食べて応援!命をつなぐ防災のまちづくり―防災備蓄を「コスト」から「資産」へ変えるローリングストックモデルに挑戦―
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 0円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 0%
- 支援人数
- 0人
- 終了まで
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90日
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徳島県海陽町(とくしまけん かいようちょう)
寄付募集期間:2025年12月26日~2026年3月25日(90日間)
徳島県海陽町

南海トラフ巨大地震の被害が懸念される徳島県海陽町では、これまで行政が災害用備蓄食料を購入・保管してきましたが、更新コストや消費期限管理が大きな負担になっていました。
今回、海陽町は、防災備蓄を「コスト」から「資産」へと変える、官民連携のローリングストックモデルに挑戦します。
フレンチの鉄人・坂井宏行シェフ監修で開発中の地域食材を使ったオリジナル防災食を、ふるさと納税で先行予約開始!平時は特産品として販売し、有事にはその在庫が町の備蓄になる――命をつなぐ防災のまちづくりを「食べて応援」してください。
なぜ今、「防災食×ローリングストック」なのか
太陽と海のまち・海陽町と災害
海陽町は、豊かな自然に恵まれた一方で、南海トラフ巨大地震による津波・強い揺れ・土砂災害など、大規模災害リスクが非常に高い地域です。1946年・昭和南海地震津波では、多くの命と暮らしが失われ、その記憶と教訓は本町の防災の原点となっています。
また、近年は地震・津波だけでなく、台風や豪雨による浸水や土砂災害リスクも高まっています。2021年9月に発生した線状降水帯による記録的な豪雨では、町内でも道路冠水や土砂崩れ、避難所開設など、住民生活に大きな影響が生じました。
備蓄はあるのに、入れ替えコストが重い…という現実
これまで町は、「海陽町地域防災計画」に基づいて、避難所での食料・飲料水などの備蓄を進めてきました。
一方で、現場にはこんな悩みがあります。
・何も起きなければ、消費期限が近付き、定期的な入れ替えが必要
・購入費用に加え、保管・管理・更新にかかる「見えないコスト」が大きい
・期限管理や在庫管理が職員の負担になっている
せっかく備えた防災食を「期限が来たから仕方なく使う・捨てる」のではなく、おいしく食べてもらいながら、ちゃんと防災にもなる仕組みをつくれないか。
そこから生まれたのが、今回の防災食ローリングストックプロジェクトです。
「非常食」じゃなくて、“ちゃんとおいしいごはん”を。
海陽町の食材をぎゅっと詰め込んだリゾット
今回開発している防災食は、「料理の鉄人」として知られる、フランス料理「ラ・ロシェル」オーナーシェフ・坂井宏行氏監修の『阿波尾鶏と海しそのリゾット』。
地域食材として、海陽町のきれいな水とおいしい空気、温暖な気候で栽培した「米」、地鶏全国シェア№1の旨味たっぷり「阿波尾鶏」、鉄分豊富な「海しそ」を使用した、美味しくカラダにやさしいリゾットです。
コンセプトは、「日常にも、防災にも。忙しい日の簡単・本格ごはん」
・非常時:温めるだけ/簡単な調理でしっかり食事がとれる
・日常:ちょっと疲れた日の“ごほうびごはん”として楽しめる
「防災だから我慢して食べる」のではなく、“美味しいから常備しておきたい”防災食を目指しています。
海にやさしい「エシカルカトラリー」付き
返礼品には、リゾットだけでなく、エシカルカトラリーもセット予定です。
・素材:海洋生分解性酢酸セルロース「オーシャン」
・特徴:万一災害時に海に流れても、自然に分解され環境負荷が少ない
・海陽町海自然博物館で、実際に分解性の検証試験も実施中
「海とともに生きる町だからこそ、海を汚さない防災を」
そんな想いも込めたセットです。
「コスト」から「資産」への発想の転換
平時は売れる特産品、有事には命をつなぐ備蓄。これが海陽町流ローリングストック
今までの備蓄は、有事がなければ使われず、更新コストや消費期限管理が大きな負担となっていました。
今回のプロジェクトでは、「コスト」として考えられていた防災食を特産品兼備蓄として位置づけます。
つまり、「平時は売れる特産品、有事には命をつなぐ備蓄」という「ローリングストック」の仕組みを、官民連携で形にしていきます。
この「海陽町流ローリングストック」モデルは、防災力の強化と、地域産業の活性化を同時に実現できる可能性のある仕組みだと考えています。
寄附金の使い道
寄附金は、防災資機材や備蓄品の充実等、本町の防災・減災対策事業全般に活用させていただきます。
■目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄附をいただいた場合も、寄附は原則全て本プロジェクトに活用させていただきます。
寄附者の皆さまへ
海陽町長 三浦 茂貴
海陽町は、豊かな海と山に恵まれた、静かで穏やかな町です。
しかし私たちは同時に、南海トラフ巨大地震や津波、豪雨災害など、将来の大きな災害リスクと向き合って暮らしています。
世代を超えて町に暮らす人々、そして観光や仕事などで海陽町に関わってくださる方々の命と暮らしを守ることは、行政だけでなく、地域と社会全体で取り組むべき大きな使命だと考えています。
防災と聞くと、どこか「がまん」や「不便」といったイメージを持たれがちですが、私たちは、もう少し前向きで、暮らしに溶け込む防災のかたちをつくりたいと考えています。
今回のプロジェクトは、
・南海トラフ巨大地震などへの備えとして命を守る力を高めること
・阿波尾鶏や海しそ、お米といった海陽町の食材の魅力を全国に届けること
・食品ロスを減らしながら、続けていける備蓄の仕組みをつくること
を同時に目指すチャレンジです。
ぜひ、「食べて応援」の仲間に加わっていただき、美味しいリゾットを楽しみながら、海陽町の新しい防災のかたちを一緒につくっていただければ幸いです。
皆さまのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品のご紹介
「食べて応援」先行予約セット
このプロジェクトでは、「食べて応援」を合言葉に、開発中の防災食を先行予約いただく形でご支援をお願いしています。
〈坂井宏行シェフ監修〉『阿波尾鶏と海しそのリゾット』(海にやさしいエシカルカトラリー付)
2026年6月以降、準備が整い次第、順次発送予定です。「どんな味だろう?」と楽しみにしながら、お待ちください。
届いたリゾットを味わうことが、そのまま海陽町の防災を応援することにつながります。
※このプロジェクトへのご寄附はふるさと納税制度の対象となります。このため、海陽町にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお贈りすることができません。何卒ご了承ください。
現在進捗情報はありません。
徳島県海陽町

海陽町は徳島県の最南端、高知県との境に位置しています。
1,000mにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、まちの中央を平成の名水100選・究極の清流「海部川」が流れています。上流には日本の滝100選の「轟の滝」があり、河口付近は日本有数のサーフポイントとして有名です。
青く美しい海岸は室戸阿南海岸国定公園に指定され、シーカヤックやダイビング、SUPなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
線路と道路双方を走る世界初の乗りもの「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が運行中、新たな観光資源として注目されています。
[世界初]を体感しに、ぜひ海陽町へお越しください。
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