いつまでも笑顔でいてほしい! 医療的ケア児・障がい児とその家族をサポート!

カテゴリー:健康・福祉 

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三重県伊勢市(みえけん いせし)

寄付募集期間:2025年10月7日~2026年1月5日(91日間)

三重県伊勢市

プロジェクトオーナー

医学の進歩等を背景として、人工呼吸器の使用や経管栄養、たんの吸引など医療的ケアが必要な障がい児者が増加しています。「慢性的な睡眠不足」、「障がい児を兄弟姉妹に持つきょうだい児が抱えるストレス」など家族の心身の負担感は重大であり、家庭環境が悪化する要因となり得ます。
市では、医療的ケアや障がいの理解を促進するとともに、家族の心身の負担感の軽減、災害時の支援など安心して暮らし続けることができるよう様々なサポートを行います。
医療的ケア児の健やかな成長、家族の負担軽減を図り、安心して子どもを産み育てることができる社会の実現を目指し、皆様からの温かいご支援をお願いいたします。

医療的ケア児・障がい児と家族がいつまでも笑顔でいてほしい

だれもが安心して安心して暮らし続けられる社会の実現を目指して

医学の進歩等を背景として、NICU等に長期入院した後、在宅での生活に移行する医療的ケア児は増加しています。

■保護者が孤立化しないように
ご家族は医療的ケアの手技やお子さんのケアを習得しながら、医療や福祉の制度を調べたり、自宅の環境整備をしたりと、保護者自ら様々な手配をする必要があり、不安感と負担感は大きなものとなります。本市における医療や福祉制度、先輩保護者の助言などを集約した情報提供により、地域で暮らす安心感のサポートが必要です。

■きょうだいの想いを踏まえて
医療的ケア児のきょうだい(兄弟姉妹)は、保護者と一緒に過ごす時間が少なく、ストレスを抱えていることもあります。

■災害時の不安、地域とのつながりを
多くの医療的ケア児は、人工呼吸器や吸引器など電気式の医療機器を使用しており、災害時の電源確保や避難への不安があります。災害時や緊急時には近隣住民などの協力が必要であり、医療的ケアや障がいへの理解を地域に広げるとともに、地域とのつながりを支援する必要があります。

医療的ケア児・障がい児と家族へのサポートを進めます!

家族の不安感や負担感の軽減を図り、地域への理解促進を

○医療的ケアが必要なお子さんと家族のための在宅生活サポートブックの発行
市では、伊勢市障害者施策推進協議会を設置しており、医療的ケア児支援法の施行とともに、「医療的ケア児者支援チーム」を立ち上げ、サービス事業所、相談支援員、市の関係部署などが一緒に取組を進めていきます。

医療的ケアが必要なお子さんの健やかな成長とご家族の不安感や負担感の軽減を図るため、在宅生活に必要で役立つ情報を分かりやすくまとめたサポートブックを発行します。
家族会の協力を得て、不安に感じる疑問など先輩保護者からのアドバイスなども掲載します。
地域の様々な分野の支援者等へも配布することで、医療的ケアの理解促進、地域住民とのつながりの構築にも役立てたいと考えます。

○災害時や緊急時への支援、地域とのつながりへの支援
市民が障がい特性や必要な配慮を理解し、ちょっとした手助けを実践する伊勢市障がい者サポーターの養成などを通じ、地域での理解促進、つながりの輪を広げます。

医療的ケア児等を支援する以下の費用の一部に活用します。

・医療的ケア児在宅生活サポートブックの発行
・医療的ケアや障がいへの理解を広げるリーフレットの作成
・非常用電源確保への助成、災害時の避難環境整備を行う事業者への支援
・市外の機能訓練施設への通所支援など

目標金額以上の寄附が集まった場合は、地域福祉基金(※)に積み立て、翌年度以降の同事業の費用に活用させていただきます。
※地域福祉基金:地域における福祉活動の促進、快適な生活環境の形成等を図る目的で設置する基金

医療的ケアが必要なお子さんと家族のためのサポートブックを発行

地域の支援者が企画し、各種サービスや相談窓口など「欲しかった情報」を集約

今後、医療的ケアが必要なお子さんやご家族はもちろんですが、地域の様々な関係機関や支援者へ配布し、医療的ケアへの理解促進、地域とのつながりの強化を目指します。

伊勢市健康福祉部高齢・障がい福祉課長 奥野修司

だれもが自分らしく暮らせる自立と共生のまち いせを目指して

これまで、医療的ケアの必要なお子さんと保護者さんから、病院から退院してお家に帰るときの不安、保護者同士のつながりの不足、子どもの成長に合わせた情報収集の難しさ、緊急時や災害時の不安など様々なお声を聞かせていただいています。
このような地域の課題を身近に把握されている支援者の皆さん(医療的ケア児者支援チーム)から、在宅生活に必要な医療やサービスなどを集約したサポートブックの作成など様々な支援の取組をご提案いただいており、これらの取組を着実に進めていきたいと考えています。
法や制度が変わっていくことも大切ですが、地域住民や支援者が医療的ケアや障がいを理解し、どうすれば一緒に過ごせるかを考え、自然と実践されていくことが重要であると考えています。
子どもたちやご家族が笑顔で安心して暮らし続けていただけるため、皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

Nursing Home MARIMO 統括所長 岡田まり

すべての子どもたちに「あたりまえの生活」の実現を目指して

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私は以前、十数年間に渡って看護学校で小児看護学の教員をしていました。そのときに出会った医療的ケアが必要な子どもたちの多くは、家族が望んでも地域で受け入れる環境が整えられず、在宅での療養を諦めざるを得ない状況でした。そこで、病気や障がいがあっても安心して暮らせる地域作りをこの伊勢のまちで実現したいと思い、2012年に訪問看護ステーションを立ち上げ、管理者として再スタートしました。現在は、実際の活動を通して様ざまな課題に直面しています。障がいや医療的ケアが必要な家族は、入院中から多大な不安を抱えています。そして退院して在宅生活が始められたとしても、不安な毎日が継続しているのです。さらに、親御さんも離職や社会からの孤立に陥りやすく、安心して暮らしていける状況とはほど遠い日常生活を送っています。伊勢市では、このような課題を把握して「医療的ケア児支援チーム」を立ち上げました。多職種で構成されている支援チームでは、3本の大きな柱を軸に活動しています。それが①医療的ケア児サポートブックの作成、②緊急時や災害時の支援、③保護者や兄弟児支援です。この活動を継続していくためには、地域の皆さまのご理解とご支援が必要です。障がいがあっても医療的ケアが必要であっても、すべての子どもたちと周囲が「あたりまえ」に支え合える社会の実現を目指して、このまちでこれからも活動をしていきたいと思います。

三重県重症ケア家族会SMILE 会長 奥山絵里

「ひとりじゃない」社会を目指してー子どもたちとその家族に安心を届けるために

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私たち三重県重症ケア家族会SMILEは、医療的ケア児者・重症心身障害児者とそのご家族、そして支援者が、安心して暮らせる地域社会の実現を目指して活動しています。
医療的ケアが必要な子どもたちや重症心身障害のある方々の暮らしは、本人だけでなく、寄り添いながら支えるご家族にとっても、気の抜けない日々の連続です。外出や日常の選択ひとつひとつにも、慎重な判断が求められ、情報が届かないことや制度の壁に直面することも少なくありません。
そのような中で、サポートブックのような「情報を見える化するツール」や、「どこに支援を頼れるのか」が一目でわかるしくみは、家族にとって心の支えとなり、大きな安心につながります。
私たちSMILEも、伊勢市におけるこのたびのサポートブック作成の取り組みに深く共感し、心から応援しています。「ひとりじゃない」と感じられる社会、「誰もが尊厳をもって生きられる」地域づくりを実現するために、私たちも仲間とともに歩みを進めています。
伊勢市でのサポートブック作成が、子どもたちとそのご家族の未来を支える大きな力となることを願っております。温かなご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

寄付者のみなさまへ

伊勢市からのメッセージ

医療的ケア児・障がい児とそのご家族への支援にご理解いただき、誠にありがとうございます。当該事業のご支援に、心より御礼申し上げます。
○○円以上の寄附をしていただいた方で、市外にお住まいの方には、市内の障害者就労施設等で働く方々が心をこめて作った品物、全●品目からお好きなものをお選びください。市内の障害者就労支援につながります。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品の紹介

現在進捗情報はありません。

三重県伊勢市

伊勢市は、三重県の中東部、伊勢平野の南端部に位置する、比較的温暖な気候に包まれた都市です。
北は伊勢湾に面し、中央には宮川や五十鈴川、勢田川が流れ、また、東から南にかけては朝熊岳、神路山、前山、鷲嶺が連なり、西には大仏山丘陵が広がる緑豊かな都市でもあります。
伊勢志摩国立公園の玄関口として、豊かな自然と美味しい食材に恵まれた本市には、歴史と文化に富んだ名所・旧跡も多く、魅力ある地域資源があふれています。また、古くから「お伊勢さん」、「日本人の心のふるさと」と呼び親しまれてきた伊勢神宮を擁し、神宮御鎮座のまちとして栄えてきました。