兵庫県 神戸市
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【神戸タータン】神戸港紋章入りシルクプリントネクタイ
≪事業者メッセージ≫
このネクタイに施されている、神戸タータンも神戸港の紋章も制定には当店の店長が
お手伝いさせて頂きました。
どんなスーツやジャケットにも似合う色柄です。
これらのデザインは、神戸市内では様々な場所やアイテムに使われています。
潮風の香るおしゃれな街並み、気分転換に是非、神戸にお越し下さい。
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みなと神戸の海のブルー、白亜の建物や真珠の白、ポートタワーや神戸大橋の赤、そして六甲山系の緑、これらのエッセンスをチェック柄に凝縮したのが「神戸タータン」です。
今までに例を見ない、色とデザインによる街おこしのプロジェクト。神戸タータンの柄は産学官の枠を超えて、様々なアイテムやプロモショーンに使われています。
またこのネクタイには、神戸開港150年を機に制定された、紋章学に基づいた本格的な西洋紋章、「神戸港紋章」があしらわれています。
大胆な柄でありながら、落ち着いた色目はどんな色のジャケットやスーツにも合う逸品です。
この神戸のシンボルを二つ組み合わせたネクタイは、神戸市外ではほとんど販売されていません。
事業者名/石田洋服店
電話番号/078-854-9701

図らずも異文化が調和した「近代洋服発祥の地」、神戸市

1868年の神戸港開港以来、海を渡ってきた西洋文化が花ひらき、今なお色濃く残っている兵庫県神戸市。同地域は都の近くという理由から天皇の勅許が遅れ、同時期に開港した横浜、長崎、函館とは異なり、わずか半年という急ピッチでの開港となりました。そのため、居留地の整備がままならない状態で外国人を受け入れることとなり、外国人が住む居留地と市民の生活圏が混じり合ったため、図らずも異文化交流が盛んに行われるようになった歴史があります。

花開いた西洋文化の中でも代表的なのがファッション。和装から洋装へと変化した明治時代、神戸港が文化の入口であったことから、一説では神戸市が近代洋服発祥の地とされています。
今回、返礼品を用意したのは、そんな近代洋服の伝統を受け継ぎ発信し続けている「石田洋服店」。神戸市を象徴するチェック柄「神戸タータン」を生み出し、神戸人のシビックプライドを支えてきたお店から、誇りと伝統が詰まった返礼品をご紹介します。
ファッションの正解を模索する中で育まれた近代洋服

「メンズファッションが起こる1960年〜70年代以前は、『男性がおしゃれをするなんておかしい』という風潮だったんです。大学生は学生服を着て、社会人になれば背広を着る。そんな時代でした」。メンズファッションの歴史を教えてくれたのは、石田洋服店三代目の石田原 弘(いしだはら ひろし)さん。「だから、当時はみんなセンスがなかったんです(笑)。先人たちは何がファッションの正解なのかを当時のさまざまな海外の文献を読み漁り、挑戦し、模索しながら”正しい型”を学んできました」。
正解がわからないと、人はわかりやすいスペック(機能性)に目が向き始めるのだと石田原さんは言います。当初はそうした部分に注目をしていた人たちも、伝統を学ぶにつれ、次第に正しい型を知り、美的感覚にしたがってメンズファッションを選び、着こなすようになったのだそうです。
日本では数少ないサルトリア(仕立屋)と同等の仕立てを

1914年に創業した石田洋服店。石田原さんの父は生地の卸売を生業としていました。「創業当初、祖父はテーラーとして商売をしていたのですが、父の代では卸売業がメインになりました。ちょうどヨーロッパの服地が日本に紹介され始めた時期で、父はその先駆けでした」。
しかし、服を仕立てる楽しさに魅せられた石田原さんは「自分で服を仕立てて売ってみたい」との思いがあったといいます。「英国に出稼ぎに出たイタリア人が国に帰って大成させたのがサルトリア(仕立屋)の文化です。私も同じように先人が築き上げたファッション文化に立脚した仕立てをしたいと思い、父親の代からの工房でミラノのテーラリングを習得したサルトに技術指導を行なってもらったり、設備を整えたりして、2000年に今の「石田洋服店」が誕生しました。現在、福岡県北九州市にある工房には、十数人の布製職人が働いています」。

石田原さんはご自身の役割を「プロデューサー」であると話します。お客さまの話を聞き、ご要望に寄り添った服を仕立てること。この考え方をずっと大事にしてきました。
「これまでたくさんの仕立てをしてきましたが、一人として仕立てが同じお客さまはいません。人によって骨格や体型、好みもそれぞれ。一人ひとり異なる要望をお聞きし、お店にある1万点以上の生地見本や素材、さらには仕立てにおける知識を総動員して、お客さまと一緒につくりあげていくことを大事にしています」。
迷った時に立ち返られる”正しい型”がある、それが文化

石田洋服店で商売をするかたわら、大学で教鞭も執られている石田原さん。若い人たちの服装を見ていて、「日本ではファッションの文化が育っていないのではないか」と話します。
「最近ファッションを通した自己表現がどんどん盛んになっていますが、本来服というのは自分のためにだけ着るものではありません。場や相手に合わせて求められる、正しい”型”があります。その型を持っているのが”文化”です。冒頭でもお話しした通り、メンズファッションが国内で盛り上がった1960年代〜70年代は、みんなが暗中模索の状態ながら、“正解の型”を探していました。一方、今のファッションには型がありません。ルーツがなく、正解もない。一見自由に思えますが、迷った時に立ち返る型がないというのは、糸の切れた凧と同じ。文化として確立されないんですよね」。

そうした課題意識から、石田原さんは2016年に「神戸タータン協議会」を立ち上げ、街を象徴する共通言語としての「神戸タータン」を生み出しました。「神戸タータンの商品は、食品などの例外を除き、原則神戸市外での販売を認めていません。単なるお土産としてではなく、あくまでも神戸人(神戸に住まう人、働く人、学ぶ人)のため、そして神戸人の地元愛や誇りの拠り所としてデザインしました」。
現在協議会の会員数は130社。展開商品は350以上となり、神戸市や外郭団体、教育委員会などもポスターやパンフレットなどに使用するなど、神戸市内で露出が増えてきました。「迷った時に立ち返ることができる原点、かつ神戸人の誇りとして『私たちの柄』と自信を持って言えるようなタータンをつくりたいと思ってやってきました。テーラーとしてはもちろん、こうした場面でも文化を意識しながら仕事に取り組んでいきたいですね」。

近代洋服発祥の地、神戸の誇りと伝統と纏って
日本では数少ないイタリアのサルトリア(仕立屋)と同等の仕立てをする工房を持ち、原点を見失わず歴史と伝統の文脈の中で仕立てを続けてきた石田洋服店。石田原さんがご提供する、近代洋服発祥の地、神戸の誇りと伝統をまとったイタリア伝統のファッションをお楽しみください。
カテゴリ |
ファッション
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その他小物
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- 自治体での管理番号
- C0035-1
神戸市について
神戸は、JR・私鉄・バスなどの充実した公共交通機関はもちろん、中心部には新幹線の駅や空港もあるため、東京や他の地域へのアクセスもよく、時間の有効活用に最適な街です。
しかし、これだけではありません。神戸の魅力は、何より、都会と自然が近いということ。海と山に囲まれ、心地よい風が吹く。
そして、中心部からほど近い場所には、広大な田園風景が広がっています。
さらに、住んでいる人や訪れる人が盛んに交流する街でもあり、多様な暮らし方や人を自然と受け入れる気質を持っているように感じられます。
神戸。それは、「都会の便利さと豊かな自然を兼ね備えた自分スタイルの暮らしが叶う」まち。
そんな神戸スタイルを代表する品々を、ふるさと納税の返礼品として特別に、ご用意しております。
■ 神戸牛
■ 灘の酒
■ 神戸ワイン
■ スイーツ
■ 有馬温泉(宿泊優待券)
どれを選んでも神戸の良さを味わい・体感することができます。
ぜひ、ふるさと納税を通じて、神戸の魅力をお楽しみください。

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