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日本が誇る貴重な文化財「山中城跡」を後世へつなげたい。

カテゴリー:観光・PR 

main_img 達成

寄付金額 2,751,000

275.1%

目標金額:1,000,000

達成率
275.1%
支援人数
77
終了まで
受付終了

静岡県三島市(しずおかけん みしまし)

寄付募集期間:2024年10月10日~2025年1月7日(90日間)

タグ:

静岡県三島市

プロジェクトオーナー

箱根西麓に位置する国指定史跡、山中城跡。山中城は戦国時代末期に小田原北条氏により築城された山城です。昭和48年から発掘調査を行い、三島市制40周年にあたる昭和56年に史跡公園として公開され、以後広く皆さんに親しまれています。

430年前の遺構がそのまま復元されている山城は全国的にも珍しく、日本100名城のひとつとして選定されています。郷土の誇る貴重な文化財「山中城跡」を良好な状態で後世へ遺していくため、皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。

台風被害からの復旧に向けて

山中城は、2011年度から7ヶ年に及ぶ再整備が完了したものの、2019年10月の台風19号による被災、2021年7月の長雨で復旧箇所が再度被災…と、その保護・維持管理は一筋縄ではいきません。
今回のプロジェクトでいただくご支援は、維持管理費に充てさせていただきます。
これからも皆さんに永く山中城を楽しんでいただくため、ご支援をお願いします。

次世代につないでいくために

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今回のご支援は、国指定史跡山中城跡を良好な状態で維持していくための費用の一部に充てさせていただきます。

広大な面積の山中城跡を日常的に維持管理していくために毎年1,000万円以上のコストがかかります。

山中城跡の歴史的景観を維持し、次世代へつないでいくために、今回、ガバメントクラウドファンディングを活用して、令和6年度の予算約1,000万円のうち、100万円をご支援いただきたいと考えております。

【寄附金の使い道】

張芝の手入れ、雑木雑草の除去、樹木の刈込み・剪定・伐採、敷地内清掃等

※目標金額を超えた場合や、目標金額に達しなかった場合も、山中城跡の維持管理費に充てさせていただきます。
※前年度まで実施していた返礼イベントは実施しません。

秀吉による小田原攻めに対する西の備えとしての山中城

山中城は戦国時代末期、小田原に本城をおいた北条氏によって築造され、1590(天正18)年まで、豊臣秀吉による小田原攻めに対する西の備えとして、曲輪(くるわ)や堀等の増築・整備が行われました。

しかしながら1590年3月29日、未完成のまま約7万に及ぶ豊臣軍に攻め込まれ、北条軍約4千の兵で防戦するも、1日で落城しました。

江戸時代に書かれた「渡邊水庵覚書(わたなべすいあんおぼえがき)」では「いくさ」の準備中にもすでに小競合い(鉄砲戦)があったとしていますので、その期間まで含めると4日間となります。

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また、戦闘の一番激しかった岱崎出丸付近では、約2時間半ものあいだ、わずか4千の守備で7万の軍勢を押しとどめた事実は高く評価されております。

城は箱根山西麓の標高580mの尾根上にあり、急峻な斜面に囲まれた要害の地に築造され、範囲は、東西1.7㎞、南北2.6㎞に及び、面積は約20万㎡と推定されています。

山中城跡公園の魅力

 

★魅力 その1 中世山城整備の先駆け~緑豊かな史跡公園~

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箱根西麓に位置する国史跡指定の山中城跡は、日本における中世城郭跡整備の先駆けとして、昭和48年から18年の歳月をかけて発掘調査・環境整備を行い、三島市制40周年にあたる昭和56年に史跡公園として公開され四季折々の姿を見せています。
また、多くの人に山中城跡に訪れていただきたいため、昭和56年の開園当初から無料で開放しています。

 

★魅力 その2 『日本100名城』~土だけで造られた山城~ 

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北条氏の築城技術を駆使して造られた「障子堀(しょうじぼり)」が特徴です。
現在は、城の保護のために芝生が張られていますが、当時はローム層(赤土)がそのまま露出し、滑りやすく、堀の深さも今より深く、堀底へ落ちたら脱出不可能な、まさに蟻地獄となっていました。
石を使わない土だけで復元した山城は全国的にも珍しく、歴史的、技術的な面で評価され、平成18年には日本100名城のひとつとして選定されています。
また、北条氏の築城技術が実際に見学できる歴史学習の場で、全国の城郭整備のモデルとしても広く活用されています。

 

★魅力 その3 見ごたえのある景色

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何といっても広大な敷地に青々とした芝生、春から夏にかけてツツジ、アジサイなど色とりどりの花木も楽しめます。

また、城からの眺望はよく開け、富士山や駿河湾を見渡すことができ、その景観も見ごたえがあります。

散策路が整備されていることから、お城ファンはもちろん、ハイキングコースとしても老若男女問わず、多くの方が訪れています。

 

★魅力 その4 再整備により美しくよみがえった城跡をもう一度!

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長く皆さまに親しまれてきた山中城ですが、第1期環境整備後約40年が経過し、城内の各所で堀や土塁の崩落が目立ち始めたため、平成24年度から30年度までの7ヵ年をかけて、国と県の補助金を活用し、再整備を実施しており、開園当時の復元状況によみがえりました。しかし、令和元年10月の台風19号、令和3年7月の長雨により被災。今後数年かけて、国や県の補助を受けながら、復旧を目指します。

 

★魅力 その5 日本遺産”箱根八里”の構成文化財の一つ

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平成30年5月には、「日本遺産」として静岡県内で初めて‟箱根八里”が認定されました。

「日本遺産」とは平成27年に文化庁が創設した制度で、地域に点在する有形無形の文化財をパッケージ化し、日本の文化・伝統を語るストーリーを認定するものです。

この‟箱根八里”の構成文化財の一つが山中城跡です。この認定は山中城の歴史的価値を広める契機だと考え、今後、その魅力を改めて発信し地域の活性化を図っていきます。

歴史と文化のまち みしま

歴史を生かしたまちづくりを

(市内を流れる源兵衛川のせせらぎ)

静岡県の東部に位置する人口約11万人の三島市は、「ガーデンシティ」「スマートウエルネス」等の基幹施策のもと、「美しく品格のあるまちづくり」を展開しています。

また、三島市は古くから富士山の清らかな湧水が流れる水の都で、初夏には三島駅から徒歩5分の街なかでホタルが舞い、川の中の散策路をせせらぎの音を感じながら歩く姿は三島ならではの光景です。

(源兵衛川のホタル)

美しい景観と豊かな自然にあふれたまち三島は、歴史と文化のまちでもあります。

温暖で自然豊かな三島は、古代より人々が集落を作って住んでいたことが市内の遺跡から分かり、早くから都の豊かな文化を取り込んできた歴史があります。

江戸時代には、三島市の中心部に鎮座する三嶋大社の門前町として、また、日本の東西を結ぶ東海道の宿場町として栄え、現代でも古い建物が数多く残る、歴史を身近に感じられるまちです。

その中心部から広がる箱根山中腹に位置する山中城は三島の歴史を語る上でなくてはならない存在です。

山中城跡を恒久的に良好な状態で保存していくことにより、多くの方が三島の歴史に触れて興味を持ってもらうとともに、その価値に気づいていただけるのだと思います。

三島市としても、歴史文化の啓発にとどまらず、史跡をまなびの場や交流の場、その他観光資源としても積極的に活用していき、地域の活性化につなげていきたいと考えています。

三島市からのメッセージ

文化財は祖先から引き継いできた大切な歴史的遺産です。この歴史的遺産を後世に受け継いでいくことが私たちに課せられた使命です。

このクラウドファンディングをきっかけに文化財保存の輪が広がっていくことを願います。

今回のふるさと納税を通じ、今後も山中城跡に訪れてみたいと思えるような魅力ある山城として維持していくため、皆さまのご協力をぜひよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

静岡県三島市

静岡県の東部に位置する人口約11万人の三島市は、「ガーデンシティ」「スマートウエルネス」等の基幹施策のもと、「美しく品格のあるまちづくり」を展開しています。

また、三島市は古くから富士山の清らかな湧水が流れる水の都で、初夏には三島駅から徒歩5分の街なかでホタルが舞い、川の中の散策路をせせらぎの音を感じながら歩く姿は三島ならではの光景です。

美しい景観と豊かな自然にあふれたまち三島は、歴史と文化のまちでもあります。

温暖で自然豊かな三島は、古代より人々が集落を作って住んでいたことが市内の遺跡から分かり、早くから都の豊かな文化を取り込んできた歴史があります。

江戸時代には、三島市の中心部に鎮座する三嶋大社の門前町として、また、日本の東西を結ぶ東海道の宿場町として栄え、現代でも古い建物が数多く残る、歴史を身近に感じられるまちです。

その中心部から広がる箱根山中腹に位置する山中城は三島の歴史を語る上でなくてはならない存在です。

山中城跡を恒久的に良好な状態で保存していくことにより、多くの方が三島の歴史に触れて興味を持ってもらうとともに、その価値に気づいていただけるのだと思います。

三島市としても、歴史文化の啓発にとどまらず、史跡をまなびの場や交流の場、その他観光資源としても積極的に活用していき、地域の活性化につなげていきたいと考えています。