こどもが気軽に相談できる場を作る【柏市こども・若者相談センターの整備】
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 12,639,000円
目標金額:1,500,000円
- 達成率
- 842.6%
- 支援人数
- 174人
- 終了まで
-
21日
/ 90日
千葉県柏市(ちばけん かしわし)
寄付募集期間:2024年9月30日~2024年12月28日(90日間)
千葉県柏市
こどもが気軽に相談できる場を作る【柏市こども・若者相談センターの整備】
今回のガバメントクラウドファンディングは、千葉県の中核市として柏市が新たに設置する児童相談所を含め、
子どもと家庭へのあらゆる相談に専門的かつ一体的な相談支援体制を整えた『こども・若者相談センター』の関係費用に活用させて頂きます。
皆様ご支援の程、よろしくお願いいたします。
【千葉県柏市】こども~若者が気軽に相談できる場を作りたい!
今回のガバメントクラウドファンディングは、
千葉県の中核市として柏市が新たに設置する児童相談所を含め、
子どもと家庭へのあらゆる相談に専門的かつ一体的な相談支援体制を整えた
『こども・若者相談センター』の関係費用に活用させて頂きます。
「安心して相談できる場所を作るために」
子どもや若者、家庭が抱える複雑で困難な状況や問題に対して
①あらゆる相談に対応できる"総合相談窓口"
②子どもの成長に合わせた”継続的な支援”
③”気軽に”立ち寄りやすい充実した施設
を目指します!
児童虐待の相談対応件数は,全国で増加の一途をたどり、なかでも千葉県の件数は全国で4番目に多く、
約140万人の管轄人口を抱える千葉県立柏児童相談所だけでは、対応が困難な状況です。
また、平成23年度には柏市で2歳の男の子、令和元年度には近隣市で小学4年生の女の子が虐待を受けて亡くなってしまう痛ましい事件が起きました。
児童虐待の対応には、自治体間の連携のほか、学校やその他関係機関との連携が必要不可欠であり、市民の方々が普段から気軽に相談を出来る環境があることで、
様々な事態を早期発見・早期対応し、重篤化してしまう事態を未然に防ぐきっかけとなります。
そこで柏市では、児童相談所や子育て支援の機能などを含めた複合施設となる「こども・若者相談センター」を新たに開設(令和8年度を予定)することで,
関係機関との連携を強化し,児童虐待等の問題についてより迅速な支援につなげるほか,施設内に「あらゆる相談に対応する総合窓口」やプレイパーク等の
「子どもや子育て家庭の方が気軽に相談に来られる環境」を整備し,虐待の未然防止にもつなげてまいります。
このような取り組みにより、子ども~若者が自身の環境にかかわらず、安心でいきいきとした生活が出来るようサポートに取り組んでまいります。
①あらゆる相談に対応できる"総合相談窓口"
「どこに相談したらいいかわからない」⇒相談窓口の一体化で気軽な相談が可能に!
「どこに相談したらいいかわからない」これが気軽に相談できない要因の一つです。
現在子ども~若者自身の悩み相談や保護者の子育て支援の相談窓口に関しては「相談内容」や「年齢」を対象として細かく分かれているため、
「悩んでいることがいくつかあって,不安なときはどこにいけばいいのか分からない」
「兄弟で同じ悩みなのに,年齢が違うと相談が別の窓口になってしまうのか」
という悩みのお声が多くありました。
そこで、「柏市こども・若者相談センター」では専門機関との連携を強化し
相談内容や年齢も問わない「総合相談窓口」を設けます。
②子どもの成長に合わせた”継続的な支援”
妊娠~自立まで切れ目ない支援を目指します!
当センター内には『市立』児童相談所及び一時保護所を開設!
市で完結することで,より迅速な保護と一貫した支援が可能になります!
「市」が児童相談所を開設することによって、すべての子どもに対する機動的な支援から、これまで「県」が担ってきた一時保護や施設への措置を含め「市」が一元的に担うことが可能となり、その後の自立に至るまでの一貫した支援に対して迅速に対応が可能となります。
③”気軽に”立ち寄りやすい充実した施設
相談窓口だけでなく,あらゆる子どもや若者が利用しやすい各設備を施設内外に設けます!
「プレイパークエリア」
障がいの有無に関係なく、どんな子どもも遊ぶことのできる「インクルーシブ遊具」を設置するなど、すべての子どもが利用しやすい環境を提供します。
「はぐはぐひろば」(地域子育て支援拠点)
子どもを遊ばせながら,気軽に子育ての悩みなどを相談出来ます。
「緑地エリア・グラウンド」
子どもたちが駆け回れるような広いグラウンドも設置し,
災害時は避難場所としての役割も担います。
このほか,多様な世代の方が利⽤・交流できるカフェ,絵本や子育て関連の図書コーナーなど施設利⽤者が気軽に訪れられるような機能を設けることも検討します。
普段の憩いの場であることで,立ち寄りやすい施設となり気軽に相談しやすい環境へも繋がります。
建物としても、環境への配慮も欠かしません!
敷地内の緑を出来るだけ維持するほか,公共施設の二酸化炭素排出抑制に配慮した施設を整備します。
基準一次エネルギー消費量から50%以上消費量を削減した建築物「ZEBready」*取得しました!
また,CASBEE柏*で最高基準のSランクを取得しています。
その他にも,太陽光などの再生可能エネルギーを積極的に導入します。
*建物で消費する年間の一次エネルギー収支ゼロを目指す建物
*柏市建築物環境配慮制度
すべてのこどもや若者を未来に”つなぐ”
現在柏市では,「つづくを、つなぐ。」をスローガンに掲げ,ブランディング事業に取り組んでいます。
今後の未来を担うこども~若者が安心かつ,いきいきとした活動が出来る居場所としてPRを行うことで
「柏市こども・若者相談センター」の賑わいをみんなで作り育てながら,
柏市の”みらい”を感じてもらうことにつなげていきたいと考えています。
整備計画スケジュール
令和6年9月~本体建築工事
令和8年度 開設予定
「柏市こども・若者相談センター」開設に向けて
柏市長:太田 和美
平成28年の児童福祉法改正により,都道府県や政令指定都市だけでなく
中核市でも児童相談所の設置が進められることとなり,柏市では、令和8年度中の児童相談所の開所に向けて現在,準備を進めております。
この度柏市においては,児童相談所の機能だけでなく,すべての子どもや子育て家庭に向けた子育て支援の機能と中高生を含めた若者支援の機能を備えた子ども・若者の複合施設として,新たに施設を整備する予定でおります。
新たな施設は,子どもと子育て家庭,若者支援の拠点となる(仮称)柏市こども・若者相談センターとして整備する予定であり,妊娠・出産段階から子どもの成長に合わせて若者支援に至るまで,本センターですべての子ども・若者の総合的な対応ができるようになります。
このような機能を備えた施設は,市民生活にもっとも近い行政として市民サービスを実施している「市」だからこそできるもの,さらに言うと「市」だからこそやるべきものだと思っております。
子どもの生育や発達,子育て困りごとなど,どうしても当事者の内に秘めて,行政機関に相談に行くこと自体に躊躇したり,なかなか踏み出せない方も多いと思います。
本センターでは,児童虐待の対応として窓口になる児童相談所や一時保護施設といった安全を守る機能はもちろんのことですが、「プレイパーク」など,誰でも気軽に立ち寄りやすい場も設けながら,プレイパークに立ち寄ったその機会に,相談や支援につなげられるよう,子どもや若者、子育てなどのあらゆる相談に対応する「総合相談窓口」を設け,孤立化しやすく,表面化しにくい子どもとその家庭や若者の支援を一元的に行っていきます。
子どもたちが心身共に安心して過ごせる家庭は、残念ながら当たり前にあるとは限らず、様々な支援が必要な場合もあります。
市が作るのは「施設」ですが、支援を受ける子どもや子育て家庭,若者には大切な「居場所」になります。
そのため,新たに整備するセンターは,無機質な施設ではなく、見えるもの、触るものに家庭の温かみを感じられる場所にしたい、傷ついた心に少しでも寄り添えるものにしたいと思っています。
柏の子どもは柏で守る、建物にも体制にも、その決意が表れる施設にしていきたいと思います。
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