ロボット×あなたで、未来の仕事をもっと「スマート」に。

カテゴリー:新産業・地域創生 

main_img 達成

寄付金額 1,508,000

150.8%

目標金額:1,000,000

達成率
150.8%
支援人数
62
終了まで
受付終了

奈良県奈良市(ならけん ならし)

寄付募集期間:2024年11月1日~2025年1月31日(92日間)

奈良県奈良市 × 株式会社ロボデザイン

プロジェクトオーナー

\ネクストゴール150万円に挑戦中!/
奈良市では、新たなチャレンジをする事業者(起業家)を応援しています!
今回は、奈良市の創業支援施設BONCHIに拠点を置き、「ロボットテクノロジーを活かして働く環境をデザイン」する株式会社ロボデザインの新しいチャレンジを応援します。
株式会社ロボデザインは、ロボットの活用シーンを拡大し、導入コストを削減するための「スマートセンシングモジュール」の開発に挑戦します。

【目標達成のお礼とプロジェクトの継続について】

11月16日、みなさまのご支援により、目標金額である100万円を達成することができました。ご支援いただいたみなさまのエールに、心より感謝申し上げます。
いただいた寄附金は、ロボットの活用シーンを拡大し、導入コストを削減するための「スマートセンシングモジュール」の開発費用に活用いたします。

そこで、さらに今回開発するモジュールの性能評価のため、ネクストゴールとして150万円を目標にプロジェクトを継続させていただきます。

まずはLEDと画像計測等を組み合わせた評価デバイスを製作し、当モジュールを実装した制御システムとそうでない場合との制御応答性を視覚的に比較します。これは、当モジュールの導入を検討される企業にも活用いただける開発ツールとなります。加えて、モジュールの活用例として実際にモジュールを搭載したデモンストレーション機(ロボット)の製作を行いたいと思っています。

引き続き温かいご支援、ご協力をお願いいたします。

歴史情緒溢れる奈良でのロボット開発

株式会社ロボデザインはオーダーメイドのロボットの受託設計開発・技術コンサルティング事業を手がける奈良市の企業です。
「歴史情緒溢れる、伝統文化を伝えるまち」である古都奈良において、先進技術を活かしたロボット開発に取り組んでいます。
「ロボット」と聞いてもピンとこない方や、身近に感じられないという方も多いかもしれません。しかし私たちの身の回りのものの製造には、実はロボットが大きく関わっていることも多いです。
ロボットは製造分野だけではなく、観光や医療、福祉などの さまざまな分野での活用が期待できます。
今回は蓄積してきたノウハウをもとに、ロボットの活用シーンの拡充 や導入コストの削減などを可能にする「スマートセンシングモジュール」の開発プロジェクトを始動することとしました。
「奈良でのロボット開発」という地域の新たな魅力を打ち出していけるように、ご支援をいただきながら事業を進めていきたいと考えています。

まずは、ロボットの活用事例を紹介!

「ロボットの活用」についてイメージしていただけるように、最初に製作事例を紹介します。
自動車の組立作業で、20kgもの重さのある部品を安全に組み込むための電動アシストアームを導入した事例です。

従来は2人がかりで取り組んでいたことが、導入によって電動アシストアーム+1人で完了できる体制になりました。
人員削減が実現できた上に、重い荷物の保持 は電動アシストアームがほとんど担うため作業における安全性も向上しました。


個別の複雑な現場課題を解決してきたスキルや経験を活かし、ニッチで複雑な課題を持つ中小企業などのお力になりたいと考えています。

「ロボットによる環境デザイン」で社会の課題解決を

これまでは日本の企業のさらなる成長のために、それぞれの複雑な課題を解決すべくオーダーメイドロボットの受託開発を担ってきました。

実は1つの企業でロボットを導入し、効率化に成功したとしても、すぐにそのロボットが他の企業でも活かせるかというと、なかなか難しいのが現状です。

なぜなら、企業によって生産体制が全く異なっていることが多いためです。

しかしこれまでの経緯から基幹システムのパターンがある程度みえてきたことから、高度な動作が可能なロボットを広く活用いただくための新たなプロジェクトを進めていきます。

特に革新的技術を取り入れることが難しい中小企業のより安全で快適な労働環境づくりに貢献したいと考えています。

「株式会社ロボデザイン」の社名のとおり「ロボットテクノロジーを活かして働く環境をデザイン」し、課題解決に取り組んでいきます。

正確に複数のタスクをこなせるロボットの”要”の開発

皆様よりご支援をいただき開発するのは「スマートセンシングモジュール」という部品です。

「ロボットが決められた作業をこなしながら突然の転倒にも瞬時に対応する」というように、複数の指令をスピーディーかつ的確に実行するための要となる部品です。

従来は指令を出すパソコンと指令を受け取るセンサーがそれぞれ接続されていたため、センサーの処理速度が低下するなどの課題がありました。
今回 開発するスマートセンシングモジュールを介在することにより、複数のセンサーとも高速大容量で一括通信が可能となり高精度・高周期のセンシングを可能にします。

少し専門的な話になってしまいましたが「複雑な作業を安全かつ正確に実行できるロボットを広く活用していただきたい!」という思いを実現するためのプロジェクトです。
例えば介護の現場などの人的要素の多い作業現場においても活躍するようなロボットを、円滑にかつ低コストで制作できるようになります。

無限の可能性を秘めている「スマートセンシングモジュール」により、人口減少が進む日本における人手不足などの社会課題の解決に貢献したいと考えています。

高まるロボット需要に応えるためにロボットの導入の円滑化・低コスト化の実現

今回開発するスマートセンシングモジュールはロボットの性能の向上に加えて、納期の短縮やコストの削減を可能にします。
具体的な内容は以下の通りです。

・1年かかる制作プロジェクトにおいて1〜2ヶ月程度の納期の短縮
・300~500万円の開発において約1割のコスト削減
 


国内でも有数の電動アシストスーツの開発を手がけてきたノウハウに加えて、自律型ロボやFA(工場自動化)機器等など多品種の設計技術を活かし、コスト面の問題などでロボットの導入が難しかった多くの企業の課題解決に貢献します。

開発を手がける企業や教育・研究機関への導入も

開発したモジュールは自社の受託開発での活用に加えて、他の企業や研究・教育機関で活用いただけるように販売を検討しています。

【ロボット開発企業への導入】
開発したモジュールは多くの企業のロボット開発促進にお役立ていただけます。
ロボット開発が活発化することで、多くの産業での省人化や安全確保はもちろん、品質・生産性の向上などにも繋がると考えています。

【次世代の技術を担う教育・研究機関での活用】
開発したモジュールは、大学などの研究・教育機関などへの導入も可能です。
モジュールを教材として活用することでクリエイティブなスキルの構築や、AI時代に活躍する未来のIT人材育成に貢献します。

担当者からのメッセージ

寄附をご検討くださっている皆様へ

ロボットの存在や活躍を身近に感じられる方は、今はまだ多くはないのかもしれません。
しかし、ロボットをより円滑かつ低コストで製造できるようになることは、製造業の方はもちろん他の分野や地域の皆様にとってもメリットが多いように感じています。

この機会にロボットの存在を少しでも身近に感じていただき、活動をサポートしてくださる方と出会うことができたら幸いです。
「ロボットって面白そう!」などメカや新しいことに興味を持ってくださる方からのご支援も心よりお待ちしております!

成果の報告について

実際に開発したモジュールを搭載したロボットが動くところをご覧いただける機会を設けたいと思います。
動画でお届けすることで、どこでも何度でもご覧いただけるようにご用意しております。

寄附金の使い道

ご寄附いただいたふるさと納税はロボット開発の円滑化と低コスト化を実現するためのデバイス開発費用に使わせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上になった場合でも、本事業のために活用させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-