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豊かな海の恵みを取り戻す 海の鎮守の森事業(藻場の再生)を応援してください

福岡県宗像市 福岡県宗像市

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寄附募集期間:2017年2月24日~2017年10月31日(250日間)

寄附金額
1,565,000
支援人数
54
達成率
31.3%
目標金額
5,000,000円
終了まで
受付終了

福岡県宗像市

プロジェクトオーナー

 福岡県宗像市は、北九州市と福岡市の両政令指定都市の中間に位置し、農業や漁業といった第一次産業が盛んなまちです。特に水産業では2つの離島を含め、4つの漁港を有し、年間を通じて様々な水産物が水揚げされています。特に天然トラフグやマアジ、ヤリイカは有名です。また、日本海側の海女の発祥地とも言われ古くから豊かな海の恩恵を受けていました。
 しかし、近年では海水温の上昇などさまざまな要因により、海の森林ともいえる大切な藻場が消滅しつつあります。
 折しも、平成29年10月に「第37回全国豊かな海づくり大会」が宗像市で開催されます。同大会は、例年、天皇、皇后両陛下ご臨席のもと開催される国民的行事で、水産資源の保護・管理と、海や河川の環境保全を通して、漁業の振興と発展を図ることを目的としております。
 宗像市もこれまで、稚魚の放流など水産資源の保護に取り組んできましたが、海の中にある藻場を再生することで、自然の持つ力を回復させ、豊かな海を取り戻していきたいと考えています。是非とも海の鎮守の森事業(藻場の再生)の応援をよろしくお願いいたします。

福岡県宗像市

 福岡県宗像市は、北九州市と福岡市の両政令指定都市の中間に位置しています。
 宗像地域は4世紀後半から9世紀末にかけて、大陸と活発に交流が行われたた歴史があり、それを物語る史跡が数多く点在しています。特に離島の沖ノ島では約8万点の奉献品が発見され、すべて国宝に指定されています。
 現在、沖ノ島を含む「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録活動を行っています。2015年には国内推薦が決定。2017年の世界遺産登録へ向けて頑張っています。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
 ⇒ふるさと納税をもっと知る
 ⇒私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
 ⇒ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングについて

■このプロジェクトの概要■

日本各地の海岸で起こっている「磯焼け」という現象をご存知でしょうか。海底でコンブやわかめなど各種海藻が減少し、砂漠のような状態になってしまうことです。海藻が群生する「藻場(もば)」は魚類の生活の場や産卵場所になったり、光合成で酸素を生産したり、環境に重要な役割を果たしていて、磯焼けは重大な問題になっています。

宗像市では、豊かな海を取り戻すために藻場の再生に力を入れてきました。平成24年度から平成26年度までの3年間、3,000㎡の海底へ投石などを行い海藻が回復しやすい環境を整備。平成27年度に海底のモニタリング調査を行ったところ、徐々に海藻が定着して、アワビやサザエ等の育成が確認できました。着実に海は豊かさを取り戻しつつあります。

しかし、これまで整備できた面積は、広大な海に比べれば微々たるものです。豊かな海を取り戻す海の鎮守の森事業(藻場の再生)を実施するための費用の一部を、みなさまからの寄附で賄いたいと考えています。

みなさまのご協力をお願いいたします。

豊かな海に迫る磯焼け

 九州北西部に開ける玄界灘。対馬海流が通る大陸棚が広がる絶好の漁場で、宗像市にある鐘崎漁港もその東岸に位置しています。
 鐘崎漁港は山口県の日本海側から続く好漁場・響灘と玄界灘との境界にあたり、福岡県内で一番の漁船数と、有数の漁獲高を誇っています。
 沿岸部では、古来からの豊かな海を下支えする海藻のベッド「藻場」も広がり、主にホンダワラやワカメなどがいきいきと繁茂しています。なかでも、玄界灘と響灘の潮がぶつかる浅瀬で育ったワカメは非常に質がよく、宗像大社を通じて皇室への献上ワカメとして取り扱われています。
 そんな宗像の沿岸部で行われた調査でも海の砂漠化「磯焼け」が拡大傾向にあることが確認されています。

ご存知ですか?藻場の重要性

 陸地にある森林は、二酸化炭素を吸収して代わりに酸素を供給したり、動物の生息場所となったりと、環境において重要な役割を果たしていますが、実は、同じように海の中にある藻場も重要な役割を果たしています。
 藻場は「海中の森林」とも呼ばれます。海水面より深い場所にあるので私たちが直接目にする機会は少なく、その重要性は見過ごされがちですが、海の環境を保護する上で、藻場はとても大切な役割を担っています。
 豊かな海を守るためには、藻場を再生する取り組みが必須です。

■魚の生活の場としての藻場

 藻場は、波や海流の流れを緩やかにするため、泳ぐ力の弱い幼稚魚にとっては格好の生活の場となっています。また、大型の魚などから身を隠す隠れ家ともなっています。

■産卵場所としての藻場

 藻場は、魚の産卵場所としての役割を果たしています。普段は沖合や水深の深い場所に棲んでいる魚も、卵を産む季節になると、海岸付近の藻場に産卵のために集まってきます。
 しかし、磯焼けの進行により、魚の産卵場所である藻場が壊滅していた場合、海岸に近づいて産卵しても海藻に卵が付着できず、小魚に食べられたり、海岸に打ち上げられて死んでしまったりするのです。卵が孵化しなければ、新しい生命は誕生せず、魚の数が減ってしまうことになります。

■酸素の供給と水質浄化

 藻場を形成する海藻は、海水中に溶けている窒素やリンを吸収し、光合成を行うことで成長するとともに、魚が生きていく上で必要な酸素を大量に供給しています。
 窒素やリンを吸収することで、海水中の栄養分が増えすぎるのを防止すると同時に、海水の透明度を高め、効率的に光合成できる環境を維持しています。藻場の面積が減少すると、海水中の栄養分が増えてしまい、赤潮などが発生しやすくなります。海中のプランクトンが増えすぎることで起こる赤潮は海中の酸素不足を引き起こすことになります。

■食物連鎖のバランスを保つ

 陸上、海中にかかわらず、生物はほかの生物を食べたり、食べられたりする関係でつながっています。
 海藻はそれ自体アワビやサザエといった貝類などのエサになるほか、海藻の表面に付着した小さな藻や微生物は小型のエビなど甲殻類のエサとなります。それらを捕食するために小魚が集まり、小魚を捕食する魚も集まるといったように、食物連鎖でつながっています。
 もし藻場が消滅してしまうと、食物連鎖のバランスが崩れてしまい、これまでの豊かな海が維持できなくなる可能性もあります。



「砂漠化が進む藻場」を再生し、海を豊かにする

 藻場を再生して魚などの生き物を増やす宗像市の取り組みとその成果を写真とともにご紹介します。

■磯焼けの状況

写真
 海水温の上昇やウニなどの藻食動物の増大、生活排水の流入に伴う汚濁など複合的な原因によりこの磯焼けが発生すると言われています。
 海域によって磯焼けが発生するメカニズムは様々です。
 宗像市の沿岸部においても、この磯焼けが拡大傾向にあることが確認されているため、各種対策を開始しました。


■自然石等の投入直後

写真
 ブロックなどを沈めて作った魚の棲みかを人工漁礁と言いますが、海藻が生えやすい人工物を海に沈めたものを「藻礁」と言います。
 宗像市では今までも海底に自然石や、牡蠣殻をベースにした基材の「貝藻くん」を投入しています。
 光合成しやすい太陽光線が届く深さ、海流の流れ、海水温度、海域での海藻の種類など様々な条件を事前に調査した上で実施しています。


■藻が定着しはじめた様子(3か月後)

写真
 投入後、3か月目には周辺に小型の藻が徐々に定着してきました。
 「貝藻くん」表面には、牡蠣殻を利用することにより複雑で小さな凸凹ができます。この形状により、海中を浮遊する海藻の種を受ける面積が増え、さらに生えた海藻はしっかり根を張ることができるので流失しにくくなります。


■藻が定着した様子(1年目)

写真
 1年目になると、この海域に多い藻類「ホンダワラ」が定着するとともに、「貝藻くん」周辺の岩にも着実に藻類が繁殖し、藻場が回復している様子がわかります。
 こうした海藻が長い年月をかけて定着していくことで、磯焼けが発生した海底が徐々に本来の藻場へと回復していきます。


■今回は自然石、貝藻くんの投入を行います

 今回のプロジェクトでは、これまでの取り組みの実績を踏まえ、自然石と貝藻くんの投入を規模を拡大しておこないます。これまでおこなってきた場所の周囲に新たに投石しエリアを広げ、藻の定着の促進を図り、まさに海藻(海の鎮守)の森となるよう藻場の回復につなげていきます。



「海の森林」としての機能を取り戻すための活動

 宗像市では、藻場再生の取り組みだけでなく、それ以外の豊かな海を取り戻す活動も行っています。

■稚魚放流

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 水産資源の枯渇を防ぐために、稚魚の放流にも取り組んでいます。
 平成27年度には、トラフグ47万6千尾、アマダイ3千尾、アラカブ(カサゴ)3千尾などを放流し、海の資源回復に取り組みました。
 こうした稚魚の放流も、稚魚が育つ場である藻場があってこそ有効性が増すので、藻場の回復と稚魚の放流は水産資源回復のための両輪とも言えます。


■アワビ稚貝の放流

写真
 稚魚の放流に加えて、アワビの稚貝の放流にも取り組んでいます。平成27年度には18万個の放流を行いました。
 大島(離島)にあるアワビ中間育成施設において、1cmほどの稚貝を、生存率が高まる約3cmの大きさまで育ててから、海士が海に潜り成長しやすい場所に直接放流。3年の月日をかけて約10cmまで成長します。


■鋭いトゲのウニ「ガンガゼ」を駆除

写真
 海藻を食い荒らす食害生物のひとつガンガゼの駆除を行っています。
 ウニの一種で、長いトゲは細くて鋭く、簡単に人の皮膚に突き刺さるため、捕獲が難しく商品化に向いていない上、数が増えすぎると藻場にある海藻を食い荒らし、磯焼けが進行します。
 そのため、海士が定期的に海底に潜り、バランスを図るための駆除に取り組んでいます。


■陶管の投入

写真
 陶器でできた管(陶管)を漁師の協力を得て、3本を一組にして海に投入しています。
 海に投入された陶管は、稚魚や小型の魚の隠れ場所となります。また、フジツボなどが陶管に付着すると、それをエサとする魚も集まります。


■地元水産高生が先生に!「宗像国際環境100人会議」

写真
 宗像国際環境100人会議は世界の各分野で活躍するリーダーや学識経験者が集まり、海の環境問題の解決策を協議するフォーラムです。会議には生徒・学生も参加し、次世代の国際人の育成にも貢献しています。
 平成28年は福岡県立水産高校の生徒指導の下、中高生や社会人が森林荒廃の原因となっている竹を切り出して竹漁礁を作成し、海に沈める体験学習などを実施しました。


■10月に「第37回全国豊かな海づくり大会福岡大会」開催!

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 平成29年10月28日(土)・29日(日)に「第37回全国豊かな海づくり大会 福岡大会」が宗像市をメーン会場に開催されます。
 この大会は、水産資源の保護・管理と、海や河川の環境保全の大切さを広く知ってもらうとともに、漁業の振興と発展を図ることを目的に、例年、天皇、皇后両陛下の御臨席のもと開催されている国民的行事です。

写真提供:山形県庄内総合支庁全国豊かな海づくり大会推進課
「第36回全国豊かな海づくり大会~やまがた~」



寄附の使い道

 今回の事業で自然石や貝藻くんなどを設置することにより、徐々に海藻が定着し、魚介類の生活の場、産卵の場所となるとともに、光合成を行うことで海中の酸素を生成するなど海全体の再生へとつながります。

 このたびは自治体側で用意している事業予算に追加し、今回のプロジェクトにご賛同いただいたみなさまからの寄附金額の分だけ事業を拡大し、その効果を高める計画にしております。
 目標金額に到達し予定通り事業が行われますと、例年の1.5倍(1,500㎡)以上の海底の藻場再生へとつなげることを見込んでいます。
 募集期間終了後から、順次地元漁師の協力を得ながら設置していき、今回の事業費で行う資材の設置は来年3月末までには完了する見込みです。



宗像市近海の水産グルメ!

 生い茂ろうとする海藻の手助けに藻礁を設置し、広がる磯焼けを食い止めようという取組みは、海の環境を保全するだけでなく土地で名物となっているおいしい海産物を守ることにもつながります。
 今回、宗像の豊かな海を守るための取組みに賛同してのご寄附を寄せていただいた方には、宗像に水揚げされた海の恵みの数々をお礼の品としてお送りいたします。その一部をご紹介します。


■鐘崎天然とらふく

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 一部の地域では、フグのことを“福”にかけて濁らせずに“フク”と呼びます。
 宗像市では、「鐘崎天然とらふく」としてブランド化に取り組んでいます。
 あまり知られていませんが、実は宗像市の天然トラフグの水揚げは全国でもトップクラスを誇ります。フグで有名な山口県下関にある南風泊(はえどまり)市場で取り扱われる外海物の天然トラフグは3分の1を占めており、その品質は折り紙つきです。


■玄ちゃんアジ

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 市の花や市の木は一般的によく聞かれますが、宗像市では、マアジを市の魚として登録しています。
 玄ちゃんアジは鐘崎漁港沖合の玄界灘で釣り上げた瀬付きのマアジで、サイズが26cm以上のものを言います。特に活魚の玄ちゃんアジは魚の鮮度を保つために、料理人の手に渡るまでは絶対に手で触れてはならないというルールを厳格に守っています。
 玄界灘の荒波に揉まれているため身が締まっていて脂のりが抜群に良く、通常のアジという魚の評価を覆す逸品です。


■ヤリイカ

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 鐘崎漁港の沖合約60キロにある「沖ノ島」近海で釣り上げてきたヤリイカです。特に活きイカは、透き通った身の美しさ、口に入れた時のコリコリッとした食感は絶妙で、甘くとろりとした味わいが特徴。
 一年を通じて食べられますが夏から秋にかけてのヤリイカは特に美味しくいただけます。


■ワカメ

写真
 沿岸の磯では、良質の天然ワカメが採れます。特に、玄界灘と響灘の潮がぶつかるところに曽根(そね)と呼ばれる浅瀬があり、この曽根で育ったワカメは高品質であると大変好評をいただいています。




  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 砂漠化を食い止め、緑豊かな海になるよう応援しています。

    2017年9月24日 23:06

  • 豊かな海を取り戻すために微力ながら、応援したいと思います。

    2017年9月20日 20:12

  • 日本列島の生活は豊かな水によって支えられています。美しい海を守るこころを次の世代に残しましょう。

    2017年6月30日 10:43

  • 自然と人が互いに尊重し、共存できるよう、応援しています。

    ふるさと納税制度を利用したクラウドファンティングが全国的にさらに活性化することを願っています。

    すてきな宗像市が、市民や移住者に今後もたくさんの幸福を感じさせ続けることができますよう、移住希望者として応援しています。

    2017年6月17日 20:27

  • 豊かな海を守るために、少しでも役に立ちたくて選びました。頑張って下さい。

    2017年5月13日 16:32

  • 縁あって身内が宗像市へ嫁いでいます。
    海も豊かで、魚介に恵まれ、とても住みよい美しい街と聞きました。この様な素晴らしい取り組みにも、賛同致します。
    応援しています。

    2017年4月25日 1:06

  • 豊かな海を取り戻す一助としていただければ幸いです。
    頑張って下さい。

    2017年4月5日 22:03

  • 環境保全は、人類全体にとってもとても大切なことだと感じます。このような取り組みを推進している宗像市は、きっと環境にやさしい活動を行っている自治体なのだろうと思います。
    こういった自治体を応援していきたいと思います。

    2017年3月24日 9:05

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