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「帰ってきたくなる島には、コートがある。」~「テニスをやりたい」と思った子どもたちの選択肢を、OB・OGでこの島に残し続けたい。~

カテゴリー:子ども・教育 

寄付金額 31,000

1%

目標金額:3,000,000

達成率
1%
支援人数
2
終了まで
89
/ 90

島根県海士町(しまねけん あまちょう)

寄付募集期間:2026年8月21日~2026年11月18日(90日間)

海士ソフトテニスクラブ

プロジェクトオーナー

夕暮れ時のテニスコート。ラケットを握り始めたばかりの小学生。部活動を終え、「もっと上手くなりたい」まっすぐな瞳でボールを追う中学生。ある日の練習には小学生が3人。その一方で、コートにはその何倍ものOB・OGが集まっていました。 子どもたちに球出しをしてあげる人。久しぶりの再会に笑顔を見せる人。世代も立場も関係なく、同じコートで同じ時間を過ごす。そんな光景が、毎週水曜日のひまわりコートにはあります。  
 
昨年度、皆さまからいただいた温かいご支援によって、海士ソフトテニスクラブを創設することができました。子どもたちがソフトテニスを続けられる環境をつくりたい。そして、いつか島を離れた子どもたちが再び帰ってこられる場所を残したい。そんな想いで始まったクラブは今、子どもたちの成長の場であると同時に、OB・OGにとっても帰ってこられる場所になっています。

私たちが守りたいのは、ソフトテニスという競技だけではありません。テニスを通じて人と人がつながり、世代を超えて受け継がれていくこの文化です。このテニスコートの風景を未来へつないでいくために、私たちは再びガバメントクラウドファンディングに挑戦します。

年齢も職業も関係なく、テニスができる。その風景を残したい。

海士町には、長く受け継がれてきたソフトテニス文化があります。
その象徴の一つが、毎年開催されている海士ソフトテニス大会です。中学生や高校生はもちろん、今年役場に入庁したばかりの若手職員から子育て世代、課長世代まで、世代を超えて白球を追いかけます。

普段はそれぞれ違う立場で働き、暮らしています。けれど、コートに立てば肩書きは関係ありません。中学生が社会人とペアを組むこともあれば、親子ほど歳の離れた相手と真剣にラリーを続けることもあります。一つのボールを追いかけ、一本のポイントに一喜一憂する。

そこには年齢も職業もなく、ただソフトテニスが好きな仲間たちがいます。私たちが残したいのは、まさにこの風景です。

「テニスをやりたい」と思った子どもたちが、その選択すらできなくなってしまう。

海士町で長く親しまれてきたソフトテニスですが、その文化を受け継いでいくことは年々難しくなっています。

現在、島前高校ソフトテニス部の部員は2名。中学校でも3年生が1名、2年生が2〜3名と少人数で活動している状況です。人数が少なくなると、団体戦への出場が難しくなります。同じ目標に向かって仲間と切磋琢磨する機会も減り、練習環境にも大きな影響が出てきます。私たちが受け継いできた部活動も、将来にわたって続く保証はありません。

だからこそ今、部活動だけに頼るのではなく、地域全体で子どもたちを支える仕組みが必要になっています。

私たちが本当に危機感を抱いているのは、部活動がなくなることではありません。「テニスをやりたい」と思った子どもたちが、その選択すらできなくなってしまうことです。

子どもたちが大人になったとき、「またあのコートに行きたい」と思えること。

海士ソフトテニスクラブは、子どもたちがソフトテニスを続けられる環境を残すために創設しました。私たちが大切にしているのは、部活動という形ではなく、子どもたちがテニスを続けられる環境そのものです。

一般的なクラブでは、一人の指導者が中心となり、練習メニューの作成から技術指導までを担うことが多くあります。一方、海士ソフトテニスクラブには特定の指導者がいません。島前高校ソフトテニス部のOB・OG一人ひとりが、それぞれの経験を生かしながら子どもたちと向き合っています。指導方法を統一する難しさはありますが、多くの大人たちが子どもたちの成長を見守り、支えていることは私たちの大きな強みです。

テニスを通じて育ってほしいのは、技術だけではありません。
子どもたちが大人になったとき、「またあのコートに行きたい」と思えること。
そして今度は、自分たちが次の世代を支える側になって戻ってくること。

そんな循環を、この島でつくり続けていきたいと考えています。たとえ将来、部活動という形がなくなったとしても、海士ソフトテニスクラブで育った子どもたちや、それを支えてきたOB・OGがいる限り、ソフトテニス文化は途切れません。一度途切れそうになったとしても、また誰かがラケットを握り、誰かがコートに集まる。そして次の世代へと受け継いでいく。

私たちが守りたいのは、なくならない仕組みではなく、何度でもつなぎ直せる文化です。だからこそ、「テニスをやりたい」と思った子どもたちの選択肢を、この島に残し続けたいと考えています。

いただいたご寄附の使い道

皆さまからいただいたご支援は、「テニスをやりたい」と思った子どもたちの選択肢を未来へ残していくために活用させていただきます。

① 子どもたちの挑戦を支える「ナイター設備利用料」
日が短くなる季節は、学校や部活動が終わる頃には辺りが暗くなり始めます。それでも子どもたちはラケットを手にコートへ集まり、「もっと上手くなりたい」「もっと打ちたい」と練習に励んでいます。ナイター設備は、そんな子どもたちの挑戦を支えるために欠かせない環境です。これからも子どもたちが安心して練習に取り組める場所を守り続けていきます。

② 新しい仲間を迎えるための「体験用具の整備」
海士ソフトテニスクラブには、小学生の参加も増えてきています。初めてラケットを握る子どもたちにとって、「まずはやってみること」が何より大切です。しかし離島では、ラケットやシューズなどの道具を気軽に準備することが簡単ではありません。だからこそ私たちは、誰もが気軽にソフトテニスを始められる環境を整えておきたいと考えています。「ちょっとやってみたい」そんな小さな一歩が、子どもたちの新しい可能性につながると信じています。

③島の外とつながる「交流合宿の運営費」
海士町の子どもたちにとって、島の外の選手たちと出会う機会は大きな財産です。私たちは10年以上にわたり、全国屈指の強豪校・尽誠学園の皆さんと交流を続けてきました。全国トップレベルの選手たちの技術や熱量と触れ合う経験は、子どもたちに新たな目標や憧れを与えてくれます。離島にいながら一流を肌で感じられるこの大切なご縁をこれからも続け、ソフトテニスを通じて子どもたちの世界を広げていきたいと考えています。

※目標金額を超えた場合や達成しなかった場合でも、寄附金は全て本事業に活用させていただきます。

毎年、香川県の尽誠学園さんと合同合宿を行っています!

最後に

昨年度、皆さまからいただいたご支援によって、海士ソフトテニスクラブは誕生しました。
そして今、テニスコートには子どもたちの笑顔と、それを見守るOB・OGの姿があります。

私たちが守りたいのは、ソフトテニスという競技だけではありません。
世代を超えて人がつながり、「また帰ってきたい」と思える場所です。この先も、子どもたちが「テニスをやりたい」と思ったときに、その選択肢が海士町にあり続けるように。
皆さまとともに、この文化を未来へつないでいきたいと思います。温かいご支援をよろしくお願いいたします。

海士町長 大江和彦 メッセージ

日頃より海士町を応援してくださり誠にありがとうございます。
海士町では島民一丸となって承前啓後の考え方を根底に「海士町の新時代」という次なるステージへ飛躍するため、島の様々な挑戦を推進しながら、一層魅力的な町を目指してまいります。
ガバメントクラウドファンディングを活用して、第3期海士町創生総合戦略「地域経営人口プラン~みんなでしゃばるまちづくり2.0~」に基づき、町の掲げる3つの「かん」(ひとの還流、暮らしの環境、里山里海の循環)を推進する新たな挑戦が増えていくことを願っております。
私たちの取り組みをぜひあたたかい目で見守ってくださいますと幸いです。
海士町のまちづくりを応援してくださる皆様からのご協力を心からお待ちしています。

現在進捗情報はありません。

島根県海士町

海士町は、日本海の隠岐諸島に位置する人口約2,200人の島です。
ユネスコ世界ジオパークに認定され、豊かな海、豊富な湧水など自然環境に恵まれ、自給自足のできる半農半漁の町で、鎌倉時代に後鳥羽上皇が島流しにされた場所でもあります。
「ないものはない」をスローガンに掲げ、近年は人口減少を食い止めるための多様な教育・交流施策の挑戦により、離島・過疎地でありながらも若者の賑わいが創出されています。