徳島県
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阿波指物師が作る遊山箱「渭水の月」
木材の集散地であった徳島県は、かつて全国2位の建具の産地でした。
明治28年から続く「阿波指物師」の4代目、阿波の名工・富永啓司が、徳島伝統の阿波指物の技法を使って、古くから徳島の人びとに愛用されてきた「遊山箱」の、新たなかたちを作り上げました。鉋掛けで仕上げた木のぬくもりを生かし、水面に映る美しい月をモチーフとした繊細かつ優美な意匠を施しています。
指物とは、くぎを使わず木を差し合わせて組み立てる技法で、阿波指物は、かつて徳島藩の「阿波水軍」を支えた船大工から受け継いだ精巧な技術を駆使した組子細工と、
徳島ならではの自然美をモチーフとした意匠が持ち味です。
お部屋のお気に入りの場所に置いていただき、インテリアとして、またお菓子箱や小物入れとして使われるなど、ご自由な楽しみ方で、徳島の地が育んできた阿波指物と遊山箱という伝統文化の豊かな魅力を、心ゆくまでご堪能ください。
完全受注生産
お申し込みから2ヶ月程度のお時間をいただきます。
【製造者】
徳島県徳島市
富永ジョイナー有限会社
事業者名:富永ジョイナー有限会社
連絡先:088-652-6323
カテゴリ |
家具・工芸品・装飾品
>
民芸品・工芸品
>
伝統技術
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- 自治体での管理番号
- AQ001
徳島県について
江戸時代、徳島は質・量とも最高峰の藍の産地として栄華を極め、「阿波二十五万石、藍五十万石」と謳われました。
「阿波おどり」や「阿波人形浄瑠璃」、江戸時代の情緒溢れる「うだつの町並み」など、徳島ならではの文化が一斉に花開いたのも、阿波藍あればこそ。
阿波藍は日本人の心の色。明治時代に日本を訪れた欧米人は、暮らしに溢れる藍色を見て「ジャパンブルー」と称しました。それを育んだのが、徳島なのです。
澄んだ青い空、蒼く透き通った海、そして碧い山々。
引き込まれそうな大自然の驚異「鳴門の渦潮」。
深く切れ込んだ渓谷と翡翠色の川面が輝く「大歩危小歩危」や群青色の山または山が連なる秘境「祖谷渓谷」。
そして紺碧の海に世界一のサンゴが花咲く「牟岐大島」やサーフスポットの数々。
自然も文化も歴史も、そして食も徳島の魅力をお届けします。
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