誰もがアートを楽しみ、創造性を育む展覧会を届けたい!

カテゴリー:まちづくり 

main_img

寄付金額 0

0%

目標金額:5,000,000

達成率
0%
支援人数
0
終了まで
31
/ 32

熊本県宇城市(くまもとけん うきし)

寄付募集期間:2025年9月1日~2025年10月2日(32日間)

熊本県 宇城市 生涯学習課

プロジェクトオーナー

宇城市にある不知火美術館では、多くの方がアートに触れ自身の感性を刺激していただくこと、そして生活を豊かにする創造性を育んでいただくことを目指しています。
宇城市にアートと出会える場所があることを、もっと多くの方に知っていただきたいと考えています。

不知火美術館では、美術館やアートをもっと身近にする取り組みのひとつとして年3回、現代アートを中心とした展覧会を開催しています。
本プロジェクトを通していただいた寄付金は、2026年度の展覧会開催費用として大切に使わせていただきます。

アートをもっと身近に!誰もが創造性を育む展覧会を届けたい

不知火美術館・図書館 外観

海に浮かぶ神秘の光・不知火(しらぬひ)を象った近代的な建築(北川原温+伊藤建築事務所)が印象的な宇城市不知火美術館は、図書館が併設している熊本県宇城市の美術館です。
地域の皆様の創作発表の場やイベントなど市民活動の場としても広く親しまれ、地域に根差した文化活動を続けてきました。

不知火美術館が目標としていることは、様々な人がアートに触れ自身の感性を刺激し、生活を豊かにする創造性を育んでいただくことです。
宇城市にアートと出会える場所があること、そして気軽にアート体験ができることを、もっと多くの方に知っていただくために、よりよい展覧会やイベントを開催していきたいと考えています。
皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

不知火美術館・図書館について

美術館と図書館が同じ建物に隣接して同居する不知火美術館・図書館は、熊本県宇城市不知火町に「不知火文化プラザ」として1999年に開館し、2022年に「不知火美術館・図書館」としてリニューアルオープンいたしました。

「マナブマベ・ツナグ展 」2024年4月 撮影:山本勇夢
「古里の家(シスコ、ミドリ、シユクコ、ミア、ケンサク)」塔本シスコ

不知火美術館では、宇城市にゆかりがある芸術家たちの作品をコレクションしています。
ブラジルに渡った後、世界的な抽象画家として活躍したマナブ間部や、画期的な版画技法と現代的な抒情性が世界的に高く評価されている野田哲也、53歳の時に絵を描き始め91歳で亡くなるまで精力的に作品を生み出した塔本シスコなど地元ゆかりの作家の作品を中心に収蔵しています。
年に1度は収蔵作品を紹介するコレクション展を実施するほか、貸館展示期間にも一部収蔵品を展示し、皆様に宇城市ゆかりの芸術家たちを知っていたいただく機会を設けています。

画像 「古里の家(シスコ、ミドリ、シユクコ、ミア、ケンサク)」塔本シスコ 1988年

『誰もが創造性を育み 発揮する美術館』

「Uki ZINE Market」2025年5月

不知火美術館は『誰もが創造性を育み 発揮する美術館』をコンセプトに活動を行っています。
このコンセプトを実現するために、展覧会はもちろんのこと、洋画・水墨画などの美術館講座、アーティストと一緒にアートを楽しむワークショップやアーティストトーク、様々なアート表現を体験する演奏会やダンスなど、老若男女に向けた多数のイベントを開催してきました。
また、美術館が学校などの教育施設や介護施設にとびだして美術活動を行う「とびだすプロジェクト」を実施し、美術館にとどまらず、積極的に地域の方と関わり、アートに触れる機会の創出を図っています。

2025年度の美術館企画展では、昨年度いただきましたご支援から以下の展覧会を開催しました。

「海にねむる龍―働正が残したもの」2025年4月 撮影:山本勇夢

■不知火美術館 春の企画展『海にねむる龍―働正が残したもの』
宇城市不知火出身の働正(はたらき ただし)は、戦後の前衛美術集団・九州派の後期メンバーとして、また大牟田を拠点に子どもの美術教室・西部美術学園を運営し、生涯をかけて独自の表現を模索し続けました。
九州派時代の貴重な資料にはじまり、絵画から子どもたちとともに制作した絵本原画まで、公立美術館では初めて横断的に紹介した本展は、郷土の知られざる美術家として、地域の方々に新鮮に受け入れられたほか、県内外の美術関係者からも高い評価を受けました。
また、関連イベントとして、働正が機関誌などを発行していたことに関連し、"ZINE"と呼ばれる個人冊子を中心としたアートマルシェ「Uki ZINE Market」や、展示作品にある版画の技法を体験する「ガリ版体験ワークショップ」など、多くの関連イベントを開催しました。

「いきて いるーコーダ・ヨーコとアドが描く生きものたちー」

■不知火美術館 夏の企画展『いきて いるーコーダ・ヨーコとアドが描く生きものたちー』
生きものを取り巻く環境問題や動物福祉などの課題について、アートという切り口から観覧者自身が自分に関わる事として考える機会の創出を目的として開催しました。
本展のアーティスト、熊本県在住のコーダ・ヨーコとアドは、「生きものと人との関係性」をめぐる5つのテーマに対し、それぞれ異なる視点から作品を通して「問い」を表現し、子どもから大人までアートを通して生きものについて学び、感じていただけました。
また、展覧会では熊本県内の施設や団体と連携し、熊本県博物館ネットワークセンターが所蔵する生物剥製を展示する他、熊本市動植物園や熊本県動物愛護センター協力のもと、動植物園園長や獣医師から動物の生態や生きものに対する関わり方を伝えるイベントを開催し、市内外の方々に広く参加いただけました。
その他、関連イベントとして、「カモシカを描こう!」、「いきものモビールづくり」といったアーティストによるワークショップを開催し、参加者がアーティストと交流をしながらアートを楽しみ、生きものについて考える機会となりました。

画像 「いきて いるーコーダ・ヨーコとアドが描く生きものたちー」 2025年7月 撮影:山本勇夢

寄付金の使い道

不知火美術館では、美術館やアートをもっと身近にする取り組みのひとつとして年3回、現代アートを中心とした展覧会を開催しています。
本プロジェクトを通していただいた寄付金は、2026年度の展覧会開催費用として大切に使わせていただきます。
また、皆さまからご支援いただいた寄付金は、目標金額の達成可否に関わらず、全て上記の事業に活用させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
主な使い道として、アーティストの作品制作や会場設営費用、イベント、展覧会告知など、多くの方々に展覧会をお楽しみいただけるよう還元していきたいと考えています。

<展覧会の目的>
■芸術家たちが心血を注いで生み出した作品を観ていただきたい
■宇城市が誇る芸術家たちを知っていただきたい
■自身の創作意欲を刺激しエネルギッシュな活動につなげていただくための機会を創出したい

これからも多くの方が作品と出会い、創造性を育める場所をつくり、人とアートと地域が繋がるきっかけを発信し続けていきます。
皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

熊本県宇城市

宇城市は熊本県のほぼ中央に位置し、温暖な気候から柑橘類を中心としたフルーツの産地で、柑橘の王様といわれる「デコポン🄬」(品種名:不知火)発祥の地です。また、市の西端にある「三角西港」は、明治日本の産業革命遺産として2015年に世界文化遺産に登録されました。明治の港湾施設が完全な形で残った国内唯一の場所で、近代的な石炭産業の発展を支え、現在でも明治期の雰囲気を味わえる人気の観光施設です。