小田原の未来を担う子どもたちに、「生き抜く力」を育む学びを届けたい!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 475,000

47.5%

目標金額:1,000,000

達成率
47.5%
支援人数
7
終了まで
50
/ 54

神奈川県小田原市(かながわけん おだわらし)

寄付募集期間:2025年4月28日~2025年6月20日(54日間)

神奈川県小田原市

プロジェクトオーナー

小田原市は、豊かな自然、歴史・文化、地域のつながりに恵まれたまちです。しかし、少子高齢化や地域経済の課題、コミュニティの担い手不足など、乗り越えるべき壁も多くあります。こうした課題を解決し、次世代を担うリーダーを育てるためには、子どもたちが「自ら考え、協力し、挑戦する力」を身につけることが欠かせません。
本市では、子どもたちが時代を生き抜く力を育むため、「非日常型体験学習」を実施しています。

※令和7年度は令和7年7月26日(土)~7月28日(月)に開催予定です。

【未来を育む3日間】子どもたちに「生きる力」を贈る非日常体験を、あなたの支援で。

小田原市は、豊かな自然と歴史、そして地域の温かいつながりに恵まれたまちです。しかし、少子高齢化や地域経済の衰退、コミュニティの担い手不足といった課題を抱えており、地域の未来をどう支えていくかが大きなテーマとなっています。

そんな中、私たちは「子どもたち自身が未来を切り拓く力を育むこと」が何より重要だと考えました。

そこで、小田原市では、小学5・6年生を対象に、日常から離れた特別な環境で学ぶ【非日常型体験学習】を実施しています。
子どもたちが自分で考え、仲間と協力しながら挑戦を重ねるこのプログラムは、単なる宿泊体験にとどまらず、“未来を生き抜く力”を育てるための貴重な学びの場となっています。

「非日常型体験学習」の詳細はこちら

非日常型体験学習とは

スマホも便利も道具もない世界で、子どもたちは何を学ぶのか?

舞台は、長野県飯田市にある「大平宿(おおだいらじゅく)」。

電波の届かない山の中、スマートフォンもゲームも使えません。薪をくべて火を起こし、囲炉裏で食事をつくる。
そんな昔ながらの暮らしを、子どもたちだけで協力して過ごす2泊3日です。

「どうすれば火がつくの?」「仲間と力を合わせないと、ご飯が食べられない!」
そんな初めての経験に戸惑いながらも、子どもたちは自分の役割を見つけ、責任を持って行動するようになります。

自分で考え、仲間と知恵を出し合い、挑戦する。
それはまさに、“生きる力”そのものです。

体験学習の内容

ひとりじゃできない。だからこそ、育まれる「成長」

子どもたちは6つの班に分かれ、6棟の宿にそれぞれ宿泊します。
各班では、班長・副班長・炊事係・清掃係を分担し、一人ひとりが「自分がすべきことは何か」考えながら、責任をもって行動します。

自宅での日常生活と最も大きく異なるところは、電子機器やガスが全く使用できないことです。
ご飯を食べるにも、お風呂に入るにも、囲炉裏や竈(かまど)を使って火起こしをする必要があります。

家では誰かがやってくれることも、大平宿では自分たちでどうにかしなければなりません。指示を待っているだけではなく、自分で考えながら、ときには仲間と知恵を出し合いながら、生活することになります。
そのような厳しい生活体験を乗り越えた子どもたちは、大きな成長を遂げることでしょう。

仲間と協力しながら作りあげる大平宿の生活は、未来ある子どもたちにとって、大きな財産になります。

子どもたちは未来の地域を支えるリーダーに

大平宿での生活で苦労するのは子どもたちだけではありません。
事業の協力者として集まってくれたサポーターも、どうすれば体験学習に多くの成果を生み出せるか、考えながらプログラムを作成しています。

大平宿の澄み渡る夜空を観測しながら季節の星座等について解説する「星座教室」や、大平宿全体の地形を活用した冒険プログラムである「OODAIRA QUEST」、そしてジュニアリーダーたちのカッコイイ姿があふれ、参加者とサポーターに一体感を生む「キャンプファイヤー」など、経験豊富なサポーターたちによるプログラムが盛りだくさんです。

支えてくれたサポーターとの関わりの中で地元愛が芽生えることも同時に期待しており、将来大人になった時に地元を支え、地域が持続するための人材となることが望まれます。

※令和6年度の実施内容です。

未来の担い手を育てる

非日常型体験学習を通して、時代を生き抜く力として必要な人間性(自主性・自立心・協調性・創造性)を養うことで、将来、社会や地域に貢献できる社会人に成長することが期待されます。

近年では、非日常型体験学習に参加した子どもたちが、ジュニアリーダーに憧れを抱き、翌年には小田原市ジュニア・リーダーズ・クラブに加入しており、体験学習で培った能力を地域で発揮しています。
また、ジュニア・リーダーズ・クラブでの活動を通して、他の青少年育成団体や地域活動団体とも顔が見える関係が生まれていくことで、将来的な担い手の確保にもつながっていきます。

地域の担い手不足は、小田原市に限らず全国的な課題とされていますが、非日常型体験学習は、まさに「担い手の入り口」としての役割が期待されています。

※小田原市ジュニア・リーダーズ・クラブとは市内在住の中学 1 年生〜高校 3 年生で構成される青少年活動に関するボランティア団体で、子どもや地域に関する様々な活動を行っています。

関係者の思い

令和6年度非日常型体験学習実行委員長からの声

☆堀内詩緒さん(当時大学4年生)

令和6年度の非日常型体験学習の委員長を務めました堀内詩緒と申します。
この活動では、小学生が違う小学校の子どもたちと窯でお米を炊いたり、お風呂を自分たちで沸かしたりと非日常的な体験をすることができます。これを通して、好奇心をくすぐるポイントがたくさんあるので、子どもたちが徐々に積極的に行動をしてくれるようになりました。この成長を間近で感じることができ、私自身もデジタルから離れるとても良い経験をすることができました。

令和6年度非日常型体験学習実行委員長からの声

☆堀内詩緒さん(当時大学4年生)

令和6年度の参加者からの声

☆小川稀子さん(当時小学6年生)
☆加藤彩衣さん(当時小学6年生)

(小川さん)
薪でお風呂を沸かしたり、釜でご飯を炊いたり、日常では体験できないことが体験出来てよかったです。行く前は知らない友達ばっかりで緊張したけれども、一緒に遊んだりご飯作ったりして仲良くなれて、行ったあとはまた行きたいなと思いました。親がいない場所で、話したことない人との宿泊は初めてだったけど、一緒に遊んだり協力したりして、自分で家事ができるようになったのが良かったです。

(加藤さん)
非日常型体験学習に行く前と行ったあとで変わったことは、行く前は「トイレどうしよう…」「お風呂とか心配だし」「料理なんか無理」など、ネガティブ発言をしていたが、案外行ってみて、「トイレはボットンだけど使えないことないし」「お湯もちょうどいいし」「料理は協力でいけるじゃん」とポジティブ思考になりました。初めて行った時は見た事ないものがたくさんあり頭にハテナが浮かんでいたが、2 回も行ってみるとみんなに説明できるようになって、行って良かったなと今でも思っています。体験学習で得たことは協力性を深められたことです。

令和6年度の参加者からの声

☆小川稀子さん(当時小学6年生)
☆加藤彩衣さん(当時小学6年生)

令和6年度の参加者からの声

☆二見俊之介さん(当時小学6年生)

僕が、非日常型体験学習で学んだことは協力する大切さです。非日常型体験学習では、グループに分かれて火起こしや昔の家での料理の他にも、泥団子作りやミサンガ作りパズルなどをしました。でも、この体験で自分たちが普通だと思っていたことを実際に昔の方法でやるのはすごく難しかったです。例えばお風呂で薪に火がついてもその火をずっと維持することや、囲炉裏で料理をする事などです。それでもグループのみんなで協力して楽しむことができるのが非日常型体験学習です。大変なこともあるけど、それ以上に楽しいので是非来てください。

令和6年度の参加者からの声

☆二見俊之介さん(当時小学6年生)

あなたの応援で、もっと多くの子どもたちにこの学びを届けたい

この貴重な学びの機会を、もっと多くの子どもたちに届けるためには、皆さまのご支援が欠かせません。
ふるさと納税という形で、どうか私たちの想いに力を貸してください。

あなたの寄付が、次の世代を育て、未来の地域社会を支える大きな一歩となります。

どうか、子どもたちの挑戦に、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

寄附金の使い道

今回のご支援は、非日常型体験学習の実施経費に充てさせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合でも、ご支援いただいた寄附金は、実施事業に充てさせていただきます。また、目標金額以上のご寄附をいただいた場合は、本市のふるさと納税9分野(福祉・医療、暮らしと防災・防犯、子育て・教育、地域経済、歴史・文化、自然環境、都市基盤、市民自治・地域経営(行政サービス))のうち、子育て・教育の分野に充てさせていただきます。

ふるさと納税で
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控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

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神奈川県小田原市

海・川・里・森・街 すべてがオールインワンでコンパクトに揃うまち 小田原は、戦国時代に後北条氏の「城下町」として発展し、江戸時代には東海道屈指の「宿場町」として栄え、明治・大正時代には政財界人や文化人たちの「別荘地」「居住地」として愛されてきた、神奈川県西部地域の中心都市です。 緑豊かな山、清らかな川、雄大な海、肥沃な平野、そして温暖な気候があり、多くの魚介類 や農産物にも恵まれています。 新幹線を利用すれば東京から約30分の立地にあり、鉄道5社6路線が乗り入れるなど、交通のアクセスにも優れています。 海も、山も、歴史も、街も、すべてがすぐ手の届くところにある。それが小田原市です。