」、「〇〇がおいしかった」など、他の地域出身者であっても「給食」という共通のキーワードで会話が盛り上がります。子どもたちには、地場産物を活用した給食を通じて、自分たちの住んでいる地域に関心を持ってほしい。そして、農業者、学校給食調理場、学校、保護者、行政など一人一人のつながりで給食ができあがっていることを知ってもらいたいでと思います。

長船学校給食調理場 栄養教諭 内田順子

給食は農業者、栄養教諭、調理員など多くの人が関わっています。農業者が子どもたちのために苦労して栽培した野菜を、学校給食調理場で一つ一つ丁寧に手間暇を掛けて調理している給食を通じて、自分たち一人一人が大切にされていることを感じてほしい。
今後、地場産物を使ったメニューをもっと増やし、農業者の顔が見える給食を子どもたちに食べてもらいたいです。

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寄附金の使い道

皆様からのご寄附は、

①学校給食の地場産物(野菜、果樹など)の買い上げ費用及び買い上げ経費
②化学肥料や化学農薬の使用量低減など環境負荷を低減した栽培技術の検討・実証・普及に係る経費
③子どもたちや保護者への食育に係る経費
④子ども食堂の開催のための経費

に活用させていただきます。

自治体から(市長 武久 顕也 からのメッセージ)

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瀬戸内市は「晴れの国おかやま」にある温暖な気候で農業、漁業の盛んなまちです。
本市はこれまでも学校給食で地場産品産物の提供による地産地消の取り組みを推進してまいりましたが、年間の取扱数量はまだ少ない状況です。このたび、皆様のご寄附をもとにこの取り組みをさらに発展させ、市内の保育所、幼稚園、小学校、中学校に地場産物を提供することで、子ども達たちや保護者への食育を推進し、農業や漁業の活性化を図っていきたいと考えております。この取り組みを成功させ、地場産物を食してもらうことで「子どもたちを笑顔に!」の実現を願っております。
皆様におかれましては、この事業の趣旨にご賛同いただきましてご支援のほどよろしくお願いいたします。