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特定外来生物の脅威×河口湖のヨシ原|「いのちのゆりかご」を覆い尽くすアレチウリから、水辺の生態系を守り抜きたい!

カテゴリー:自然・環境 

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目標金額:1,000,000

達成率
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0
終了まで
89
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山梨県富士河口湖町(やまなしけん ふじかわぐちこまち)

寄付募集期間:2026年5月22日~2026年8月19日(90日間)

山梨県富士河口湖町

プロジェクトオーナー

河口湖の湖畔に広がるヨシ原は、魚類や水生昆虫、鳥類など、多くの生きものが集い、産卵や子育ての場となる「いのちのゆりかご」です。
しかし近年、特定外来生物アレチウリが繁茂し、ヨシを覆い尽くすことで、ヨシ原本来の機能や生態系への深刻な影響が生じています。
この問題に対し、町では2012年からボランティアの皆さま、認定NPO法人、富士山科学研究所、富士山レンジャーと共にアレチウリの防除活動に取り組んできました。
手作業による抜き取りや刈り取りを中心に地道な取組を積み重ねてきましたが、アレチウリの侵略的な性質により作業量は年々増加しており、安全対策などボランティアの協力だけでは対応が難しい課題も顕在化しています。
そこで本事業では、これまで築いてきた取組を基盤としながら、ガバメントクラウドファンディングを活用し、安定的かつ継続的なアレチウリ防除活動を進めることで河口湖畔のヨシ原を守ることを目的とします。

現状と課題

黄色線手前部分がアレチウリに覆われたヨシ原
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人の背丈よりも大きく成長

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地域のボランティアの皆さんとともにアレチウリの抜き取り作業を継続的に実施しています。

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「河口湖を守りたい」という思いで、多くの方が汗を流してきました。

山梨県富士河口湖町にある全国有数の観光スポット河口湖。

その河口湖畔で2012年より、地域のボランティアとともにアレチウリの抜き取り作業を続けてきました。

夏の強い日差しの下、足元の悪い場所や草が生い茂った場所で絡み合うつるを一本一本、手作業で取り除いていきます。地道で根気のいる作業です。それでも、「河口湖を守りたい」という思いで、多くの方が汗を流してきました。しかし、アレチウリの分布は徐々に広がり、作業量も年々増えています。つるはヨシに絡みつき、光を奪い、やがてヨシ原全体を覆ってしまいます。光が届かなくなるとヨシは衰退し、魚の産卵場所や稚魚のすみかが失われます。ヨシ原の減少は、水辺に生きる多様な生きものの環境悪化にもつながります。これまで地域の力で守ってきたヨシ原ですが、ボランティアだけに頼るには限界が見え始めています。

今こそ、継続的で安定した体制を整える必要があります。

ご存知ですか? 「特定外来生物アレチウリ」

アレチウリは北米原産のつる性植物で、環境省により特定外来生物に指定されています。成長が早く、周囲の植物に絡みつきながら覆い尽くす強い繁殖力を持っています。大量の種子を残すため自然に減ることはなく、継続的な除去が欠かせません。放置すれば、在来の植物に深刻な影響を与えます。

ヨシ原を守ることは、いのちの未来を守ること。

河口湖畔のヨシ原に住むオオヨシキリ

ヨシ原とはヨシ原は、水辺の生態系を支える重要な環境です。魚にとっては産卵や稚魚の成育の場であり、水鳥や昆虫など、多様な生きもののすみかでもあります。また、水質を保ち、波を和らげ、河口湖らしい穏やかな風景を形づくる大切な存在でもあります。ヨシ原を守ることは、いのちの未来を守ること、そして湖とともに生きる私たちの暮らしを守ることにつながります。

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図提供:フジクリーン株式会社

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ヨシ原の根元にまだ小さなアレチウリ:黄色い丸

寄附金の使い道について

・作業用具や資材の整備
・安全対策用品の確保
・環境保全の普及啓発活動 
・特定外来生物および侵略性の高い野生生物の防除活動 に活用いたします。

地域の思いで守ってきたヨシ原をより持続可能な取り組みへとつなげていくためにあたたかいご支援をお願いいたします。

*このプロジェクトは、寄付金額が目標額に達しない場合であっても事業を実施し、全額本事業に充てさせていただきます。また、目標額以上のご寄付をいただけた場合については、今後の活動費用に充てさせていただきます。

山梨県富士山科学研究所 安田泰輔主幹研究員

河口湖のいま
富士河口湖町では、2012年からアレチウリの防除を続けていますが、いまだ根絶には至っていません。アレチウリは一年生のつる性植物で、大量の種子を形成します。翌年も同じ場所で繁茂し、さらに種子が拡散することで分布を広げていきます。全国的にも拡大傾向にあり、河川敷での大繁茂や農作物被害も報告されています。
富士山科学研究所の調査・侵入予測では、防除を行わなければ湖畔の多くの場所に侵入可能であることが示唆されています。現在の河口湖の状況は、これまでの防除によって拡大が食い止められている段階にあり、湖畔のヨシ原を守れるかどうかの瀬戸際にあります。
多くの方々が関わりながら環境を守っていくことが重要です。観光と保全の両立を目指し、行政や研究機関だけでなく地域の皆さまやボランティアの力を合わせ、良好な自然環境が次世代へ引き継がれることを期待しております。

NPO法人富士山クラブコメント

夏から秋にかけ、河口湖畔の公園を歩いていると、アレチウリに覆い尽くされ倒されたヨシ原を何か所も見つけることができます。
当クラブの活動では、アレチウリが最も繁茂しているエリアを優先して防除し続けてきたのですが、そのエリア自体も、河口湖全域も、防除するには年間に相当な活動回数と人手が必要で、とてもボランティア活動だけでは追いつかない状況でした。
種子をつけたアレチウリを残したまま冬を迎えるということは、また同じことが確実に繰り返されるわけで、とても残念な気持ちでした。
それでも全くアレチウリを防除せず放っておけばさらに生育範囲が拡大して湖畔の生態系が変わってしまうという危機感をもって活動を続けてきました。
数メートルに成長した時期のアレチウリは、根元を見つけるのも、高い樹木をつたって伸びたものを取り除くのもとても大変で、結実時期には種子を覆うとげが衣服にチクチク刺さって痛い思いをしながらも、種を残したくないので頑張るのですが、ここにもあった!と発見する楽しさがあったり、手の届かないアレチウリを取るための道具をボランティアの皆さんが手作りしてくださったり、汗だくで大変な中でも皆さんと一緒に工夫して楽しみながらの活動になっています。
それに、手で1本1本抜き取るのは大変ですが、アレチウリ以外の植物を残すことは大切ですし、アレチウリを取り除いた後にヨシ原がすっきりして見えるのはとても気持ちがいいです。
地道な活動ではありますが、アレチウリ防除を通じて河口湖畔の生態系や景観を守る活動を続けていることをこの機会にぜひ多くの方に知って関心を持っていただけたら励みになりますし、ご支援いただければさらに嬉しく、欲を言えば活動の仲間に加わっていただけると非常に嬉しいです。

アレチウリ、オオヨシキリの写真提供:認定NPO法人富士山クラブ

富士河口湖町長 渡辺 英之

河口湖のヨシ原は、普段は目立たない存在かもしれません。
しかし確かに、多くのいのちを育み、湖全体の自然環境を支えてきた「いのちのゆりかご」です。
この自然を次世代へ引き継ぐためにボランティアの皆さま、関係者が一丸となってアレチウリに立ち向かい防除活動を行っていきます。
皆さまの温かいご支援が、河口湖の自然と、そこに息づく命を守る力となります。
皆様のお力をお借りすることができれば、この上ない喜びです。

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ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

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山梨県富士河口湖町