殺処分ゼロを目指す「鳴門ねこの会」の活動を広げたい【第4弾】

カテゴリー:動物 

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寄付金額 2,903,000

72.5%

目標金額:4,000,000

達成率
72.5%
支援人数
167
終了まで
34
/ 91

徳島県鳴門市(とくしまけん なるとし)

寄付募集期間:2023年10月2日~2023年12月31日(91日間)

徳島県鳴門市

プロジェクトオーナー

徳島県鳴門市には、飼い主がいない猫の糞尿被害や餌やりへの苦情や相談、望まれない命の繁殖により殺処分される猫がたくさんいます。

「鳴門ねこの会」では、TNR活動をすることで繁殖を制限し、一代限りとなった命をお世話し見守ります。TNRにかかる不妊去勢の手術や医療費、保護した猫にかかるフード・衛生用品、ワクチンを含む医療費等をGCFを通じて募集します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

殺処分ゼロを目指しています

すべての猫ちゃんのしあわせを願って

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「鳴門ねこの会」は、いま生きている猫が安心して暮らしていけるように、不幸な猫が増えないようにと、望まれない繁殖を防ぐことを目的としてTNR活動をしているボランティア団体です。

【活動実績】
≪令和2年度≫
184匹(内、ガバメントクラウドファンディングにて155匹)
≪令和3年度≫
195匹(内、ガバメントクラウドファンディングにて160匹)
≪令和4年度≫
280匹(内、ガバメントクラウドファンディングにて209匹)

「鳴門ねこの会」では、TNR活動をしています

TNR活動とは

T(トラップ)   ・・・捕獲して

N(ニューター)  ・・・不妊手術して

R(リターン)   ・・・元の場所へ戻す

TNR活動を実施することで、繁殖を制限することができ、一代限りとなった命をお世話し見守ることで、飼い主のいない猫にかかわる苦情や殺処分の減少に繋がります。

TNR活動で今以上に飼い主がいない猫を増やさないようにし、飼い主の募集などを利用して、将来的には飼い主がいない猫がいなくなる地域を目指しています。

不妊手術済みである印として耳にカットを入れています(オス:右)(メス:左)
*同じ猫を2回捕獲しないための大切な印です。

個人ボランティアとのつながり・サポート

スペイクリニックの開院

TNR活動を通じてたくさんの個人ボランティアさんとの出会いがあります。
避妊去勢手術を施したいと思いながら餌をあげている方にとって、一番ネックになっているのが手術費用です。
猫の繫殖能力は高く、年に何度も出産するため繁殖に手術が追い付いていない現場もたくさんあります。

鳴門ねこの会の所在地である鳴門西地区には、昨年度スペイクリニック(NPO法人HEART)が開院しました。
今までの半分以下の費用で、1日に15匹以上の猫を手術することが可能になり、今までは鳴門市外の動物病院に連れて行っていたボランティアの負担も随分軽減されました。

ボランティアとの協力

TNR活動中に出会った仔猫や負傷猫を保護されている個人ボランティアさんもいますが、個人で里親を探すのには限界があります。
鳴門ねこの会では、HPや里親募集の掲載サイトを活用して一緒に里親探しのお手伝いをし、同時に保護期間中の費用面での補助も行っていきます。

また、飼い猫でも手術をしていないという方もいます。
脱走して妊娠して帰ってきて出産してしまったというケースもあるので、スペイクリニックを利用して飼い猫にも手術を受けてもらようにすすめ、飼い猫の手術費用についても会から負担します。

リターン後、命を繋ぐための餌が十分に与えられていない場所があるのでフードの補助をします。

地域の中で飼い主のいない猫が生きていくために、猫が嫌いな人にとって更に厄介な存在にならないように、手術済みの猫への餌や糞尿の管理方法も餌やりさんに伝えます。

人と猫が共生できる地域を目指すためには、地域猫活動を途切れることなく維持管理していく必要があります。

この活動を続けていくことができますように、今年も皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

地域のモデルケースになるために

地元振興会との連携

鳴門西地区は、今まで野良猫が多い地区として有名でしたが、地元の振興会が『飼い主のいない猫を減らす会』を発足させ、地域住民主体でTNR活動に取り組まれています。

今後も当該地区と密に連携を図り、鳴門西地区がモデル地区となることで他の地区にも活動の輪を広げていきたいと思います。
これにより、望まれない繁殖を防ぎ、かけがえのない命が殺処分で失われることのないように、また、鳴門市の目指す「快適な生活環境の保持と、人と動物の調和のとれた共生社会の実現」に近づくことができると考えています。

8月末には、公民館で開催された夏祭りにて、鳴門ねこの会と鳴門西地区自治振興会が『飼い主のいない猫を減らす取り組み』のパネル展を実施しました。
日頃の取り組みや啓発パネルの展示、相談コーナーの設置することで、TNR活動への周知・啓発に繋がったと考えています。

今後も定期的に参加して更に理解を深めていきたいと思います。

寄附金の使い道

「鳴門ねこの会」の活動への補助金として、

●TNRにかかる不妊去勢の手術や医療費、活動費
●保護猫にかかるミルク・フード・衛生用品・ワクチン等の費用

などに活用させていただきます。


【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへの補助として活用させていただきます。

鳴門市長 泉 理彦からのメッセージ

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鳴門市長の泉 理彦です。
近年、飼い主のいない猫による地域環境への影響が社会問題となっており、鳴門市においても猫の増加や鳴き声に困っている等のご相談を多くいただいております。
こうした中、鳴門市では、平成26年度から犬・猫の避妊・去勢手術費用の一部を補助するなど、問題解決に取り組んでおり、令和2年度からは、鳴門市内で飼い主がいない猫へのTNR活動などを行う「鳴門ねこの会」の皆さんの活動を、ふるさと納税を通じて支援して参りました。
第3弾となる昨年度は、全国の皆様からのご支援により、過去の実績を大きく上回る市内209匹の猫に不妊手術を実施することができました。鳴門市の目指す「快適な生活環境の保持と、人と動物との調和がとれた共生社会の実現」に向けた継続的なアプローチに今後も取り組んでまいります。
猫の望まれない繁殖を防ぎ、かけがえのない命が殺処分で失われることのないように、また将来的な殺処分ゼロを目指して、引き続き「鳴門ねこの会」の皆さんへのご支援をいただければと思います。
どうかよろしくお願いいたします。

「鳴門ねこの会」から寄附者の皆さまへ

TNR活動によりすぐに猫がその場所からいなくなるのではありません。
コツコツと地道に繁殖を止め、その猫たちが一代限りとなった命を終えることにより少しずつ数が減り、数年後にはその場所から猫がいなくなります。
飼い主がいない猫を見かけた場合には、本来住み着いている場所から移動させたり毒餌をまいて駆除したりしようとせず「不妊去勢手術をしてあげよう」と市民1人1人がそんな気持ちになるような優しい鳴門市になってもらいたいです。
同時に啓発活動も行い、地域の方たちにTNR活動を通じて命の尊さを伝えていきたいと思っています。

猫の繁殖能力は高く、まだまだ避妊・去勢手術を必要としている猫がたくさんいます。
そこで、今年度もガバメントクラウドファンディングに挑戦させていただくことになりました。

私たちの活動に皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いします!

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お礼の品一覧

【注意事項】

このプロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の対象となります。
鳴門市にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることができません。ご了承ください。