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越前の職人技×書家・根本知の共創プロジェクト 世界に一つの「書道セット作り」を応援してください

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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目標金額:3,000,000

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福井県越前市(ふくいけん えちぜんし)

寄付募集期間:2025年10月8日~2026年1月5日(90日間)

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福井県越前市

プロジェクトオーナー

福井県越前市は、歴史、文化、食、自然など、豊かな地域資源に恵まれたまちです。なかでも伝統産業においては、「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥」という3つの伝統的工芸品を有し、世界的に高く評価される職人たちが市内に工房を構えています。彼らの手仕事には、歴史と文化に根差した技と想いが息づいています。

本プロジェクトでは、越前和紙や筆、硯など、越前市の職人技を結集した上質な書道セットを制作し、越前の手仕事と日本の書文化の魅力を国内外に発信します。

ユネスコ無形文化遺産登録を契機に、伝統と革新が融合する越前のものづくりを次世代へつなぐとともに、本プロジェクトを通じて、越前のものづくりの精神や技に触れる旅のきっかけを提供し、観光誘客や交流の促進にもつなげたいと考えています。

職人の技と想いが込められた、“世界に一つだけの書道セット”づくりに、皆さまの温かいご支援を心よりお願いいたします。

越前の文化と技を未来へつなげていきたい

紫式部が暮らした越前で、ものづくりの感動と文化体験を

福井県越前市――この地は、古代より越前国府が置かれ、政治と文化の中心として栄えてきました。平安の時代には、紫式部が父・藤原為時の赴任に伴い越前で暮らし、この地での静かな時間や豊かな自然、人々との交流が、後に『源氏物語』を生み出す感性を育んだと言われています。

越前は、創造の力が育まれる、心に響く特別な場所です。
この地には、越前和紙、越前打刃物、越前箪笥など、世界に誇る伝統工芸をはじめ、地域特有のものづくりが今もなお息づいています。職人たちが受け継いできた技と心は、越前の文化と誇りを未来へとつなぐ大切な力です。

しかし、人口減少に伴い地域経済が縮小する中で、こうしたものづくりの価値を改めて見つめ直し、国内外の人々に伝えていくことが求められています。
ものづくりの感動と文化体験を結びつけることで、越前の魅力を継続的に発信し、観光や地域産業の活性化につなげ、持続可能なまちづくりを目指します。

紫式部が感性を育んだ越前から、文化とものづくりの価値を未来へつなげていきたい。
どうぞ、皆さまの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。

越前の本物の技と心を届ける

職人と書家・根本知氏の共創プロジェクト

本プロジェクトは、福井県越前市を拠点に、越前和紙・越前箪笥・越前焼・越前瓦・竹細工など地域特有のものづくりに携わる職人たちと、書道家・根本知(ねもとさとし)氏の協力のもと進められています。

越前市は、平安時代の女流文学者・紫式部が生涯で唯一、都を離れて暮らした地として知られています。父・藤原為時が越前国司に任命されたことに伴い、紫式部はこの地に赴き、約1年間を過ごしました。

雄大な自然や、豊かな文化、そして越前和紙との出会いは、彼女の感性を更に磨き、後の「源氏物語」執筆の原動力になったとも言われています。この地での暮らしは、作家としてだけでなく、一人の人間としての紫式部にとっても重要な分岐点となりました。

根本氏は、紫式部の一生を描いた、2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の題字を揮毫し、書道指導も担当した書道学博士であり、国内外で活躍する現代書家です。2025年春には、根本氏が参画事業者の工房を訪問し、書道セットのイメージコンセプトを構築しました。

現在、地域の工芸事業者、デザイナー、行政職員など約10名がチームを組み、2026年春からの制作開始に向けて、デザイン検討や素材選定などの準備を進めています。

越前の伝統工芸と書の美を融合させた仕様で、書道具としての機能性だけでなく、工芸品としての美しさや物語性を兼ね備えた上質な書道セットを制作してまいります。完成後は、展示・販売イベントなどを通じて地域の魅力を発信してまいります。

<書道セット内容>

・装飾料紙(越前和紙):今回のセットのために漉かれる、越前和紙の職人による限定制作。書の背景を彩る、手漉きならではの風合いが美しい和紙
・硯箱(越前箪笥):越前箪笥の技術を活かした数量限定の木工仕上げ。手にするたびに、匠の息づかいが伝わる逸品
・硯、水差し(越前焼):越前の土と伝統技術が融合した今回限りの特別仕様。書の所作に寄り添うように設計された焼き物製の硯と水差し。
・小筆(竹細工):竹細工職人と老舗筆業者が初めて手を組み仕上げる、限定仕様の筆。繊細な筆先と持ち手の工芸美が魅力。
・文鎮(越前瓦):越前の風土が育んだ瓦で、新たに書道具を制作。静かに佇む造形美が、特別な空気をもたらします。
・墨:伝統製法を守る老舗の墨業者と越前市が初めてのコラボレーション。特別な墨をする時間が、心を潤わせます。

書家 根本知

書道セット(イメージ画像)

■寄附金の具体的な使い道

いただいたご寄附は、書道セットの企画・試作・プロモーションに係る費用として活用させていただきます。
目標金額に達しなかった場合や、目標金額を超えるご寄附をいただいた場合には、事業内容や実施方法を整理のうえ、本プロジェクトの趣旨に沿った形で活用させていただきます。
地域資源を活かしたPR活動などを通じて、地域の伝統文化の継承と振興に資するよう、いただいたご寄附は責任を持って大切に活用いたします。

越前の未来をつなぐ

地域に広がるものづくりの力

本事業を通じて、越前市は伝統工芸と書文化を軸に、地域の魅力を再発見し、内外に発信する力を高めていきます。
職人の技術や想いが形となることで、地域の誇りが育まれ、若い世代や地域外の人々との新たな接点が生まれます。地元の工芸事業者にとっては、販路拡大やブランド価値の向上につながり、持続可能な産業の基盤づくりにも寄与します。
また、書道セットを通じた文化体験が地域への関心を高め、交流人口の増加や地域経済の活性化にもつながることが期待されます。
今後は、クラウドファンディング支援者の拡大や書道セットの販売、関連イベントの開催などを通じて、地域に根ざした取り組みを着実に広げていくことを目指します。

2025年 事業計画
2026年 書道セット開発着手、完成・販売、各種イベント企画・運営

越前市 市長 山田賢一

越前市は、越前和紙・越前打刃物・越前箪笥など、全国に誇る伝統工芸や地域特有のものづくりが今もなお生業として受け継がれているまちです。こうした手仕事の価値に共感し、地域の魅力を深く理解してくださる方々とのつながりを広げることが、これからの越前市の文化・産業・観光の好循環につながると考えています。
本市には、平安時代に紫式部が越前国府で過ごしたという歴史的背景があり、彼女が詠んだ越前の情景は、今もなお私たちの心に響く文化的遺産です。今回のプロジェクトは、そうした歴史文化を現代に蘇らせる試みでもあります。NHK大河ドラマ「光る君へ」の題字を手がけた書家・根本知氏の監修のもと、越前の職人と連携し、紫式部ゆかりの地・越前ならではの「書のセット」を開発することで、越前のものづくりの精神を次世代へつなぐ大きな一歩となります。
市としても、地域の皆さまとともにこの取り組みを支え、持続可能な産業観光の推進と、越前の魅力の発信に力を注いでまいります。

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書家 根本知

越前市は平安時代における職人技術と文化の宝庫です。かの紫式部も『源氏物語』につながる感性と情趣を、ここ越前で得たはずです。
越前和紙、越前打刃物、越前箪笥など、職人たちによって育まれてきた伝統工芸品には、近代化によって距離を置かざるを得なかった、手作業による丁寧な暮らしと美意識がたくさん詰まっています。
そんな日本の技と心をひとつのカタチにするべく、書道具を収める硯箱を制作することになりました。
さまざまな素材や装飾を知ることができる越前和紙とともに、筆、墨、硯、文鎮、水滴など、眺めるだけでも歴史の息吹きを感じてもらえれる品が揃うこの硯箱は、日本の粋を集めたオブジェとしても、凄い力を持っていると思います。
ぜひ皆様にも、この取り組みを応援していただけましたら幸甚です。

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寄附者の皆様へ

越前市からのメッセージ

1500年の歴史を誇る越前の手仕事。その技術と誇りを活かし、私たちは新たな挑戦として、上質な書道セットの制作に取り組みます。この挑戦は、地域の可能性を広げ、文化の継承と発信につながるものだと信じています。

地域の強みを生かしたまちづくりを推進し、新たな雇用や関係人口を生むきっかけや、地域の魅力向上により住民の皆さんがより地域に対する誇り、愛着を持っていただくことに繋がれば幸いです。

本プロジェクトのご支援に心より御礼申し上げます。本物の魅力を感じられるまち、越前市にぜひお越しください。お待ちしております。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

現在進捗情報はありません。

福井県越前市

越前市の歴史は大変古く、大化の改新の頃に越の国の国府が置かれて以来、北陸の政治・経済・文化の中心として栄えました。また、伝統工芸品である越前和紙・越前打刃物・越前箪笥の産地であり、伝統産業が息づき、趣のある重厚な文化を感じることができるまちです。
今回のプロジェクトは、こうした越前市の伝統産業や手仕事の魅力を凝縮した取り組みです。越前和紙や越前箪笥、越前焼、越前瓦、竹細工など、地域に根ざした職人技と書家の感性が融合することで、越前ならではの文化的価値を体感していただける内容となっています。越前のものづくりの奥深さや美しさに触れていただくことで、越前市への関心を高め、実際に訪れてみたいと思っていただけるきっかけにもなることを期待しています。
また、本市は環境調和型農業に取り組んでおり、多様な生き物をはぐくむ自然共生型農業の先進地でもあります。本市の米やそば、麦、野菜などの農産物を活用した料理は絶品です。
本市の伝統産業、文化、町並み、食などの魅力をぜひ現地で体感してください。ぜひ皆様のお越しを心よりお待ちしております。