神栖の未来を変えるやさしい選択〈ともに築く、人と動物のやさしい暮らし〉

カテゴリー:動物 

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寄付金額 27,000

1.8%

目標金額:1,500,000

達成率
1.8%
支援人数
2
終了まで
89
/ 90

茨城県神栖市(いばらきけん かみすし)

寄付募集期間:2025年9月24日~2025年12月22日(90日間)

茨城県神栖市

プロジェクトオーナー

茨城県神栖市では、動物の愛護及び管理についての意識の高揚を図るため、様々な事業を実施しています。
そのなかでも、多くの方々に犬、猫の不妊去勢手術の補助制度を活用していただいており、
神栖市から県動物指導センターへの収容頭数は減少傾向にありますが、
その一方で飼い主のいない猫に対する無責任な餌付けや、動物遺棄等の問題もあります。
神栖市では動物愛護団体や個人ボランティアの方々と連携を図り、補助制度等を活用していただきながら、
一つひとつの問題に対して取り組み、人と動物が共生できる社会の実現を目指して、
不幸ないのちがこれ以上増えないよう活動しています。

神栖の未来を変えるやさしい選択〈ともに築く、人と動物のやさしい暮らし〉

茨城県神栖市では、動物の愛護及び管理についての意識の高揚を図るため、様々な事業を実施しています。

そのなかでも、多くの方々に犬、猫の不妊去勢手術の補助制度を活用していただいており、
神栖市から県動物指導センターへの収容頭数は減少傾向にありますが、
その一方で飼い主のいない猫に対する無責任な餌付けや、動物遺棄等の問題もあります。

神栖市では動物愛護団体や個人ボランティアの方々と連携を図り、補助制度等を活用していただきながら、
一つひとつの問題に対して取り組み、人と動物が共生できる社会の実現を目指して、
不幸ないのちがこれ以上増えないよう活動しています。

令和6年度の実績

令和6年度の寄付金は775,000円に達しました。
これもひとえに、皆様からの温かいご支援の賜物と、深く感謝しております。
誠にありがとうございました。

逼迫した施設、少しでも減らしたい

茨城県では、平成2年度には年間約2万7千頭の殺処分を行っていましたが、平成28年度に「茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」が施行され、令和元年度には譲渡適正のあると判断された犬猫の殺処分ゼロを達成することができました。
しかし、依然として収容頭数は施設の想定を超えており、殺処分ゼロを維持するために逼迫した状況です。

令和6年度における神栖市の犬猫収容頭数は、犬:55頭 猫:75頭 計130頭 が県動物指導センターに収容されています。
この頭数は、県内自治体で2番目に多い状況です。

動物愛護団体や個人ボランティアの方々の協力のもと、譲渡活動やTNR活動、地域猫活動の促進など、県動物指導センターへの収容前の活動を令和7年度からより連携を強化して実施しております。
年々収容頭数は減少傾向にありますが、無責任な餌付けや放し飼いなど、飼い主のモラルやマナーによる問題が未だ発生しており、ご理解をいただけるまで根気強く指導している状況です。

問題の根本的改善!そのための3つの柱

市民の方から「庭を野良猫に荒らされてしまった」「フンなどが多くて困っている」など犬や猫に対するご意見を多くいただきます。
しかしながら、元をただせば、飼い主から見放された犬や無責任な餌付けなどで繁殖した猫たちであり、ただただ必死に生きているだけであって、それらの問題は私たち人間が招いた結果といえます。

犬や猫に罪はなく、動物に係る問題はその地域や人の問題であり、その意識を改革し、理解を深めなければ根本的な問題解決には繋がりません。
そこで神栖市では、以下の3つの施策を柱に、問題解決に向けて取り組んでいます。

①神栖市独自の動物愛護条例の制定

令和3年度に神栖市動物愛護条例を策定し、市や市民の責務、飼い主の遵守事項などを定めました。
啓発活動の一環として、出前講座や毎年外部講師を招いた講演会、市民であれば誰でも掲載できる譲渡情報を市ホームページで常時掲載し、動物愛護の意識の向上及び譲渡の活動促進に努めています。

②動物愛護団体等多機関との連携

市内で活動されている動物愛護団体や個人ボランティアの方々を中心とした動物愛護協議会を令和6年5月より立ち上げました。
市民の皆様より寄せられたご相談やご意見をもとに、
動物愛護団体や個人ボランティアと直接現場を確認し、
相談者の事情やご意向を伺いながら、捕獲や手術などのお手伝いをしています。

また、福祉関係機関との連携を強化し、多頭飼育崩壊などの問題が発生しやすいと言われる高齢者や支援を必要とする方々が抱える問題に対して早期発見に努めています。
令和6年度には社会福祉協議会主催の勉強会に参加し、講演をさせていただき、
令和7年6月には、動物愛護協議会主催のいぬねこ譲渡会を神栖市役所で開催し、
愛護協議会会員さんとともに譲渡会を運営いたしました。(当日参加者は、延べ200人を超えました。)

③補助制度の充実

当市では、飼い犬や飼い猫に対する不妊去勢手術のほか、飼い主のいない猫の不妊去勢手術についても補助を行ない、TNR活動や地域猫活動の支援をしています。
これまで性別に関わらず1匹につき5,000円を上限に補助させていただいていましたが、令和6年度より、オス7,000円・メス10,000円に拡充し、利便性の向上を図りました。

神栖市では補助制度を活用していただき、実際に犬や猫などの動物と関わりを持つことで動物愛護や福祉の理解を深めることが、意識改革に繋がると考えております。

【補助制度概要】

○神栖市犬及び猫の不妊・去勢手術補助金
・補助条件 
 神栖市民であること、市税等の滞納がないこと
 狂犬病の予防注射を補助申請日前1年以内に受けていること
・補助金額(頭数制限なし)
 
犬:手術にかかった費用の1/3 上限10,000円
猫:手術にかかった費用の1/3 上限 5,000円
 
○神栖市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術補助金
・補助条件 
 神栖市民であること、市税等の滞納がないこと
・補助金額(頭数制限なし)

オス:手術にかかった費用の10/10 上限 7,000円
メス:手術にかかった費用の10/10 上限10,000円

寄付金の使い道

飼い犬・飼い猫・飼い主のいない猫に係る不妊去勢手術補助費用
※目標金額に達しなかった場合でも、上記費用の一部として活用させていただきます。
※目標金額以上のご寄附を頂いた場合には、今年度の本プロジェクトに係る経費または、
次年度以降の市の環境衛生対策に係る経費に充てさせていただきます。

目指すべきビジョン

「人と動物が共生する社会」とは、人が動物を理解するだけではなく、地域の人と人の理解と協力があって初めて成り立つものだと考えています。
餌付け=悪といったイメージは未だ根強く、どれだけ説明しても理解が得られず、
地域猫活動やTNR活動に障害をきたし、結果として改善に至らない問題や地域が点在します。
放し飼いなども同様に飼い主のモラルやマナーだけではなく、時代の変化に伴って多様化する犬や猫の暮らし方について、
正しい認識がまだ十分に広がっていないことが大きな要因だと考えています。

私たちは引き続き、継続的に啓発活動に実施し、市民の皆様の様々な関わり方をもって、
動物やその事業に対する理解や認識を深めていただき、人と動物が共生し、ともに幸せに暮らせる社会を目指していきたいと考えています。

「私たちと動物たちの暮らし」はこれから先も続いていきます。
これ以上不幸ないのちを生み出さないために、皆様からの支援を力に、やさしい未来を作っていきます。
どうか、この取り組みにお力をお貸しください。あなたの支援が、明日の神栖市を変えます。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品ご紹介

現在進捗情報はありません。

茨城県神栖市

広大な鹿島灘と利根川に囲まれた神栖市(かみすし)。
豊富な水資源と温暖な気候に恵まれ、各産業がバランス良く発達し、スポーツも盛んな潤いのあるまちです。
この自然の恵みを生かし、全国一の出荷量を誇るピーマンや水産加工品などの特産品を産するほか、鹿島港を中心とした鹿島臨海工業地帯には石油化学をはじめとした180社あまりの企業が立地し、茨城県で第一位の製造出荷額を誇っています。