• TOP
  • 過去実績
  • 豊岡の新たなチャレンジ!ジェンダーなど多様性をテーマにした絵本づくりプロジェクト|子どもたち一人一人の未来につなぐ

豊岡の新たなチャレンジ!ジェンダーなど多様性をテーマにした絵本づくりプロジェクト|子どもたち一人一人の未来につなぐ

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 2,141,000

107%

目標金額:2,000,000

達成率
107%
支援人数
52
終了まで
受付終了

兵庫県豊岡市(ひょうごけん とよおかし)

寄付募集期間:2023年10月10日~2023年12月31日(83日間)

兵庫県豊岡市

プロジェクトオーナー

豊岡市では、2021年3月に「豊岡市ジェンダーギャップ解消戦略」を策定し、職場、家庭、地域、学校など、まち全体のジェンダーギャップの解消に向けた取組みを進めています。

子どものころからのジェンダー教育・多様性教育はとても重要であることから、豊岡のオリジナル絵本を制作し、子どもたちとの対話に活用したいと、今回クラウドファンディングに挑戦します。

日々、子どもたちと接する保育者の皆さんが参画し、豊岡市出身の絵本作家羽尻利門さん、東京大学大学院農学生命科学研究科学術専門職員、中学高等学校司書の古川郁さん、監修には、独立行政法人国立女性教育会館理事長の萩原なつ子さんにご支援いただきながら制作します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

1.絵本ストーリー検討ワークショップ

自分らしく成長することを応援する!!

【絵本制作プロジェクトメンバー】
・保育士や保育教諭、市職員など13人
【絵・文の制作】
・豊岡市出身の絵本作家 羽尻利門さん
【監修】
・豊岡市地域啓発推進アドバイザー 萩原なつ子さん(独立行政法人国立女性教育会館理事長)
【協力】
・東京大学大学院農学生命科学研究科学術専門職員、中学高等学校司書 古川 郁さん

日々、子どもたちと接する保育者が参画し、ジェンダーや多様性への理解を深めながら、ワークショップを通してストーリー案などについて検討しています。
今までに、絵本骨子案検討会1回、絵本制作ワークショップ3回、絵本ストーリー検討会1回を実施しました。

・4・5歳児向けの絵本
・豊岡市のオリジナリティとして、コウノトリを描く。
 (オス・メスが協力して子育てをする様子。ヒナの巣立ちの様子など。)
・子どもを主人公として、日常の家庭での様子や、保育園での活動の様子を通して、ジェンダーや多様性について考える。
・絵本の中に、文字探しや絵探しなど子どもたちがワクワクする仕掛けを取り入れる。

■寄附金の具体的な使い道

絵本制作に係る費用の一部
 ・専門家によるワークショップの実施
 ・絵、文制作費
 ・印刷製本費

目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトに活用させていただきます。

2.一人一人が尊重され、自分らしくいきいきと暮らせるまちへ

子どもたちの未来を応援

【期待される成果】
・絵本を通じて、読み手となる大人がジェンダーや多様性について理解を深めることで、ジェンダー視点や多様性に配慮した保育や教育の実践に役立てられる。
・子どもたちがジェンダーや多様性について考えることを通して、自己肯定感を高め、他者を理解し、違いを認め合うことにつながる。また、性別にかかわらず、自分の夢を描き、自分らしく未来を切り開いていくことの大切さを知ることにつながる。

【目標】
・幼稚園、認定こども園、保育園で、保育・教育に活用されること
・読み聞かせを通し、子どもと親の対話、子どもと祖父母との対話などに活用されること

3.2024年3月の完成を目指して

子どもとの対話が進む絵本づくりを進めます

■事業の実施スケジュール

2023年6月~9月 ストーリー検討ワークショップ
2023年10月~  ストーリー決定、絵・文制作
2024年1月以降  印刷製本
2024年3月    絵本完成
2024年度~    絵本活用(保育者への説明も含む)

4.寄附者の皆様へ

豊岡市 市長 関貫久仁郎

誰もが自分らしくいきいきと暮らせるまちに

写真

この絵本づくりプロジェクトは、保育者を中心としたメンバーが集まり、絵本を通じて、子どもたちに自己理解、他者理解を促し、それぞれの違いを認め合って、一人一人が、性別にかかわらず、夢を持ち実現に向けて行動することを応援したいという思いを込めて取り組んでいます。あわせて、読み手となる大人も、ジェンダーや多様性について理解を深めることも狙いとしています。

豊岡市出身の絵本作家、羽尻利門さん、そして、本市のアドバイザーであり、絵本制作を監修いただいている独立行政法人国立女性教育会館理事長の萩原なつ子さん、東京大学大学院農学生命科学研究科学術専門職員、中学高等学校司書の古川郁さんに多大なご支援をいただきプロジェクトを進めております。

子どものころからのジェンダー教育、多様性教育は、子どもたちがこれからの人生を歩むために重要なことです。これから創り上げる絵本が、広く活用され、子どもとのよりよい対話の一助になることを願っております。

このプロジェクトで得た成果等は、全国の教育・保育関係者の皆さまへ広く還元してまいりたいと考えておりますので、どうか多くの皆様のご支援をお願い申しあげます。

生まれ故郷の子ども達の幸せを願って

絵本作家 羽尻利門さん

写真

僕は現在の豊岡市(旧・但東町)で生まれました。2歳から京都に移住しましたが、幼少期によく但東町の祖母の家へ里帰りをし、美しい自然の中で遊んだ記憶がございます。その時に感じた匂い、空気、目にした自然や町並みの光景が、僕の今の作風の土台になっています。そんな生まれ故郷である豊岡市の、ジェンダー平等や多様性をテーマにした絵本作成に関わらせていただくことは、大変光栄なことです。同時に、「これは自分が描くべき作品だ」とも感じております。僕自身、家の外で働く従来の男性像とは異なった生き方をしているからです。自分の価値観を大切にしながら、それにとらわれずに、様々な別の価値観にも目を向けることは、一人一人が幸せに生きられる社会を作るために必要なことだと思います。これから作り上げる絵本が、豊岡の子ども達の柔軟な価値観を育み、幸せな人生を歩む一助になるよう、心を込めて制作に当たりたいと思います。

HP『てのひらのしあわせ』

未来可能性を創るオリジナル絵本

独立行政法人国立女性教育会館理事長 萩原なつ子さん

写真

豊岡市のジェンダーギャップ解消戦略の一翼を担う重要な取組みにジェンダー視点のある保育・教育があります。産まれた時には真っ白な状態の子どもたちが、その成長過程でジェンダーギャップや無意識の偏見を無自覚にすり込まれる場面として家庭、教育、地域社会があります。加えて、メディアの影響も大きいと言われています。絵本は子どもたちが最初に出会うメディアの一つです。
そこで、私たちは子どもたち、彼らをとりまく全ての大人が幼少期からジェンダーや多様性を考えるための絵本を豊岡市内の保育者の皆さんと一緒に創作しています。
多様性を尊重し、誰もが性別を問わず未来に無限の可能性があることを願う絵本制作プロジェクトにご賛同いただき、ご支援いただければ幸いです。