筑波海軍航空隊記念館内で発見された地下無線室公開プロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 265,000

13.2%

目標金額:2,000,000

達成率
13.2%
支援人数
13
終了まで
64
/ 87

茨城県笠間市(いばらきけん かさまし)

寄付募集期間:2025年8月6日~2025年10月31日(87日間)

茨城県笠間市

プロジェクトオーナー

令和4(2022)年に記念館敷地内において実施した調査で発掘した「地下無線室」を一般公開するため敷地内の整備工事を実施し、令和7(2025)年秋に一般公開を予定しております。
その工事費の一部を募集します。戦争遺構を未来へつなぐために、平和の大切さを伝える場をつくる挑戦に、ご支援をお願いします。

【注意事項】

笠間市民の方は返礼品を選ぶことができませんのでご了承ください。

筑波海軍航空隊記念館内で発見された地下無線室公開プロジェクト

「筑波海軍航空隊記念館」とは

【旧筑波海軍航空隊指令部庁舎】

 当記念館は、昭和13(1938)年に筑波海軍航空隊司令部庁舎として建設され、戦闘機などの操縦訓練を行う海軍の練習航空隊となりました。
 アジア・太平洋戦争末期には特別攻撃隊も編制され、「特攻」の訓練も行われました。
 平成25(2013)年からは記念館として一般公開されるとともに、平成30(2018)年にリニューアル改修後、旧検査等も記念館として一般公開を行っています。

【旧筑波海軍航空隊司令部庁舎 廊下】

フィルムコミッションによるロケ誘致を行い、映画『永遠のゼロ』( 岡田准一 主演)やドラマなど県内のロケ地使用件数ランキングではトップ(令和4年度)になるなど、観光施設としても利活用を図っています。

筑波海軍航空隊記念館は

(1)日本最大規模で現存する遺構
(2)特攻という悲劇の地
(3)『永遠の0』の物語の舞台

という特徴を持つ貴重な文化遺産です。

 

近年、新たに地下無線室・地下通路・遺物等が発見される

令和4(2022)年に県が敷地内において掘削調査を行ったところ、地下無線室や地下通路、遺物等が発掘されました。

歴史を学び、平和を考えるきっかけに。戦争遺跡を公開し、後世に残していきたい。

専門家によるとこれらの遺跡は全国的に見ても非常に貴重であり、ご意見を踏まえて県及び笠間市は保存・活用について検討を行ってきました。

そして、この度地下無線室を一般公開するために整備を進めることとしました。 

令和7(2025)年 秋の一般公開を目指します!

【地下無線室の様子】

現在、地下無線室は非公開となっておりますが、地下の室内は大人が入れるほどの高さがあり、また戦争末期の雰囲気が残っており、入室を通して戦争当時の空気感を感じることが出来る貴重な場所であると考えています。

戦争中に使われていた地下無線室を一般公開するための整備を行います!

今年は終戦から80年という節目の年です。
実際に戦争を経験した人の数は年々減少していき、戦争遺跡は時間が経つにつれて風化していきます。
当記念館の地下無線室のように全体が残っているものは全国的に見ても大変貴重なものです。

地下無線室外観

今回の整備内容としましては地下無線室周辺への芝生敷設や、周遊路の整備、敷地内に存在する老朽化した工作物の撤去等を行い、皆様が安全に見学できるよう、設備面の整備を予定しております。本プロジェクトは茨城県と笠間市の共同プロジェクトとして実施します。

当プロジェクトを知っていただいた皆様そして、ご支援をいただいた方々へ、地下無線室への入室の体験や記念館限定返礼品を通して、戦争の記憶の継承に結び付けることを目指します。

寄付金の使い道

いただいた寄附は、本整備工事における費用(芝生の敷設、周遊路の整備、老朽化した敷地内工作物の撤去等)にすべて活用させていただきます。

・令和7(2025)年 6月から10月:整備工事

・令和7(2025)年 11月頃:一般公開予定

※なお、目標金額を下回った場合、上回った場合、いずれの場合でも本整備工事における費用に活用いたします。

笠間市からのメッセージ

写真

この度は数ある中から、筑波海軍航空隊記念館地下無線室公開プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

今年は戦後80年の節目の年です。

このプロジェクトを知っていただいた方やご支援をいただいた方にとって、戦争について改めて考えるタイミング・戦争の記憶を風化させない遺跡・後世へ継承できる体験となることを目指しています。

温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

【注意事項】

笠間市民の方は返礼品を選ぶことができませんのでご了承ください。

現在進捗情報はありません。

茨城県笠間市

終戦から80年という月日が経ち、その記憶・資料は急速に失われつつあります。

筑波海軍航空隊記念館は、
(1)日本最大規模で現存する遺構
(2)特攻という悲劇の地
(3)『永遠の0』の物語の舞台

という特徴を持つ貴重な文化遺産です。
旧筑波海軍特攻隊史跡の一般公開を行う中で、未来を担う子供たちを含む幅広い年代の方へ戦争の記憶の継承を図る事を目的としています。

本事業が戦争について、平和について、大事な方と語り合うきっかけになれば幸いです。

【笠間市について】
茨城県の中央部に位置し、首都圏から約100キロメートル、県都水戸市に隣接し、総面積は、240.40平方キロメートルです。
区域は、東西約19キロメートル、南北約20キロメートルで、北部は城里町、栃木県、西部は桜川市、東部は水戸市、茨城町、南部は石岡市、小美玉市に隣接しています。
地勢は、市の北西部は八溝山系が穏やかに連なる丘陵地帯で、南西部には愛宕山が位置し、北西部から東南部にかけておおむね平坦な台地が広がり、本地域の中央を涸沼川が北西部から東部にかけ貫流しています。
気候は、夏は気温も湿度も高く、冬は乾燥した晴天の日が多い、太平洋型の気候となっています。

○笠間の栗
茨城県は、栽培面積・生産量ともに全国一位の栗の生産地として知られています。中でも笠間市は、栗の生産が盛んな栗のまちです。
毎年秋には、人気の栗菓子の販売や栗の試食・販売、いが栗を使ったゲームが楽しめる「かさま新栗まつり」も開催されます。

○笠間焼
江戸時代中期から歴史を持つ笠間焼。平成4年に伝統的工芸品に指定され、近年では、古い歴史に育まれてきた伝統に新たな技法が加わり、自由な作風で新たな商品を生み出しています。現在では、約300人の陶芸家や窯元がいる窯業産地となっています。
令和2年6月には、栃木県益子町と共同で「焼き物文化(笠間焼・益子焼)」を中心に据えたストーリー「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ‘‘焼き物語”~」が日本遺産に認定されました。