毎日こどもが自死している国、日本。その根本原因を解決したい。
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 4,103,200円
目標金額:4,000,000円
- 達成率
- 102.5%
- 支援人数
- 181人
- 終了まで
- 受付終了
東京都墨田区(とうきょうと すみだく)
寄付募集期間:2023年8月1日~2023年12月31日(153日間)
東京都墨田区×特定非営利活動法人Chance For All
私たち特定非営利活動法人Chance For Allは「生まれ育った家庭や環境にかかわらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」という理念を掲げ、こどもたちの居場所づくりやあそび場づくりを行っている団体です。
少子化が急速に進んでいる状況にもかかわらず、2022年度には児童の自死数が史上最多となってしまいました。いじめや不登校も史上最多を記録しており、こどもを取り巻く状況は厳しくなる一方です。
また、少年犯罪も19年ぶりに増加しており、殺人に至っては前年度に比べて40%も増加しています。
自分を傷つけ、他者を傷つけてしまうこどもたち。
その根本原因は「他者と比較され続けること」でこどもたちが自分自身の意志で生きることが難しくなっていることだと考え「大人立ち入り禁止」の自由なあそび場を運営しています。
こどもの自死に本質的解決を。
比較評価され、自分らしく生きられない。
近年、日本ではこどもの自死が増加している事実をご存じでしょうか。
先進国の中で、こどもの死因の一位が自死という国は日本だけです。
いじめや不登校も史上最多を記録しており、こどもを取り巻く状況はどんどん厳しくなっています。
また今年に入り、未成年の強盗などのニュースが頻繁に報道されていますが、これまで一貫して減少を続けてきた少年犯罪が2022年度に増加に転じました。
このように、自分や他者を傷つけてしまうこどもたちが増えているのは、どうしてなのでしょうか?
それは、こどもを他者と比較する社会に課題があります。
大人が日々何気なく口にするこどもたちへの”評価”の言葉にさらされ続けたこどもたちは、次第に親や大人の目を気にして生きるようになります。
そんな社会で過ごしてきたこどもたちは、失敗をしたら生きている意味がないと感じてしまいます。本来、人は失敗する中で、仲間と助け合ったり、自分で解決の糸口を見つけたりして、多くのことを学んで成長していきます。しかし、比較評価され続けたこどもたちは、失敗するくらいなら、死ぬか犯罪を犯して一攫千金を狙うというような極端な考えに至ってしまうのです。
では、こどもたちが自分らしく、周りの人たちと幸せに生きていくとはどういうことでしょうか。幸せに生きていくこと(well-being)に必要なことは、数値化できない幸せが大切であると言われています。例えば、愛情に満ちた関係があることや、夢や目標ややりがいをもち、それらを実現しようと成長していくことなどが幸せに生きていくことにつながります。
文部科学省の調査では、こども時代の「あそび」や「体験」が、自己肯定感につながるという調査結果が出ています。つまり、こどもたちは、「あそび」を通して、自分の人生を、自分で豊かにしていく方法を学んでいくのです。
こどもたちが自由に遊ぶこと、大人の評価の中だけで生きる状況から脱すること。これにより、こどもたちの自己肯定感を高め、自死やいじめ、不登校や少年犯罪の解決につながっていくと私たちは考え、「あそび大学」を実施しています。
だれもが幸せに生きていける社会をつくる。
一人でも多くのこどもたちに届けたい
あそび大学は、「こどもたちが何をしても、何をしなくてもいい自由な空間」です。
ルールはたったひとつ「自分を傷つけない、他人を傷つけない」。
こどもたちが自由な発想でたくさんの挑戦と失敗を経験しながら成長していく、そんな場所をこどもたちと一緒に作っていっています。いいことも悪いことも、自分自身で味わい尽くして自分の人生を自分の足で歩けるようになって欲しいと考えています。
あそび大学は、千葉大学環境デザイン研究室、Seki Design Lab. 、一般社団法人SSKと協働して取り組んでいます。毎回、30人程度の学生や社会人のボランティアスタッフもいますが、スタッフはあそびをリードするのではなく、こどもたちがやりたいことをお手伝いする存在です。大人がデザインしたワークショップではなく、こども自身の気持ちを何よりも大切にしています。
現在は月に1回、千葉大学墨田サテライトキャンパスで実施していますが、「自分の住んでいる地域の近くにもこんな遊び場が欲しい」という声に応え、今年度は全国に拡大し、より多くのこどもたちとともにあそび大学を作りあげていきたいと考えています。ぜひふるさと納税を通してご支援をよろしくお願いいたします。
寄付金の使い道
より多くのこどもたちが自由に過ごせるあそび場を運営していくために、今回のクラウドファンディングでは、皆さまからのご寄付で下記の使途で使うことを考えています。
【概算の内訳】
①工具や消耗品などの備品購入費:80万円
②ボランティアへの謝金や保険料:100万円
③企画/デザイン/Web制作等:100万円
④広報費:60万
⑤通信運搬費用:60万円
①備品購入費
こどもたちは、ガムテープやボンド、輪ゴムや絵の具などたくさんの備品も使ってあそんでいます。
「やってみたい!」に挑戦できるよう、消耗品の補充に使用します。
②ボランティアへの謝金や保険料
こどもたちが自由に過ごせる場をつくるためには、安全管理も大切な一つです。
ボランティアの方々のご協力のもと、あそび場を運営しています。
思いに共感している方々が、長期的に活動に関わっていけるように謝礼として使用します。
③企画/デザイン/Web制作等
1,000人以上が参加する夏のイベントのワークショップ企画や、環境デザイン、Webサイト制作などにかかる費用です。
④広報費
一人でも多くのこどもたちに、あそび大学の活動を知ってもらい遊びに来てもらいたいため、墨田区のすべての小学校にチラシ等を配布するなど広報活動を行います。
⑤通信運搬費
町工場から提供いただいた素材を運搬管理したり、参加するこどもたちやご家庭や支援者の方々にご連絡するための費用です。
【目標金額に達しなかった場合の寄附の取り扱い】
目標金額に達しなかった場合、一般財源から歳出し本イベントを開催します。
しあわせな子育てモデルのある街・墨田
あそび場100か所構想計画中。
①あそび大学で挑戦したり失敗する経験を通して、「やればできる」「次こそはやってみたい」「あんなことできたらいいな」など、こどもたちの自己肯定感を育んでいくことにつながります。
また地域の方々に温かく見守られながら様々なことに挑戦できる環境は、こどもたちが幸せに生きていくこと(well-being)につながります。
②あそびの中で触れた素材が、実は自分の町で作られているものだと知った時、墨田区の産業をより身近に感じられたり、興味を持つきっかけになります。町工場からいただく素材はほとんどが製品には使われない部分。これまではそのまま処分されてきたものが、こどもたちの手に届くことで再び命が吹き込まれ、新たな姿に変わっていきます。
③「子育ては保護者の責任」と言われ、所謂「孤育て」に奮闘している保護者の方が多い現代社会。アフリカの諺では、「こどもを一人育てるために村が一つ必要だ」と言われるほど、子育てには複数の大人の関与が不可欠です。あそび大学を通して、今まで出会わなかった人たち同士が出会う機会になることで、「孤育て」の課題を少しでも解決できるお手伝いができればと考えています。
こどもたちが、大人に制限されることなく思いっきり仲間とあそぶことのできる空間で、のびのびと成長できる。そんな社会を作っていきたいと考えます。
また、どこに住んでいるこどもたちでも自分の意思で自由にあそびに行くことができる『あそび場100カ所構想』の実現を目指しています。墨田区にある500箇所もの公園/緑地、児童館などの今ある空間を有効活用し、多くのこどもたちが参加できる取り組みにしていきたいと考えます。この取り組みを通して、年間延べ4,000人のこどもたちが参加することを目標としています。
こどもたちが今も将来にわたっても、幸せに過ごしていけるように、こどもたちの成長を見守り、そっと支えてくれる大人の存在が、一人でも多く増えていくことを目指しています。
だれもが幸せに生きられる社会を当たり前に
あなたのご支援でこどもの笑顔が増えます!
■あそび大学について
小学生を対象に、毎月1回の開催を予定しています。
今年度は4月23日(日)、5月21日(日)、6月25日(日)、7月9日(日)に実施済み。
9月以降も月に1回、継続的に開催していきます。
■なつのあそび大学について
墨田区に住む小学4年生〜中学生から建国メンバーを募集中。
メンバーと共に建国会議を実施しながら、企画を練っています。
8月22日(火)〜8月27日(日)の六日間、こどもたちが働いたり、遊んだり自分たちで考えた自分たちの国をつくる「こどもの国」を年に1回開催予定です。
《開催スケジュール》
・あそび大学:
日程:毎月1回/(日)
時間:13時-16時
・なつのあそび大学
8月22日(火)〜8月27日(日)
時間:9時-16時半
《開催場所》
千葉大学墨田サテライトキャンパス モデルショップ
東京都墨田区文花1丁目19-1
※コロナ感染拡大の状況によっては、規模や回数を縮小する可能性があります。
事業に携わる方の思い
千葉大学教授 原 寬道
■自然豊かじゃないからこそ、多様な人の中で理想的な遊び場をつくりたい!
日本の中には自ら命を絶つ人が比較的少ない傾向である「自殺希少地域」という地域があります。
そこには、良好なコミュニティーが存在し、地域は異なれどいくつかの共通する要因があると言われています。それらは、人間関係が「疎で多」「柔軟」「寛容」と言った特徴があります。
これらは、多くのこども達がこども同士であそぶ中によく見られる現象です。
自然豊かでこどもが多くいる地域では、自然と実現できていたことかもしれませんが、都市化が進んだ社会では、都市化を進めてきた大人がその責任を感じ、都市の中でも豊かなあそびを実現させる必要があります。
少子化問題が喫緊の課題として言われていますが、こどもが本能として生き生きと育つ地域であれば、自ずと良い方向に進むはずです。
Seki Design Lab. 關 真由美
■自分で考え、自分で決断する遊び場を拡めたい!
大学で教鞭を執るようになり5年が経ちますが、「これをやっても良いですか?」、「これをやったら減点になりますか?」、「どうすれば良い点をもらえますか?」と多くの学生たちから質問されることに、未だに違和感を感じてしまいます。なぜ、こんなにもやって良いか、悪いかを聞いてくるのだろう。どうして、自分で考えようとしないのだろう。そう疑問に思うのです。
現在、11歳と9歳のわが子を育てている中で、その原因が現在のこどもたちを取り巻く『環境』にあるのだと感じるようになりました。
禁止事項が羅列された公園、大人が管理をしている遊び場、そして、大人によってプログラムされたワークショップたち。そこには必ず、大人によって定められた『正解』があり、こどもたちは『不正解』なことをやってしまわないように、この場においての『正解』が何なのか、大人の顔色を伺いながら模索をしているのではないでしょうか。
あそび大学には、モノづくりの町『すみだ』の町工場から提供していただいた素材がたくさんあります。革や布、木の端材、残糸、型で抜かれたウレタンや紙など。それらを目にしたこどもたちは、色、形、質感が異なる多種多様な素材に触れながら、次々に遊びを生み出していきます。
型で丸く抜かれた白いウレタンは、こどもたちの目にはケーキにも見えるし、コマにもなります。様々な素材で、お手製のドレスを作って踊りだすこどもたちや、武器を作って戦いごっこをするこどもたち、そして甲冑をつくって戦国武将になりきる子もいます。
これとあれをくっつけたら、こんなのができそう!あんなこともできるかな?と呟きながら手を動かすこどもたちの姿。意図してつくられた訳ではない、色とりどりで不思議な形の町工場の素材が、こどもたちの想像力を掻き立て、無数のあそびが生まれます。
時には失敗したり、思ったようにいかなくて泣いてしまう子もいます。でも、大人によってプログラムされたワークショップでは中々できない失敗を、私はこの『あそび大学』でこどもたちにいっぱい経験してほしいと思うのです。そしてまた、次はどうしようかと自ら考え、試行錯誤してほしいのです。
あそび大学は、こどもたちが自らやりたいことを見つけ、自分で考え、自分で決断し、失敗をたくさん経験する、そんな『あそび場』を目指しています。
一般社団法人SSK 須藤 昌俊
■子どもが本当の意味で遊べる場が少なくなっています。
ホントは遊びって、「いつ始めても、いつ終わりにしても良いもの」で、「子どもたち同士で決めた約束事を守って行う(大人がルールを押しつけるものではない!)」、「勉強などとは違って目的のない非生産的なもの」であるはず!
ところが、近年では、社会が過剰に子どもを心配するあまり、大人の目がないところで、子どもが自由に遊べる場が少なくなってきています。遊びに大人が意味づけをして遊びを誘導してしまったり、大人の都合で制限を加えてしまったりと、子どもの遊び場に大人の目が浸食している状況と言っても良いかもしれません。
そこで、私たちは、遊びをもう一度子どもの手に取り戻すための取り組みとして、「あそび大学」を行なっています。「あそび大学」は、すみだの町工場から提供していただいた素材を使って、自由に遊べる子どもだけの空間です。もちろん、大人のスタッフもいますが、「あそび大学」に関わる大人たちは、子どもの遊びを妨げないように、必要最低限の関わりしかしません。子どもたちの遊びに口を出したり、手伝ったりしたい気持ちをグッとこらえて子どもたちが遊ぶ様子を見守っています。
あそび大学をモデルケースに、子どもが自由に遊べる場を墨田区中に広げていき、遊びを再び子どもの手に取り戻すことを、目指しています。
あそび大学はこんな場所
何をやってもいいし、やらなくてもいい
あそび大学に一歩、足を踏み入れると、そこはこどもだけの空間。
最初は、「自由に遊んでいいの?」と戸惑うこどもたちですが、気が付けば、仲間と一緒に、時には一人で遊びに没頭。帰る時間が来ると、少し惜しみながらも「また来月!」と、手を振って帰っていきます。
すみだまちかど放送局より、取材を受けた際の動画を紹介します。
実際に参加しているこどもたちの様子や、インタビューをご覧いただけますので、ぜひ活動の様子をご覧ください。
寄付者の皆さまへ
特定非営利活動法人Chance For All 代表理事 中山勇魚からのメッセージ
もし、10億円もらうかわりに、あなたの残りの寿命すべてが奪われると言われたらどうしますか?
もし、10億円もらうかわりに、大切な我が子に二度と会えなくなると言われたらどうしますか?
もし、10億円もらうかわりに、残りの一生を友人なしで孤独に過ごせと言われたらどうしますか?
多くの人には、お金より大切なものやお金で買えない幸せがあるのではないでしょうか。
しかし、本当に失うまでその大切さに気づかない人も多いでしょう。
早期教育とか、習い事とか、私立受験とか。
いろんな企業が「このままじゃダメだ」「成長させろ」「我慢させろ」と、よってたかって脅迫してきます。
でも、いちばん大切なのは。
こどもたち一人ひとりが毎日を笑顔でしあわせに生きていることです。
すべてのこどもが、自らの選択によって自分の人生を生きていける社会を目指して。
わたしたちは、これからもこどもたちの「自由」と「あそび」を応援していきます。
墨田区長 山本 亨
「すみだの夢応援助成事業」への御支援をよろしくお願いします!
墨田区では、「地域を盛り上げたい」「地域の困りごとを解決したい」といった、すみだの街を元気にするプロジェクトを応援する取組として、「すみだの夢応援助成事業」を実施しています。
この助成事業は、区内で実施する「新規性のある意欲的なプロジェクト」を募集し、対象に選定された事業を実施する団体に対して、区がふるさと納税を活用したクラウドファンディングの機会を提供し、そこで集められた寄付金を助成金として交付することにより、プロジェクト=“すみだの夢”が実現する仕組みとなっています。
平成29年度から、それぞれの団体が、地域力の向上や文化芸術活動に関連するさまざまなプロジェクトを展開し、“すみだの夢”の実現に向けて活動しています。
皆さまの温かい御支援と御協力をお願いするとともに、このプロジェクトを通じて、新たな交流が生まれ、すみだの街の活性化につながることを期待しています。また、より多くの皆さまに墨田区の魅力を知っていただき、訪れてくださることを心より願っています。
お礼の品一覧
【注意事項】
区外の方だけでなく、墨田区民の方もこのプロジェクト(墨田区)にふるさと納税ができます。また、控除も受けられます。
※区民の方は【墨田区民不可】と記載されているお礼の品(セット含む)はお選びいただけません。
※法人の方は返礼品をお選びいただけません。
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『特定非営利活動法人Chance For All 10周年記念冊子』
100,000円
配送:10周年記念誌の発行は11月予定です。順次発送いたします。
CFA10周年の記念誌をお送りいたします。
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『小学生の放課後well-beingレポート』
30,000円
配送:12月以降発送予定です。
昨年度、CFAがこどもの放課後の実態について、こどもの声をもとに調査したレポートをお送りいたします。
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あそび大学の見学ツアー
50,000円
配送:ご寄附ご入金確認後、日程調整をいたします。
月に1回日曜日に開催している、あそび大学の見学ツアーにご招待します。
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木札
100,000円
配送:11月以降ご寄附ご入金確認次第、木札を作成し設置いたします。
お名前を記載した木札を作成し、あそび大学に来場された方々に見てもらえるよう設置します。
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すみだの職人に出会う【墨田区民不可】
30,000円
申込:2023年12月31日
墨田区の町工場の仕事場を見せていただき、職人さんからお話をうかがいます。ワークショップも計画中です。
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返礼品なし
10,000円
ご支援ご協力いただける、温かいお気持ちのみ頂戴いたします。
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返礼品なし
30,000円
ご支援ご協力いただける、温かいお気持ちのみ頂戴いたします。
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返礼品なし
50,000円
ご支援ご協力いただける、温かいお気持ちのみ頂戴いたします。
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返礼品なし
100,000円
ご支援ご協力いただける、温かいお気持ちのみ頂戴いたします。
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2024年01月05日 12:35
【御礼】「あそび大学」のご支援ありがとうございます!目標達成いたしました!
この度は、あそび大学のガバメントクラウドファンディングに多大なるご支援ありがとうございました。2023年、最後の日になんとか達成することができました。
あそび大学は完全無料で保護者の申し込みがなくても参加できる、文字通り「すべてのこどもたちのための取り組み」です。
実は「すべてのこどもたちが参加できる」という取り組みは世の中にそんなに多くありません。
参加費がかかることで困難世帯が参加できなかったり。
逆に困難世帯向けの取り組みは、対象が非常に限られていたり。
そもそも多くの取り組みは保護者の申し込みが必要なことで、こどもの意思とは関係なしに参加できるできないが決まっているという側面があります。
そういったハードルをなくし、ただただ「誰でも参加できるあそび場」があそび大学です。
あそび大学という取り組みが全国的に注目されてきたこともあり、東京都外からもたくさんの視察の方がいらっしゃいます。
すべて無料で誰でも参加できる取り組みということで「どんな資金調達をされてるんですか?」「企画書や事業計画が見たいです」と言われることも多いのですが、実はあそび大学は資金調達や事業計画が先にあったわけではありません。
「現代のこどもたちにはもっと自由なあそび場が必要だ」という想いだけで、思いっきり見切り発車をした取り組みです。
今どきのNPOはまず資金調達や事業計画が先にあって事業を始めるのが一般的ですが、お金もない、仕組みもない。「なにもないけどとにかくこどもたちのあそび場をつくろう!!」と仲間と一緒に少しづつ作り上げてきたのが今のあそび大学です。
最初にあそび大学を始めてから二年間。毎週、水曜日の9時から12時の3時間、わたしたち特定非営利活動法人Chance For All(CFA)、千葉大学の原教授と学生のみなさん、一般社団法人SSK、Seki Design Lab.と協働する4団体のメンバー約10名で熱い熱いMTGを行っています。
また、実際のあそび大学では毎回30人近くのボランティアの方がこどもたちのあそび場の準備や見守りのために参加してくれています。
たくさんの地域の大人によって支えられている、スマートさはなくて泥臭いけど大切な取り組みだと思っています。
今では年間2,000名ものこどもたちが遊びに来てくれるあそび大学。
2024年からはこどもたちにとってより身近な保育園、学校、児童館、学童などを「自由なあそび場」にしていきます!!
これからも継続的に、そしてよりおもしろく活動できるよう努力して参りますので
ぜひ、みなさんもあそび大学に遊びに来て下さい。
この度はご支援、誠にありがとうございました。
特定非営利活動法人Chance For All 代表理事 中山勇魚もっと見るまだコメントはありません
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2023年12月19日 18:39
プロジェクト終了まであと13日!
現在、85名の方々からご寄付をいただいております。
応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます!
皆様から頂いた温かい応援メッセージも、随時拝見しております。
プロジェクトを開始するまでは、このように感じて応援してくださる方がこんなにもいらっしゃるなんて、夢にも思いませんでした。
みなさまの応援の声とご支援が、私達とプロジェクトの原動力になっています。
残りの募集期間も頑張ってまいりますので、ぜひお知り合いやご友人に本プロジェクトを紹介いただけますと幸いです。
どうにか達成させたい想いです!
引き続きよろしくお願いいたします。関連リンク
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こるね さん
ルールがただ一つだというのが、このプロジェクトの最大の魅力だと思います。大人にとっても、そうであって欲しい。みんなにとっての安心安全な環境づくり、応援し続けます!
2023/12/31 11:52
こるね さん
ルールがただ一つだというのが、このプロジェクトの最大の魅力だと思います。大人にとっても、そうであって欲しい。みんなにとっての安心安全な環境づくり、応援し続けます!
2023/12/31 11:52
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2023年12月19日 10:30
【お知らせ】12/22開催!「すーとくじらの日本一周あそびまくりの旅!爆笑報告会」のお知らせ
2023年9月、日本一周しながら各地であそび大学を実施したCFAの中山(くじら)とSSKの須藤(すー)。現地で見てきたこと、気づきなどを報告します。8,000円のご寄付に対する返礼品としてご用意しております。【墨田区民不可】
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/13107/6025038/141
■開催日時
12月22日(金)20:30-22:00@Zoom
20:30-21:30 報告会
21:30-22:00 あそびについて語りながらクリスマスパーティー!
※当日のご参加が難しい場合、お申し込みいただければアーカイブをお送りします。
※お申し込みは当日まで受け付けます。
■こんな方にオススメ!
・全国のリアルな放課後事情について知りたい方
・こどもに関わる仕事をしている人
・あそび/放課後に興味関心のある人
・子育て世帯の保護者
・教育/保育志望の高校生、大学生
■参加特典
お申し込みいただいた方には『小学生の放課後well-beingレポート』をお送りいたします。
https://x.com/NpoChanceforall/status/1678237617089835009?s=20もっと見るまだコメントはありません
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2023年12月01日 17:10
【ご報告】「あそび大学見学会&報告会」の様子
10月29日(日)、「あそび大学見学会&報告会」を開催しました。
報告会では、なつのあそび大学の実施報告と、これからのあそび大学の構想をお伝えしました。
当日は、なつのあそび大学で議員を務めたこどもたちが参加し、意見を伝えてくれています。
今年のなつのあそび大学では、こどもたちへ、参加前後の意識変化のアンケート調査を行いました。
その結果、なつのあそび大学に参加したことで、積極的に楽しみ、失敗も楽しみの一部として捉え、周りの友達への関わりをよく捉えることが、あそびを通して実現していることがわかりました。
ただ、そもそも「こどもの国」に参加することを選択する段階で、体験することに対して積極的な姿勢が高い可能性もあるので、イベント的な取組だけでは、体験することに消極的な状況にいるこどもに対するアプローチが十分でない可能性があるという点が挙げられました。
その上で、現在、あそび大学では、すべてのこどもが"自分の意志であそべる場"にアクセスできる社会を実現するために、「身近な遊び場100カ所構想」が動き始めています。地域にある公園、児童館、保育園などの既存の公共施設を利用し、あそび大学を広めていく計画を発表しました。
その実現に向けて、現在は、遊び場展開を受け入れてくれる場所や、あそびの素材を提供したいという団体を訪ね、より多くの共感してくれる仲間を増やして、あそび大学の取り組みを拡大中です!
見学会では、こどもたち1人ひとりが自由に過ごしている様子を見て、大人も、その様子に目をかがやかせながらにこにこ見守ってくださったことが印象的でした。
こどもたちにとってよりよい社会になるよう、今後も取り組みを続けていきます。もっと見るまだコメントはありません
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2023年10月06日 17:21
あそび大学見学会&報告会のお知らせ
こどもたちが自由に過ごせるように、原則「大人立ち入り禁止」のあそび大学。
この度、取り組みを知っていただきたいという思いで、あそび大学見学会&報告会を実施いたいます。
この機会にぜひ、思い思いに遊んで過ごすこどもたちのありのままの姿を、見て、感じていただければと考えています。
また、10月29日は見学会だけでなく、なつのあそび大学の報告会も開催予定です。
今年の夏、なつのあそび大学において大活躍したこどもたちの取り組みを
お伝えいたします。ぜひご参加ください。
報告会及び見学会へのご参加をご希望される方は
下記のリンクよりお申し込みください。
《報告会/見学会予定》
10/29(日) 報告会(13:00ー14:00)
10/29(日) 見学会(14:00ー14:30)
11/19(日) 見学会(13:00ー14:00)
12/10(日) 見学会(13:00ー14:00)
全日程、千葉大学墨田サテライトキャンパスにて開催いたします。
(東京都墨田区文花1丁目19−1)
こどもたちにとって、自由に過ごせるあそび場を継続して運営していけるよう
また、こどもたちの身近な場所にそんなあそび場をひろげていけるよう
目標に向けて引き続き取り組んでまいります。
※写真は、昨年度の報告会の様子です関連リンク
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2023年09月11日 12:00
【ご報告】なつのあそび大学の開催が終了いたしました。
8月23日(水)~27日(日)で、あそび大学の夏休み特別企画、なつのあそび大学「こどもの国」を開催しました。
本番の2か月前、事前に公募で集まった”こども議員”たちの準備から、なつのあそび大学は始まります。どんな国にしたらいいか、どんなことを大切にしたいか…。大人が決めるのではなく、議員たちがたくさん話し合いを重ね、一つひとつ決めていきます。初めて会った日から、少しずつ互いの意見に耳を傾け合い仲間になっていく議員たちの姿は頼もしいものでした。
そして、迎えたなつのあそび大学「こどもの国」本番。
入国管理庁でパスポートを受け取り、「こどもの国」に入国します。
墨田区の町工場の素材で工作をしたり、作ったものに値段をつけて自分のお店を作ったり、アルバイトしてキッズ(仮想通貨)を稼いだり、買い物をしたり、何もせず国の中を散歩したり…
こどもたちの過ごし方は十人十色。
だからこそ、こどもたち一人ひとりのドラマがあった1週間でした。
個性溢れるお店を作って満喫した子
初めは不安そうにしていたのがいつの間にか毎日笑顔で遊びに来てくれた子
お兄さんお姉さんといっぱい遊んだ子
とにかくキッズを稼ぐことを楽しんだ子
工作で失敗を重ねながら夢中になっていた子
お店を作って赤字になって頭を悩ませた子
こどもの国のために議論と工夫を続けたこども議員の子
議員選挙に落ちて悔しい思いをした子
最後は仲間と協力して最高の思い出を作った子
楽しいも、悔しいも、大変も、ワクワクも…
ここで生まれた想いは、学校、家庭、また来年のなつのあそび大学でもう一歩を踏み出す勇気になっていくのではないでしょうか。
あそび大学は、こどもたちが自分の「やってみたい!」に挑戦し、自由に参加できるあそび場です。
これからも、こどもたちが幸せに生きる社会の実現のために、より活動を広げてゆきたいと考えております。もっと見るまだコメントはありません
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2023年08月24日 13:00
【なつのあそび大学開催中!※8/27(日)まで】
建国メンバーのこどもたちと2か月間、準備をしてきた「こどもの国」。
8月23日(水)より、いよいよ本番がスタートしました!
こどもたちは、こどもの国の過ごし方のレクチャーを受け、いざ入国。
銀行でお金をもらい、お買い物をしたり、仕事を探したり、自分で仕事を作ってみたりと、こどもの国を満喫している様子がありました。
わくわくに満ち溢れた表情でこどもの国で過ごすこどもたち。
自分の作った商品を買ってもらって喜んでいる子、売れないことで悩んでいる子。壁にぶつかりながらも、自分で考えぬくこどもたちの姿が印象的でした。
あそび大学では、このように、こども自身が失敗と成功の経験を繰り返しながら、たくさんのことを感じていってほしいと考えています。
当日申し込みも受け付けています。
ぜひ足を運んでみてください!関連リンク
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東京都墨田区
墨田区(すみだく)は東京都の東部に位置する、隅田川と荒川に挟まれた町。江戸時代には運河の水利を活かした地場産業が発達し、明治から昭和にかけては次々と町工場が生まれ、その技術や技能は現代にも受け継がれています。毎年夏に開催される隅田川の花火大会は、江戸時代より続く夏の風物詩。両国にある国技館では、大相撲の数々の名勝負が繰り広げられています。2012年には東京スカイツリーが誕生。国内外より多くの観光客が訪れています。
<このプロジェクトは令和5年度すみだの夢応援助成事業です>
すみだの夢応援助成事業とは、すみだのまちを元気にするプロジェクトを支援する助成制度です。墨田区は民間事業者のプロジェクトに対し、「ふるさと納税を活用したクラウドファンディング」の機会を提供し、寄付者は共感するプロジェクトを個別に指定して応援することができます。いただいた寄付金は墨田区から助成金として交付します。すみだの夢応援助成事業については墨田区ホームページ(https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/sumida_kihon/governance/yumeouen_jyoseijigyo/index.html)をご覧ください。
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