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「“移動の自由”をいつまでも」過疎地の高齢者の交通手段確保へ!新車両購入応援プロジェクト

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 117,000

2.5%

目標金額:4,650,000

達成率
2.5%
支援人数
7
終了まで
59
/ 90

三重県熊野市(みえけん くまのし)

寄付募集期間:2025年7月22日~2025年10月19日(90日間)

三重県熊野市

プロジェクトオーナー

平成22年に過疎地の公共交通機関が不十分な三重県熊野市五郷町(いさとちょう)で住民が自分たちで公共交通の不便さをなんとかしようと立ち上がり、NPO法人「のってこらい」を設立し、公共交通空白地有償運送を開始しました。
その後、平成28年には同じ悩みを抱えていた熊野市飛鳥町(あすかちょう)においてもNPO法人「のってこらい」が公共交通空白地有償運送を行い、高齢者などの交通弱者の移動手段を確保できるよう活動区域を拡大してきました。
活動を開始して以降、約15年間使用してきた、車両が老朽化により不具合が相次いでいるため、新車両の購入を行います。購入費のご協力をお願いしたいと考えています。

みなさまのご支援をお願いします。

使用している車両がピンチ!

平成22年に過疎地の公共交通機関が不十分な三重県熊野市五郷町(いさとちょう)で住民が自分たちで公共交通の不便さをなんとかしようと立ち上がり、NPO法人「のってこらい」を設立し、交通空白地有償運送を開始しました。

その後、平成28年には同じ悩みを抱えていた熊野市飛鳥町(あすかちょう)においてもNPO法人「のってこらい」が交通空白地有償運送を行い、高齢者などの交通弱者の移動手段を確保できるよう活動区域を拡大するなど、「地域住民が地域を支える」という基本理念のもと行政補助に頼らずに15年間活動してきました。

しかし、活動を開始して以降、約15年間使用してきた、車両が老朽化により不具合が相次いでいるため、今回、新車両の購入を決意しました。今後も安全・安心に輸送サービスを行うために車両の購入等にかかる費用をふるさと納税でご支援をお願いします。

熊野市は交通手段がなくては生活ができない

熊野市は面積が373㎢と広く、海岸部や山間部に52の集落が点在しています。さらに中心部である市街地以外の周辺地区では過疎高齢化が顕著となっています。

総合病院は市外に立地し、スーパーは市中心部に集中、大型店舗は市外に立地しています。
また、高校は市中心部及び隣町に立地しています。そのため、交通手段なしでは日常生活が成り立ちません。

公共交通機関が不便な五郷町、飛鳥町

NPO法人のってこらいが運行する交通空白地有償運送を除けば、五郷町、飛鳥町の唯一の交通手段がバスです。バスは国道など主要道路沿いしか走っていないため、離れた場所に住んでいる高齢者はバス停まで(遠いところは1.5㎞も)歩かなくてはなりません。
また、そのバスも1時間に1本程度しかないため、ちょっと郵便局までお金をおろしに行くためにも長時間待たなければなりません。

バス停のなかにはイスも屋根もなく、暑い夏も寒い冬も、また大雨でもその状態でずっと待たなければならないところもあります。

NPO法人のってこらいが五郷町、飛鳥町の交通弱者を支援

公共交通機関の不便さは高齢者の生活に不安をもたらしています。

そして、家で日常生活は送ることができても、お店や病院まで行けないことで、子どものところに引っ越さなくてはならず、住み慣れた土地から離れなくてはならないという状況が増えかねない中で、NPO法人「のってこらい」の取組が五郷町と飛鳥町の高齢者がいつまでも住み慣れた土地で住み続けられる「安心」につながっています。

NPO法人のってこらいとは

熊野市にある52集落あるうちのひとつ五郷町(いさとちょう)で、平成22年に地元の公共交通機関の不便さをなんとかしようと住民が立ち上がり、五郷町出身の峪口祥治さんを代表とし、NPO法人「のってこらい」を設立しました。「公共交通空白地有償運送」という制度を活用し、輸送サービスを以後、提供し続けています。

「のってこらい」は行政の補助金などをあてにせずに、持続できる運営を実現するため、地域住民が主体となって構成された法人で、「一隅を照らす」「地域住民が地域を支える」という基本理念のもと、自分たちで地域の交通を支えるという強い気持ちを持って取り組んでいます。
「のってこらい」のおかげで地域住民は病院や商店などを自由に行き来できるようになり、車を持っていない高齢者も安心して生活できるようになりました。

「のってこらい」とは熊野の方言で、「乗っていこうよ」という意味です。

のってこらいの輸送サービス

交通空白地有償運送という制度を活用し、タクシーと同じような輸送サービスを行っています。
運賃は初乗り2㎞までは300円、以後1㎞毎に50円加算。ただし、利用するためにはNPO法人の会員になる必要があります。(年会費1,000円)

地域住民にとってはなくてはならない交通機関に

過疎地では車がないと生活がままならないため、車を持っている人の割合は高く、高齢者のおよそ6割が免許を保有しています。そうした人の多くは高齢者になっても自分で車を運転し続ける傾向があります。
とはいえ、車をもともと持っていない、あるいは高齢になり運転できなくなる人は多く存在し、そうした人たちにとって、公共の交通手段は「地域の足」となりなくてはならないものになっています。

現在の運行範囲の地域には人口が約1,500人に対し、65歳以上の高齢者が約900人(高齢化率約60%)います。
そのうち「のってこらい」の会員が約100人いますので、地域内の免許を持っていない高齢者に限れば4人に1人は利用している重要な交通手段となっています。

現在は、五郷町に移住した細川さん、飛鳥町に住んでいる中村さんの2人が主な運転手をとして活動しています。その他にも徳田代表理事をはじめ地域住民が協力しながら活動を継続しています。

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徳田代表理事

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運転手の中村さん

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運転手の細川さん

新たな車両が必要です

繰り返しになりますが、活動を開始して以降、約15年間使用してきた、車両に不具合が相次ぎ、修繕費が経営を圧迫している状況となっております。今後も「地域の足」として田舎のおじいちゃん、おばあちゃんが地域で元気に暮らせるよう活動を継続していくために、みなさまからいただいた寄附金は、車両の購入費および車両整備費(ドライブレコーダーやフロアマットなどの購入費)、また返礼品の購入費に活用させていただきます。

今後もこの活動を存続させるためにも、みなさまのご支援をお願いします。

※目標金額を達成できなかった場合、目標金額を超えた場合でも、みなさまから寄せられました貴重な寄附金は、本プロジェクトに活用させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

三重県熊野市

三重県南部に位置する熊野市は温暖な気候に恵まれ、農業では柑橘類の栽培が盛んな地域です。特産品として熊野地鶏や香酸かんきつ「新姫(にいひめ)」などがあります。
現在、熊野市では373㎢の面積に約8,200世帯、約1万5000人が生活しています。熊野市全域に集落が点在し、特に海岸部や山間部の周辺部での過疎高齢化が進行。
市の65歳以上の高齢者の割合は45.16%と4割を超えています。(令和7年5月1日現在)
高齢者が病院や商店などの生活インフラに気軽にアクセスして、安心して生活をおくるためにはどうしても公共交通機関が必要になります。熊野市の交通空白地有償運送の取組みに、ご注目ください。