島根県 津和野町
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<書籍>廃校危機からの脱出 コーディネーターと歩んだ10年間の軌跡【1457875】
お礼の品について
容量 | ■お礼品の内容について ・単行本[1冊] 製造地:東京都 |
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事業者 | 一般財団法人つわの学びみらい 他のお礼の品を見る |
お礼の品ID | 5968402 |
お申し込みについて
申込条件 | 何度も申し込み可 |
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申込期日 | 受付期間外 |
発送期日 | 2023/11/01から順次発送 ※2023/11/01以降のお申し込みは2週間程度で発送いたします。 ※離島にはお届けできません。 |
配送 |
過疎化が進む津和野町では高校廃校の危機をきっかけに、学校と行政、住民が一致団結し、「教育魅力化」に取り組んできました。現在では、全国から津和野高校の入学を希望する子どもが集まるだけでなく、海外留学や東大などへの進学も増え、廃校の危機を免れました。
「教育魅力化」の大きな功績は、「まち全体が学びの場」となる環境づくり。
学校と地域社会を橋渡しするコーディネーターを立て、地域課題や実社会の問題をテーマに学校で学んだ理論を、リアルな現場で生徒自らが考え解決する、「理論と実践の往復」を繰り返し行ってきました。
過去の事例は、駅の待合室を改善したり、ホームをステージに見立て音楽や歌を演奏する「素敵な駅舎プロジェクト」、津和野の水害復興を願う「キャンドルナイト」、大人と1対1で話す「トークフォークダンス」、子どもにも先生にも魅力的な職員室づくり「センセイオフィス」、地元の若者が教える「出前授業」など、この10年間で学習環境は大きく変貌を遂げ、子どもたちは予想以上に興味と自信を持って活動しています。
しかし変化が見られたのは、大人たちも同じでした。主体的に挑戦する大人が増えただけでなく、子どもと積極的につながり、サポートする姿勢が伝播し、子どもと大人の分断がない“まちづくり”ができ上がりました。今では、高校だけなく「0歳児からのひとづくり」という一貫した教育ビジョンを掲げ、乳幼児期から連携させた取り組みを進めています。
そんななか全国で地域活動に取り組む方々や教育関係の方々から、津和野町をモデルケースにしたいという要望が数多く寄せられるように。そこで、教育魅力化の10年のノウハウや事例、変化の実録を書籍化し、この取り組みを多くの方に知っていただくだけでなく、地域外にいる多くの卒業生や出身者が、再び学校や地域とつながるきっかけとなることを期待しています。【目次】
第一章 魅力化コーディネーター、単身で切り込む
第二章 有名進学校から「やりたいことができる高校」へ
第三章 独自の探求型授業が津和野高校を変えた
第四章 県外入学者の増加でついに廃校の危機を脱する
第五章 学びが津和野の未来を開く
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- 自治体での管理番号
- 45229
津和野町について
島根県西部に位置する津和野町は「山陰の小京都」とも呼ばれる歴史ある町です。
江戸時代から脈々と受け継がれてきた文化と、日本での有数の水質を誇る高津川や中国山地の山々からの恵みを受け、歴史と自然が交わる日本の原風景をいまに伝えています。町内にあるJR津和野駅は「SLやまぐち号」の終着駅として、多くのSLファンを出迎えています。
【150年前の風景に、今が見える】
町に残る江戸時代からの情景が現在まで受け継がれており、町に根付く文化とともに人々の生活に根付いていおり、幕末の情景を描いた図画「津和野百景図」に描かれた情景が、現在でも対比することが可能となっています。
この町に残る伝統や物語が一つのストーリーとして文化庁が認定する日本遺産に「津和野今昔 ~百景図を歩く~」として選ばれました。
【町を走るSL】
JR新山口駅を出発駅として、JR津和野駅まで運行するSLやまぐち号。
全長約95kmにわたる鉄道路線を古めかしい蒸気機関車が運行しています。
市街地を抜け山間部に入ると、どこか懐かしい田園風景の中を力強い汽笛の音とともに駆け抜けていくSLは、沿線に多くのファンが駆けつけるなど、多くの方を楽しませてくれています。
路線を走る車両は、その優雅なたたずまいから「貴婦人」の愛称でしたしまれるC57型車両と、「デゴイチ」の愛称で親しまれるD51型車両で運行されており、車両がけん引する客車も昭和レトロな雰囲気となっています。
島根県 津和野町