奈良県 桜井市
オンラインワンストップ:自治体マイページ
「虹色珊瑚」と呼ばれる海松で作成した香合 S-2.【普遍的な美しさ】香合「虹色珊瑚」
・ユーモアを刺激する和の小物
・歴史ロマンあふれる美術工芸
・追い求めるオリジナリティ
本品は、「虹色珊瑚」と呼ばれる海松で作成した香合です。
「深海松(レインボーコーラル・虹色珊瑚)」とは、一般的な宝石用の珊瑚と同様、「八放珊瑚ヤギ類」に属す、北方の深海に生息する珊瑚の一種です。
このサンゴは深海に生息することから、古くから希少珊瑚として扱われ、高貴な僧侶の数珠や武士の印籠の装飾品として珍重されてきました。
深海松は宝石としても登録されており、【虹彩珊瑚】とも呼ばれています。
ご協力:文殊房
【地場産品に該当する理由】
市内の工房において、希少なサンゴである虹色サンゴを削り、彫刻し、磨くという香合を製造する工程を行うことにより、付加価値は返礼品の6割を占めています。(告示第5条第3号に該当)
特別国際種事業者番号:A-266
事業者の氏名又は名称:文殊房
住所:奈良県桜井市谷260-19
代表者の氏名:萬谷万起子
譲渡又は引渡しの業務の対象とする特別特定器官等の種別:ぞう科の牙及びその加工品
登録番号:04261号
登録の有効期限の満了日:2026年5月31日
こだわりポイントをご紹介
ユーモアを刺激する和のテイスト
「奈良筆」にとって歴史的に縁のある奈良県桜井市三輪(大神神社参道)にて営業しており、伝統を伝承しつつ現代にマッチしたユーモアを刺激する制作物は、寺社関係者や書道・茶道・香道を嗜む方々から広く愛されています。
特に、正倉院宝物をモチーフにしたシリーズは、透かし・彫刻などの伝統工芸の技術の粋と技が光ります。シルクロードの終着点である「奈良」に集まった世界の芸術。そこから独自に発展した天平文化と「奈良筆」の出会いは、悠久の価値を創造します。
追い求めるオリジナリティ
「伝統工芸の枠の中でいかにオリジナリティを追求し、お客様に満足していただく作品づくりができるか」ということを大切にしています。たいへん難しいテーマですが、挑戦し甲斐があり作家性が刺激されます。
近年では、木竹材と異素材を組み合わせたり、異業種の職人とコラボレーションしたりした創作など、伝統技術をもとに新しい分野へも果敢に挑戦しています。
こんなところで作っています
「オリジナルかつユーモアを刺激する作品を制作する。」をモットーに、「奈良筆」にとって歴史的に縁のある奈良県桜井市三輪(大神神社参道)にて、『文殊房(もんじゅぼう)』という制作工房とギャラリーを運営しています。
取扱品は、墨・硯・紙・一般筆等・書道用品の他、特殊筆・矢立・文鎮・筆筒・香木を使った特殊ボールペン・茶杓・茶入れ・香合・香炉・香筒・塗香入れなど。職人の感覚と技術で「和の工芸品」を手作りしています。
ものづくりへの思い
筆管師の家に生まれ、幼少のころから轆轤(ろくろ)を使って様々なものを作っていました。木や竹、象牙、水牛、珊瑚など天然素材を使った筆管づくりを中心に、技を磨いて参りました。
現在は、奈良を代表する社寺の儀式で使用する筆の制作や、天然素材を使ったオリジナルの作品づくりを行っています。矢立や硯箱といった書道用具や文房具、香合、塗香入れなど幅広い「和の工芸品」を手掛けています。
ふるさと納税への思い
古来より人々の生活に寄り添い続いてきた、「真心を贈る」という美しい日本の習慣。心から喜んでいただけるように、相手のお顔を思い浮かべながら贈り物を吟味する。そんな細やかな気遣いと感謝の気持ちを表す機会に、「和の工芸品」を選んでみてはいかがでしょうか。
「ふるさと納税」を通じて、職人の感覚と技術が生み出す「和の工芸品」に触れていただくことで、古都・奈良の歴史文化の奥深さと魅力をご理解いただき、伝統工芸を絶やさないために後継者育成の一助となれば幸いです。
すてきな変化が生まれています
2017年、奈良県桜井市の「ふるさと納税」のお礼の品として、当事業所の「和の工芸品」の取り扱いが始まるのと同時に、ギャラリー『文殊房(もんじゅぼう)』が開店しました。
店舗は、観光客で賑わう大神神社の参道沿いにあり、奈良県桜井市三輪を訪問される多くの方々に好評をいただいております。
寄附者の皆様も近隣までお越しになった際は、ぜひギャラリーへお立ち寄りください。
文殊房 返礼品一覧
カテゴリ |
家具・工芸品・装飾品
>
民芸品・工芸品
>
雑貨・日用品 > インテリア・絵画 > インテリア |
---|
- 自治体での管理番号
- S-2
- 地場産品に該当する理由
市内の工房において、希少なサンゴである虹色サンゴを削り、彫刻し、磨くという香合を製造する工程を行うことにより、付加価値は返礼品の6割を占めています。(告示第5条第3号に該当)
桜井市について
桜井市は、奈良盆地の清流を集め大阪湾に注ぐ大和川の上流、奈良盆地の東南部に位置し、面積の約60%が山間部である自然豊かなまちです。
市内北部には、弥生時代の大規模集落である纒向遺跡が存在し、邪馬台国畿内説の最有力候補地とされ、また、ヤマト王権発祥の地として、我が国の生い立ちにかかわる重要な遺跡であると考えられています。
また、日本文化の原点である相撲発祥の地、仏教公伝の地、芸能創生の地として記紀万葉に綴られています。
特に、素麺の発祥の地は桜井市の三輪であり、「三輪素麺」として全国に知られています。
桜井市では、「卑弥呼の里・桜井ふるさと寄附金」を設置し、邪馬台国のロマンに心魅かれる方や、桜井市を応援する方からの寄附を募っています。
ふるさと納税でいただいた寄附金は、纒向遺跡の調査研究、保存活用等に関する事業をはじめ、様々な事業に活用させていただいております。
奈良県 桜井市