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今、ここ、私から社会を変えよう。高校生たちが本気で考える事業に伴走し、社会を変える人を増やす起業家教育プログラムを応援しよう!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 159,000

5.3%

目標金額:3,000,000

達成率
5.3%
支援人数
12
終了まで
65
/ 90

長野県塩尻市(ながのけん しおじりし)

寄付募集期間:2025年8月4日~2025年11月1日(90日間)

長野県塩尻市

プロジェクトオーナー

「エヌイチ道場」は、高校生が「本当に喜ばせたい誰か(n=1)」のために解決策を考え、事業化を目指すプログラムです。
人は誰しも、自分の内に秘めた熱い想いを持っています。それは高校生であっても同じはずです。しかし、今の教育環境では、その想いや主体性が発揮される場は決して多くありません。社会の課題に向き合い、自分なりの方法で解決しようとする機会が乏しいことが、将来に対する漠然とした不安や、学びの意義の見失いにつながっています。

エヌイチ道場は、こうした現状に対する課題意識から生まれました。高校生が自分自身の「誰かのために動きたい」という気持ちを起点に、本気で考え、行動し、事業として形にしていく。その過程を通じて、自分にも社会を変える力があるという実感を得ることができます。そしてそれが、次世代の起業家や社会を変革する人材の育成につながると考えています。
この事業は、社会を変える取り組みをする実践型起業家教育プログラムとして、令和2年度「高校生起業家教育事業」(塩尻市主催)の一環で始まり、以降、5回にわたって実施してきました。プログラムの企画運営は「シビック・イノベーション拠点スナバ」(運営:一般財団法人塩尻市振興公社)が行っています。

■ビジネスにおける「N1分析」とは?

N1分析とは、1名の顧客をピックアップして、自社の商品やサービスに対する考えや感想を深く掘り下げる分析手法です。「N1」(エヌイチ)とは、分析対象として1人の顧客(Number of 1)を中心に据えることを意味します。

1名に集中することで、対象となる顧客の特性やニーズをより詳細に理解できるようになります。マーケティング分野では、このN1分析が新しい分析手法として近年ますます注目されています。

■自らのWHY(なぜ自分がその事業をやるのか)と、エヌイチ(喜ばせたい誰か)を徹底的に考え、高校生が仮説検証を行う4ヶ月間の実践型プログラム

2024年度のエヌイチ道場のカリキュラム

■プログラムのポイント

まずはじめに、高校生が「本当に喜ばせたい誰か(n=1)」のために解決策を考え、事業化を目指すプログラム
「エヌイチ道場」はどういったものか、少し説明ができればと思います。

WHYからはじめよ!

エヌイチ道場のプログラムは、まずなぜ自分はその事業をやりたいのか、なぜそのテーマに向き合っているのか、という投げかけからスタートします。
リーダーシップ理論でよく語られるサイモン・シネック氏によると、WHYにつながる自身の原体験は、10代後半にはある程度の人が有しているものだといいます。

高校生が自分自身の声に耳をすまし、自らの軸となるものを問い続けることが、事業を持続的に推進する力になります。

2024年度のプログラムで高校生が事業について仲間に発表する様子

エヌイチに着目する

あらゆる事業に共通するのは相手が求める価値を提供すること。

「目の前の人を笑顔にする」という価値創造のため、エヌイチ道場では「架空の誰か」ではない「友達や家族」、「具体的にあったことのある〇〇さん」など、特定少数の具体的なニーズを理解し、課題の解像度をあげていくことで、相手に求められる事業をつくるための仮説検証を積み重ねていきます。

プログラムの集大成の場となるピッチイベントの様子(2025年2月)

■高校生たちにさらなる実験の場と活躍の機会を!

5年間の開催を経て、プログラム卒業生が自ら協力を申し出るように

現在までに5回、計57名の高校生がこのプログラムに参加し、それぞれに切磋琢磨してきた「エヌイチ道場」。結果、道場での活動を高校卒業後の進路につなげたり、大学在籍中の同窓生と共に新たなプロジェクトを始めたりと、さまざまな変化が続いています。

令和5年度からは、大学生や社会人となったエヌイチ道場の卒業生が一部のプログラム運営に携わり、後輩たちの事業に対してフィードバックするという光景も見られました。

エヌイチ道場道場卒業生が現役生の壁打ちをする様子

マルシェやイベントなどの開催で多様な社会人とのつながりを生む

なかには、商品化に向けて具体的な一歩を踏み出しているチームも。
地域で行われるマルシェイベントに出店したり、プログラム終了後には、地域の企業や大学などとの連携事業の話も出てきているチームもあったりします。

エヌイチ道場では、いい意味で高校生たちを高校生扱いせず、挑戦したいという高校生たちがいれば、思う存分チャレンジできるようなサポートをしたいと考えています。
(ピッチイベントなどで事業アイディアを発表するところまでにとどまらず、ビジネスモデル化すなわち価値提供までを伴走できればと考えています。)

プログラム終了後も仮説検証は続く

高校生がチャレンジしやすい環境は、誰もがチャレンジしやすい環境

参加者から事業につながるフィードバックに微笑む高校生

■第5期エヌイチ道場参加者からの言葉

(Yさん)

最初みんなすごすぎてついていけないと思っていたけど、ピッチの時にはちゃんとできて、それが自信になった。考えることが増えた。それまでは人任せなことも多かったけど、自分たちで考えなきゃいけないことがあるってきづいたから、考えるようになった。学校はみんな楽をしようとしているし、動機も高くない感じがするけど、エヌイチは自分で申し込んできて、まわりの熱量に押されて自分も変わった。

(Mさん)

学校の中でもそうだし、部活とか友達とのグループの中でも、それまで周りのために何かしたいとかはなかったけれど、何かできないかと考えるようになりました。困っている人を自分から探すようになったり、生活の中で自然とエヌイチを探すようになったりした。

(Sさん)

自分でもいろいろとやってきて正直、仮説検証をやり終えたと思ってました。でも、いろんな人と話す中で足りないと思った。起業はハードル高いイメージがあって、今までは何をやっていいかわからなかった。参加したことで、大まかなイメージが細かな具体的なイメージに変化した。

(Kさん)

正直長野県に絶望していたので、おもしろいプログラムがあって、それを運営しようとしている大人がいるというのが、自分にとっての希望であり、大きな発見だった。プログラム内容としては、それまで起業家精神やプロセスは知らなかったので、全部学びになった。エヌイチを追求し続けることの大切さを感じた。

■寄附の使い道

皆さまからいただいた寄附は「高校生起業家教育事業」に充てさせていただきます。
この挑戦は、高校生にとってただのビジネス体験ではありません。
自らの価値観に気づき、社会とのつながりを感じ、自分の人生の「北極星」を探す原体験になるのです。

私たちは、この挑戦に挑む高校生たちを全力で伴走し、一人ひとりの小さな一歩が未来につながると信じています。
ですが、このプログラムの継続には、皆さまからのご支援が欠かせません。
どうか、高校生のまっすぐな想いと、誰かの幸せのために動き出すその一歩を、応援してください。
あなたの寄附が、未来を変える原点になります。

目標金額を達成した(超えた)場合も、達成しなかった場合も、本プロジェクトへ活用させていただきます。

エヌイチ道場ウェブサイト

インパクトレポートVOL.1

インパクトレポートVOL.2

インパクトレポートVOL.3

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

■お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

長野県塩尻市

塩尻市(しおじりし)は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝です。市内には信濃川水系と天竜川水系の各河川が流れ、塩尻峠と善知鳥峠、鳥居峠は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。
北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。 特産のぶどうが生み出すワインは世界にその名を知られ、平出遺跡は太古の歴史を語りかけてくれます。
奈良井宿の町並みや木曽漆器が歴史と伝統を感じさせ、おもてなしの心を今日に伝えています。
基幹産業の製造業は、市内に、最先端の技術、人材、拠点施設等が集積し、高い製造品出荷額を誇るなど、市内産業を牽引しており"ものづくり"のまちでもあります。