自然豊かな徳島美郷でこだわり木の家をセルフビルド!~子育て支援や文化交流の場となり、いのち溢れる山暮らしの魅力を届けたい~
カテゴリー:新産業・地域創生
寄付金額 3,367,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 112.2%
- 支援人数
- 83人
- 終了まで
- 受付終了
徳島県(とくしまけん)
寄付募集期間:2020年10月1日~2020年12月29日(90日間)
徳島県 × moku moku note Bakery & Cafe
自家製酵母のハード系食事パンを石窯で焼くパン工房。自然豊かな山暮らしの中の癒やしと感動が味わえるカフェ&ゲストハウス。その実現のため、こだわりの「木の家」を手作りで建設中です。
地産地消や安心素材にこだわり、体にも心にも美味しいパンやカフェメニューを展開させ、同時に、自然と寄りそう「食」「農」「暮らし」を体験できるコミュニティカフェ&ゲストハウスを開業します。
また、子育て世代に寄り添いサポートする場所として、地域全体で見守る子育て・教育の分野などにも貢献していきます。世代問わず集いやすい場を目指し、人のつながり・賑わいを生み出し、過疎化の進む美郷地域の活性化につなげたいです。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
温かいつながり息づく美郷地区に移住して
人のぬくもり、大自然に心育まれる山暮らし
こんにちは!吉野秀と申します。私たち夫婦は12年前、「小さな木の家を手作りし、石窯パン屋さんを開く」ことを夢見て、理想の土地を歩き求めていました。
その中で徳島県吉野川市美郷の山々に囲まれた美しい風景、出会う人の素朴な温かさに惚れ込み、美郷での山暮らしを決意。山での暮らしには素朴な感動・出会いが詰まっています。
混じりけなしの静けさ。野山を駆け回る喜び。自家栽培の作物を口にできる豊かさ。隣家に気兼ねしすぎずに音楽や創作を楽しめる幸せ。木を燃やし、自然の火を見ると、心躍り、心安らぐ。
他方、美郷地区の高齢化・過疎化は深刻で、平均年齢は68歳。令和2年7月の人口は昭和35年と比べ、約6分の1の876人。2060年までに約300人になることが予測されている限界集落。
そんな過疎地域で、私たちが心豊かに子育てできるのは、地域全体で子どもを見守り育む、素朴で温かいコミュニティが今も息づいているから。
美郷の魅力である「豊かな自然と触れあう感動」「人のつながりの温かさ」を伝えていけないだろうか?山暮らしの魅力を体感・共感してもらい、人を惹き寄せ、移住する人を増やせないだろうか?
「自然の中でのびのび子育て」「温かい交流を生む」場所を作りたい!
セルフビルドの木の家を、憩いと集いの場に
美郷を元気にするコミュニティハウスへ
呼吸し、体温を持つ家。風や太陽と共に生きる家。歴史と共に成熟を重ね、老いるほど魅力を増す家。そんな木の家を自らの手で作りたい。12年掛けて設計し、念願のセルフビルドに着手。
基礎工事と上棟工事は建設業者やプレカット会社の皆様、夢を応援してくれている友人に力を借り、心に残る工事になりました。
屋根張り、ログ壁工事、石窯製作。コツコツ大工作業を積み重ねています。一人、また一人と、熱い想いを共有してくれる仲間が増えていっています。
薪香る手作りの石窯で焼き上げるパン。外はバリッ。中はもっちり。特別な風味。自家製酵母をメインに使用し、じっくりと低温長時間発酵。シンプルながら奥深い味わいに仕上げたハード系食事パンが中心です。
目玉商品のカンパーニュは、地元小野農園さんの有機粗挽き全粒粉を贅沢に使用。しっとりとしながらもざっくりと力強い。噛みしめるほどに味わい深いパン。カフェスペースでは、ハードパンのサンドイッチや石窯ピザを、木の香りや美しい山の眺めと共に楽しむ。
お子様連れの方がくつろげる店内環境、雰囲気を作り、庭でのびのび子どもを遊ばせられ、自然を体験できるワークショップや、育児の悩みに寄りそうイベントを開催します。
もう一つの我が家のように気軽に、時を忘れ一日過ごせるような場所。「コミュニティハウス=人と人のつながりや交流を生み出す場」として、皆様に美郷の魅力を十二分に体感していただき、移住への足がかりを作れたら。
地方だからこそできること 里山の魅力
「山」と「街」の架け橋に
清流での川遊び。豊かな山野と多様な生き物。そんな自然豊かな環境を求めて、多くの子連れ家族が美郷を訪れます。しかし、小中学校・幼稚園は休校し、保育所もないこの地域は、子育て環境が整っているとはいえません。
そんな中、子育て世代の方の悩みに寄り添いサポートする場所となることで、自然豊かな美郷での子育てに安心感と魅力を感じる人を増やすことで、移住者増加につなげられるのでは。
店舗の2階は最大8名まで泊まれる宿泊スペース。喧噪を離れた山の中、日常を忘れ、大自然に浸る特別なひとときをゲストハウスで満喫してください。
Wi-Fi環境も完備し、田舎暮らしに不慣れな方、お仕事をしたい方にも気軽に利用していただき、「山」と「街」の垣根を取り払っていきたいです。
不便さで敬遠されていた方にも足を運んでいただき、山の魅力、美郷の魅力を発見してもらうことで、美郷の新しい賑わいにつなげていけたらと思います。
桜の美しい時期のオープンを目指して
セルフビルドでコツコツ完成を目指します
2021年春のゲストハウスの開業を予定~セルフビルドでコツコツ建築中~
2019年5月 店舗基礎工事着工
2019年11月 店舗上棟工事
2020年8月 石窯制作
2020年11月 菓子製造許可設備完成
2020年12月 パン製造販売開始
2021年1月 カフェ設備完成・営業開始
2021年3月 ゲストハウス設備完成・営業開始
寄附金の使い道
【石窯パン工房&カフェスペースに必要な】
・建築費:650万円
・機械設備費:230万円
【石窯パン工房&カフェスペースに必要な】
・設備費:70万円
【寄附金取扱いの注意点】
・目標金額に達しなかった場合、不足分は自己資金にて充当し、遂行します。
・目標金額以上の寄附を頂いた場合、本プロジェクトの費用として活用させていただきます。
プロジェクトを応援する声
吉野川市商工会 経営指導員 塩田 由香さん
パンが育むコミュニティに期待大!
吉野さんご夫婦と初めてお会いしたとき、セルフビルドでのお店作りが始まっていて、非常に驚きました。セルフビルドの木の家を造り、石窯パンを焼き、人の集う場所を作りたいという情熱に溢れていました。
過疎の山里でのパン屋開業を無謀な計画に終わらせないため、ご夫婦の個性・魅力を最大限に活かし、そして、近くの同世代の人達との繋がりを増やし、パンと山里の魅力を繋ぎ、吉野さんご夫婦と繋がりたい人たちが増えていきますようにと応援しております。そして、この夢の実現で、子育て世代が集う場所が美郷や吉野川市に増えていくことを期待しています。
吉野川市美郷ほたる館 館長 武田 彰仁さん
“吉野ファミリー”に人が集まる
梅やホタル。川遊びにひまわり畑。石積みや川の流れ。里山の美しさが四季と共に移り変わり、一年を通して豊かな恵みと知恵を与えてくれる美しい郷「美郷」で吉野さんは頑張っています。
「そんな山の中にパン屋?大丈夫なの?」と思う方も多いでしょう。
いやいやパンだけじゃない。“人”に集まるパン屋です!その“人”というのが「吉野さんファミリー」。実に面白い!
音楽を愛しセルフビルディングする父さん。絵のプロで美味しいパンを作る母さん。自然を満喫して育った感性豊かな子どもたち。美郷の自然とファミリーの人柄。美味しいパンで身も心もキレイになる!そんな美郷の特別な場所になるのは間違いなし!!
「吉野さん頑張れ!」。地元のじいちゃん、ばあちゃん、おっちゃん、おばちゃん、若いし(若い人たち)の声をまとめて、美郷の総合案内所「美郷ほたる館」は全面協力し応援しています!
小野農園 代表 小野 裕二さん
これからの田舎の未来形にワクワク!
そのおばあちゃんは毎朝、田んぼのあぜ草とりをしていた。雨の日以外はほぼ毎日のように。 曲がった腰を労わるように、小さな手鎌で少し動いては休み、また動いては休みの繰り返し。 1枚の田んぼの草とりが終わる。
その時には、隣の田んぼのあぜ草がまた元気にはえ揃って来ている。 「明日からは隣の田んぼやな!」そんなつぶやきが聞こえてきそうだ。
日常とはつまり、かけがえのない幸せな時間の経過なのだと、このおばあちゃんの事を思い出してはそう思う今日この頃。
吉野ファミリー。若いエネルギーと足元をしっかり踏みしめながらの営みに、嬉しさと、これからの田舎の未来形が見える気がしてワクワク。 笑い声が山の峰々に響き渡る。そんな素敵なお店を目指して欲しいな!
特定非営利活動法人 こどもの発達研究室きりん 伊坂 公康先生
懐かしくて新しい”ふるさと”がみてみたい
子育て支援の活動を通して吉野さんと知り合いになりました。
36年間、障害児といわれる子どもたちや親たちと係わってきた私は、子育てにこそ、その人の人生観や幸福観が現れてくると感じています。
吉野さんご夫婦は、お二人の理想の生活の実現のため、新しい地域で第一歩を踏み出そうとしています。そしてその実現は、三人の子どもたちとともに叶えようとされています。
自然の中でお二人の想いのこもったパン作りを通して、笑顔あふれる生活を創造されていくのだろうなと信じています。
60歳を過ぎると、たまに自分の人生を振り返りたくなります。そのときに自分の”根っこ”としての”ふるさと”を無意識のうちに探してしまうのです。吉野さんご夫婦との出会いで、そんな気持ちを再確認できました。
自然の中でのパン作りだけにとどまらず、大きなゆったりとした時間を感じながらの生活をみせてもらおうかな。ぜひこの事業を成功させ、懐かしくて新しい感性あふれる”ふるさと”を創造されることを期待しています。
寄附者のみなさまへ
美郷の魅力を体感しに、是非お越し下さい!
美郷地区には、少人数ながらも地区全体で子どもを集めた「子供会」が存続しており、私たちも暖かく迎え入れてもらいました。付き添いのママ、パパが朗らかに談笑する傍らで、年の大きい子どもたちが小さい子どもたちを一生懸命お世話し、かわいがってくれます。
「温かいつながりに守られている」「子育ては、他人と一緒に楽しむもの」。そんな感覚で子育てでき、親子にとって何より幸せです。私たちのお店も、初めて訪れる方にもそんな気持ちになってもらえるような、温かい場所のひとつになりたいと思います。
コロナ禍で大都市集中問題があらためて浮き彫りになりました。今、様々な分野で里山暮らしの魅力や知恵が注目を集めています。
自然豊かな田舎で暮らしたいと考える都市部の方も多いと思います。そのモデルとして、私たちの取組みが役立ててもらえれば嬉しいです。
大自然の中でめいっぱい遊び、くつろぎ、学び、働き、自分も自然も愛する。そんな豊かな生き方を一緒に共有し、育て合える場所を目指します。
素敵な美郷を散策がてら、お店の様子をのぞきに、ぜひお越し下さい!
SNSでもプロジェクトの進捗を発信しています
moku moku note Bakery & Cafeのfacebookはこちら
moku moku note Bakery & Cafeのinstagramはこちら
お礼の品の紹介
特製パン詰め合わせ・定期便&ゲストハウス宿泊チケット(スペシャルライブ付)
●お礼の品とあわせてお礼のメッセージもお送りします。
●クラウドファンディング終了後(2021年2月以降)にお送りします。
●徳島県内の方にはお礼の品をお送りできませんので、あらかじめご承知ください。
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2021年03月01日 17:41
「自然豊かな徳島美郷でこだわりの木の家をセルフビルド!」プロジェクトにあたたかい応援をいただき、本当にありがとうございました!
皆さまのあたたかいご支援のおかげで、目標を達成することができました。本当にありがとうございます!
店舗の建築も、ゆっくりとではありますが、着実に進んできています。
隙間だらけだった壁にはログ材がすべて入り、ほとんどの窓にサッシが入りました。
天井貼りや間仕切りの施工も部分的に進めてきています。
この2月には、夏から制作していた石窯に、煙突を屋根抜き施工で取り付け、石窯が完成しました。
現在は、パンの製造室を完成させるため、浄化槽工事、床のタイル貼り工事を終え、電気配線工事や発酵器や冷蔵庫の搬入などを急ぎ進めています。
パン製造室の整備と同時進行して、外壁の施工を進めており、3月にはエアコンやボイラー、ゲストハウス施設のユニットバス工事も予定しています。
パン製造室が完成しましたら、いよいよ石窯パンの製造販売をスタートさせることができます。
パンの製造販売と同時進行させながら セルフビルドを続け、カフェのオープン、ゲストハウスのオープン、と、順次スタートを切っていきたいと思っております。
当初の予定より遅れておりますこと、大変申し訳ありません。
自然の中で癒しと感動を味わえる「いのち育むパン屋さん」を目指して、コツコツと歩んで参りたいと思います。どうぞ、あたたかくお見守りいただければ幸いです。
Facebook、Instagramでも進捗をお伝えしておりますので、是非そちらもご覧ください。関連リンク
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徳島県
徳島県吉野川市美郷は「梅とホタルの郷」。
「美郷のホタルとその発生地」として国の天然記念物に指定された豊かな自然。全国初の「梅酒特区」にも認定された梅と梅酒の名産地。
梅の花まつり、高開の石積みシバザクラまつり、ほたるまつり、梅酒まつりのほか、清流での川遊びや田舎暮らし体験イベント。年間を通して豊かな自然や文化、土地の人の温かい人情とふれあえる機会を多数ご用意しています。
美しい風景と美味しい食、温かい人情が心を癒やしてくれる美郷にぜひお越し下さい!
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。