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【継続受付中】《猿橋の素晴らしい景観を守りたい》 橋梁劣化部分を修繕し、美しい猿橋を未来に繋ぎます

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 2,813,000

281.3%

目標金額:1,000,000

達成率
281.3%
支援人数
191
終了まで
受付終了

山梨県大月市(やまなしけん おおつきし)

寄付募集期間:2022年12月23日~2023年2月22日(62日間)

大月市

プロジェクトオーナー

○名勝猿橋の保全修理プロジェクト
国の名勝指定地に指定され、『錦帯橋』『木曽の桟』とともに日本三奇橋と呼ばれる『甲斐の猿橋』は、500年以上前から存在しているという記述が残っている文化遺産です。

現在の猿橋は、昭和59年に嘉永4年(1851年)の資料をもとに忠実に復元されたものですが、橋脚を使わず鋭くそびえたつ両岸から張り出した4層のはね木によって支えられている大変珍しい構造は健在で険しくも美しい渓谷とともに歴史ある橋を一挙に眺められます。

この歴史ある橋を後世に残すため、名勝猿橋の保全修理プロジェクトを実施いたしますので、ぜひご協力をお願いいたします。

【保全内容】
・破損個所の除去・付け替え
・橋のコーティング

おかげさまで目標達成!次の目標額500万円に向け継続します。

皆様のあたたかいご支援のおかげで、プロジェクト開始から2日間で目標額を達成することができました。
ご支援くださった皆様に心から感謝いたします。

プロジェクト終了まで引き続きクラウドファンディングを継続します。目標金額以上のご寄付については、猿橋の駐車場等の周辺設備の修繕に活用させていただきます。
今後もたくさんの皆様に応援いただければ幸いです。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

日本三奇矯の一つ名勝猿橋とは

歌川広重も魅了された名勝猿橋の絶景

猿橋はその珍しい構造から、周防の錦帯橋、木曽の桟と共に「甲斐の猿橋」として日本三奇橋の一つに数えられています。

江戸時代、猿橋は甲州街道になっていたため、街道をゆく多くの人たちの目に留まり、その見事な景観は浮世絵にも描かれました。

歌川広重の「甲陽猿橋之図」はその代表的なもので、広重は月を猿橋の下に描くことでその高さを強調し、猿橋と周囲の景観が一体化した素晴らしい作品を描きました。

秋の景観は特に素晴らしく、色鮮やかな紅葉や渓谷の美しさと調和した猿橋を求め、例年多くの観光客が訪れます。

雪と氷、モノトーンの世界に閉ざされた猿橋
生命観に満ちた新緑の猿橋

猿橋にはこんな逸話も

猿橋にはこんな伝説も。推古天皇の時代(西暦600年頃)、百済からやってきた造園博士の志羅呼(しらこ)が、深い渓谷に何度も阻まれてきた橋の建設を引き受けたのですが、いろいろな方法を試みてもうまくいかず、諦めかけていました。

そのときたくさんの猿がつながりあって対岸に渡っていきました。その姿から思いつき、志羅呼はこの地に橋を架けることができました。そして橋の名前である「猿橋」はこの伝説からつけられたといわれています。

先人が渡るのに苦労した渓谷も絶景の観光スポットに

歴史的建築物を守りたい

猿橋の現状と修繕プロジェクト

名勝猿橋として文化財指定をされている猿橋の景観は、三奇橋の一つとして数えられた橋梁がなくては成り立ちません。しかしながら、屋外にて風雨に晒されながら見学者を迎えている現状では頻繁な定期管理を欠かすことができず、そのための費用は膨大なものです。

猿橋現状 床板のところどころに隙間が見えます
床板に大きな穴が開いています
橋梁の木材保護塗料が対応年数を超えていて防腐機能が低下しています 

現在、橋梁全面に塗布された木材保護塗料が対応年数を超えて防腐機能が低下し、コケ等の発生が確認されています。また、人が歩くことによって敷板と敷板の間に土が運ばれてしまい、堆積した土に雑草が生えてしまったことによる敷板の劣化も確認されています。こうした状態に対処するため、橋梁全体の洗浄と防腐剤の塗布、そして敷板劣化部分への穴埋めを実施します。

修繕図面

寄附金の使い道

いただいた寄附金は、下記事業のために大切に活用させていただきます。
・破損個所の除去・付け替え
・橋のコーティング
 
※目標金額に至らなかった場合でも上記の事業に活用いたします。
※目標金額を超えた場合、猿橋の駐車場等の周辺設備の修繕に活用いたします。

大月市からのメッセージ

この度は「名勝猿橋の橋梁修繕プロジェクト」に興味をもっていただきありがとうございます。

大月市を代表する名勝猿橋の景観は、四季によってそれぞれ異なる表情を見せます。ぜひとも名勝猿橋にお越しいただき、四季折々の素晴らしい景観を楽しんでいただき、この景観を未来へとつなぐ支援の輪に加わっていただけたらと思います。

この秋、美しい景観を楽しんだ方も是非ご支援ください。

お礼の品をご紹介

現在進捗情報はありません。

山梨県大月市

大月市は山梨県の東部に位置し、甲府方面と富士山方面に分岐する交通の要衝であり、古くは甲州街道の宿場町として発展してきました。

明治の頃には、養蚕や絹織物のまちとして栄え、郡内屈指の織物産業の中心地でした。数は少なくなったものの、今でも、伝統産業として運営を続けております。

また、日本三奇橋の一つであり、国の名勝指定地に指定されている「名勝猿橋」や、樹齢1000年とも言われる「矢立の杉」があり、人形浄瑠璃「笹子追分人形芝居」の伝統芸能が受け継がれ、先人からの歴史・文化が今も息づいています。

市域の約90%を山林が占めており、「秀麗富嶽十二景」に代表される山々から望む富士山は「富士の眺めが日本一美しい街」と言われるほど絶景であり、豊かな自然を生かした様々なアクティビティ-が体験出来ます。

大月市の歴史と文化を後世に伝えるため、ふるさと大月に特別な思いをお持ちの皆様のご支援とご協力をお願いいたします。