特別から「日常」へ コウノトリが「ふるさと」に選んだまち神栖応援プロジェクト

カテゴリー:動物 

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茨城県神栖市(いばらきけん かみすし)

寄付募集期間:2026年4月23日~2026年7月21日(90日間)

茨城県神栖市

プロジェクトオーナー

特別天然記念物かつ絶滅危惧種に指定されているコウノトリは、野生復帰の取り組みが全国的に実施されています。
その効果が着実に実を結び、個体数は順調に増加傾向にあるため、今日においては様々な事業が各地で展開されるようになりました。
神栖市においても、コウノトリの飛来が以前より確認されており、市民の方々や市内企業と協力のもと、生物多様性事業の一環としてコウノトリの個体保護に努めています

特別から「日常」へ
コウノトリが「ふるさと」に選んだまち神栖応援プロジェクト

特別天然記念物かつ絶滅危惧種に指定されているコウノトリは、野生復帰の取り組みが全国的に実施されています。
その効果が着実に実を結び、個体数は順調に増加傾向にあるため、今日においては様々な事業が各地で展開されるようになりました。
神栖市においても、コウノトリの飛来が以前より確認されており、市民の方々や市内企業と協力のもと、生物多様性事業の一環としてコウノトリの個体保護に努めています。

コウノトリは自然の豊かさを示すシンボル

コウノトリは、自然界の生態系ピラミッドのなかでも上位に位置します。
そのコウノトリが定着するということは、そのエサとなる様々な生物が生息できる環境が整っているかといった豊かな生態系の指標となり、当市に飛来・定着したコウノトリは、神栖市の恵まれた自然環境を表すシンボルといえます。

神栖市では、これまでに55羽以上のコウノトリの個体が目撃されております。
田んぼで作業をするトラクターの後ろに着いて、エサを探すコウノトリの親子など、地元住民の方々にとっても親しみがあり、かつ日常的な風景となりつつあります。

茨城県初の事例!足環装着作業を実施!

足環とは、コウノトリの野外個体群管理において重要となる情報を得る目的で装着しており、
足環によって個体識別が可能となるほか、個体の移動情報、配偶関係、遺伝的組成など野生復帰に係る基礎的な研究データを得ることができるものです。
神栖市では、令和5年度に2組のペアから生まれたヒナに対して、茨城県で初の事例となる足環装着作業を実施しました。
それから令和7年度に至るまで3年連続で足環装着作業を実施しており、足環を装着したヒナの羽数は合計17羽 となります。
これまでにふ化したヒナの羽数は関東で最多であり、ペアになっていないコウノトリの個体も利根川下流域を中心に多数生息していることから、コウノトリが住みやすいと思う環境が整っていると考えています。

足環装着作業は、ヒナの巣立ち前に兵庫県立コウノトリの郷公園や動物園で勤務されている飼育員や獣医師など本事業に精通した方々や自治体職員で構成されたチームで実施します。
高所作業車等を使用して、電柱や人工巣塔に営巣したコウノトリの巣に近づき、ヒナを捕獲。
地上で足環装着や健康状態を確認する検体を採取します。
コウノトリが健康に巣立つために必要な工程をなるべく負担がかからないよう10人以上の人員を配置し、迅速に行います。

生まれたヒナには愛称を募集

これまでに当市でふ化したヒナについては、近隣の小学校の生徒から愛称を募り、市や市民にとっても愛着あるシンボルとなるよう思いを込めて命名しています。
生徒の皆さんから、生まれたコウノトリのヒナのことを思い考え、ユニークでそれぞれこだわりのある愛称を提案してもらっていることからも、コウノトリの理解を深める、効果的な啓発活動につながっています。

企業版ふるさと納税制度を活用した市内企業と連携!

各地の様々な取り組みによる個体数の増加に比例して、神栖市への飛来数が着々と増加している一方、縄張り意識が非常に強いコウノトリが安全に営巣する場所が少ないことが問題となりつつありました。
高圧鉄塔や電波塔といった高所における営巣は、ヒナの落下事故の可能性や、無事に巣立ったとしても追突事故等による怪我や命を落とす危険性が伴います。
初めて足環を装着した令和5年度以前に営巣が確認された際には、高圧鉄塔の踊り場であったため、個体保護の観点から泣く泣く巣材の撤去及び営巣妨害を実施したこともありました。

そのような背景があるなか、市内の立地企業である株式会社クラレ様より、当市のコウノトリに係る生物多様性事業にご賛同いただき、企業版ふるさと納税制度を活用してご寄附をいただきました。
いただいた寄附金は、コウノトリの足環装着費用の一部や、新たに設置した人工巣塔の費用に活用させていただいております。
この人工巣塔はコウノトリの安全面を考慮しただけではなく、市教育施設の敷地内に設置したことにより、コウノトリの観察などを通じた啓発事業が可能となるなど、
様々な事業展開を見据えて設置に至ったものであり、持続可能かつ多角的な対応が可能となり、効果が非常に期待できると考えています

これまで近隣住民や市民団体の方々との連携はソフト面が主でしたが、寄附金等によりハード面でも事業の拡大が図られるようになり、本市としても多種多様な事業展開が可能になったと感じております。

2026年4月時点で3組のペアが産卵!ヒナの誕生を見守っています!

4月1日時点において、3組のペアの営巣・産卵が確認されています。
現在、市民団体にご協力いただきながら、観察しています。順調に誕生・成長した場合は5月ごろ足環装着を実施予定です。

ヒナの状況等については、今後も進捗状況にて随時更新します!
なお、コウノトリの営巣場所等については、安全面等を考慮し非公開となります。

【営巣ペア情報①】

オス:わたる
   ・個体番号:J0329
   ・生 ま れ:栃木県小山市
   ・ふ  化:2020年5月

メス:のぞみ
   ・個体番号:J0342
   ・生 ま れ:栃木県小山市
   ・ふ  化:2021年3月

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【営巣ペア情報②】

オス:たいよう
   ・個体番号:J0310
   ・生 ま れ:千葉県野田市
   ・年  齢:2020年7月

メス:愛称なし
   ・個体番号:J0214
   ・生 ま れ:兵庫県養父市
   ・ふ  化:2018年5月

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【営巣ペア情報③】

オス:リン
   ・個体番号:J0387
   ・生 ま れ:千葉県野田市
   ・ふ  化:2021年5月

メス:セラ
   ・個体番号:J0425
   ・生 ま れ:栃木県小山市
   ・ふ  化:2022年3月

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○寄付金の使い道

・足環装着作業に係る費用
  1.足環装着作業環境整備工事
  2.高所作業者等リース費用
  3.従事者の交通費 等
 ※目標金額を上回った場合、そのほかの生物多様性事業や翌年度以降の足環装着作業に活用させていただきます。

様々な生物と『共に生きる』を理解し、真に共生する社会を

コウノトリは1971年に野生最後の1羽が死亡したことにより、日本国内の野生のコウノトリが絶滅したと言われています。
各地の野生復帰の取り組みの成果もあり、令和7年には野生個体数が500羽に到達したと言われています。
コウノトリの個体保護は、これまでの背景や特別天然記念物かつ絶滅危惧種であることを踏まえるとその必要性の高さは明らかですが、それ以上に、その地域に様々な生物が生息し、また自然の成り立ちやサイクルを改めて認識する機会として、重要な役割を担っている存在だと考えています。

当市のコウノトリに係る生物多様性事業は、令和5年度に実施した足環装着が足掛けとして、今はまだ走り始めたばかりではありますが、熱心に活動していただいている市民団体や市内企業との連携の強化が図られており、令和6年度には利根川下流流域における関東エコネット協議会の立ち上げなど、地域として事業規模の拡大及び展開の最中です。
コウノトリの個体保護を通じ、生物多様性の重要性を周知していくためにも、継続的な足環装着作業を実施する必要があるため、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

※コウノトリを観察するときは・・・

(1)静かに見守りましょう
コウノトリを驚かさないようにやさしく静かに見守りましょう。観察したり写真を撮ったりする時は、コウノトリが遠かったり、飛び立ったりしないように、150m以上(車の中からでは100m 以上)離れましょう。
(2)地域に迷惑をかけないようにしましょう
コウノトリは、田んぼや草地、川、水路などでえさをとり、電柱や人工巣塔の上に巣を作ります。観察する時は、勝手に私有地や農地に入らないようにしましょう。また、道路に車をとめて、他の車の迷惑にならないよう、気をつけましょう。
(3)繁殖期には巣に近づかないようにしましょう
2~7月はコウノトリの繁殖期(巣を作り、卵を産んで子育てをする時期)です。この時期に人が近づくと、巣作りや子育てに悪い影響を与えることがありますので、巣には近づかないようにしましょう。
(4)えさを与えるのはやめましょう
野外で暮らすようになったコウノトリは、「野生動物」です。コウノトリが自分たちの力でえさを取り、仲間を増やして暮らしていけるように、えさを与えるのはやめましょう。一度、野外のコウノトリに人間がえさを与えてしまうと、自分でえさを探さなくなるだけでなく、人間を攻撃したり、交通事故にあったりする恐れがあります。

出典:兵庫県立コウノトリの郷公園「あなたのまちでコウノトリが巣作りをはじめたら」

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

茨城県神栖市

広大な鹿島灘と利根川に囲まれた神栖市(かみすし)。
豊富な水資源と温暖な気候に恵まれ、各産業がバランス良く発達し、スポーツも盛んな潤いのあるまちです。
この自然の恵みを生かし、全国一の出荷量を誇るピーマンや水産加工品などの特産品を産するほか、鹿島港を中心とした鹿島臨海工業地帯には石油化学をはじめとした180社あまりの企業が立地し、茨城県で第一位の製造出荷額を誇っています。