【第5弾】サンゴの海を未来へ残したい!竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクト
カテゴリー:自然・環境
寄付金額 3,570,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 357%
- 支援人数
- 100人
- 終了まで
- 受付終了
徳島県海陽町(とくしまけん かいようちょう)
寄付募集期間:2025年11月6日~2026年2月3日(90日間)
徳島県海陽町

海陽町の竹ヶ島周辺の海域は、「エダミドリイシ」サンゴの群集が見られ、海域公園に指定されています。
しかし、地球温暖化等の影響により、サンゴが激減!この深刻な状況をなんとかしようと、2005年に竹ヶ島海中公園自然再生協議会が発足。これまでに、多くの方々が関わり、周辺海域とサンゴの保全活動を行ってきました。
長年にわたる観察及び研究により、近年では、サンゴの産卵時期の特定に成功し、採卵によるサンゴの育成検証を行えるまでになってきています。
この取組を継続して維持していくため、2021度から、クラウドファンディングを実施しています。サンゴや熱帯魚が生息する美しい海を守るため、皆さまのご支援をお願いいたします。
エダミドリイシが生き続けていける海を目指して
竹ヶ島海域公園
竹ヶ島海域公園は徳島県と高知県の県境に位置する竹ヶ島の西側の静穏な海域に、サンゴの一種であるエダミドリイシの高被度群集が見られる地区として、1972年に海中公園(現在は海域公園)の指定を受けています。
世界的に地球温暖化の影響を受け、サンゴの白化現象等によりサンゴが死滅するなどサンゴ礁が消滅の危機にある中、当地域においても徳島県が実施した環境調査でエダミドリイシが激減していることが明らかになりました。
エダミドリイシを守るため、1986年から地元漁協がサンゴの移植を開始。
2005年には、地元の住民と大学、関係機関などで組織された竹ヶ島海中公園自然再生協議会が発足し、周辺海域とサンゴの保全活動が本格的にスタートしました。
竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクト
海域の豊かさのシンボル「エダミドリイシ」の保全
サンゴは動物でありながら、植物のような特徴を持っています。体内に共生する褐虫藻といわれる藻類が、サンゴの出す二酸化炭素と太陽の光で光合成することで、サンゴにとっての成長エネルギーを作り出しています。また、小さな魚や貝などのすみかとなっており、他の生物の生息環境を提供することで、生物の多様性も生み出しています。
サンゴを守ることは、海の豊かさを守ることにつながるのです。
「エダミドリイシが健全な状態で生き続けていける環境」を守るため、自然再生活動として、エダミドリイシの増殖試験と観察、サンゴの移植、生育調査等を行っています。
サンゴの移植方法には、サンゴの断片から移植用種苗を作成する「無性生殖」と、採取した卵から育成したサンゴ幼体を種苗にする「有性生殖」があります。2018年からは有性生殖による移植を実施しています。
竹ヶ島湾内で採取したサンゴの卵を海洋自然博物館マリンジャム(※)で着生させ、初期育成(飼育)実験と生育状況の観察を行った後、サンゴ幼体を湾内に沖出しし、中間育成実験を行っています。
ここで生き残った種苗を次年度に移植放流し、生育状況の経過観察調査を続けていきます。
モニタリング調査やサンゴ分布調査では、エダミドリイシの分布域は回復傾向にあり、長年の活動の成果が現れ始めています。
また、卵から育てたエダミドリイシ幼体は、小学生のサンゴ移植体験にも活用されています。
子どもたちに受け継がれるサンゴを守り育てる活動
小学生によるサンゴ移植体験
2004年にスタートした、地元の宍喰小学校の児童によるサンゴの移植体験。
2016年からは、環境学習の一環として、専門家からサンゴについてのお話を聞いたり、地元漁業者と一緒に移植等の保全活動を行い、自分たちが住んでいる地域の自然環境についてさらに学習を深めています。
海洋自然博物館マリンジャムで卵から育てられたエダミドリイシの幼体をセラミック製の台座に接着剤で固定して作成した移植用の種苗。これを子どもたちが、水中ボンドを使用してライブロックに固定します。
「台風に負けず、大きく育ってね」など、それぞれのメッセージをこめた移植サンゴをダイバー(地元漁業者等)が水深4~5mの海底に設置。子どもたちは、海中観光船の船底の展望室から、その様子をしっかりと見守ります。
海底に設置した移植サンゴは、早ければ8ヶ月くらいで定着します。
子どもたちが移植したサンゴが大きく強く育ちますように・・・。
未来を担う子どもたちが自らの手でエダミドリイシを移植する体験を通じて、この素晴らしい環境を守りたいと考えてくれていると思います。
この活動を、ずっとずっと続けていくことができるよう、ぜひ、皆さまのご支援をお願いいたします。
※海洋自然博物館マリンジャム
竹ヶ島にある「海洋自然博物館マリンジャム」は、海中観光船やシーカヤック・スノーケリング・SUPを体験できる施設です。館内の「島のちいさな水族館」では、竹ヶ島で見られるサンゴや海の生物等も展示されています。サンゴの人工種苗育成にも取り組んでいます。
2025年活動のトピックス
2年連続 水槽内サンゴの産卵観察に成功!!
海洋自然博物館マリンジャム内の水槽で、昨年に引き続き、産卵を確認することが出来ました。
これは、安定的に施設内でのサンゴ育成が可能となったということであり、技術力の向上の証明でもあります。なにより皆様方にご支援いただき、よりよい飼育環境を整備が出来たことによる大きな成果です。
透明度の高い海と多彩なマリンアクティビティが魅力の竹ヶ島
サンゴの産卵観察や夜間観察を実施!
室戸阿南海岸国定公園内にあるこの海域は、透明度が高く、サンゴや熱帯魚が生息し、シーカヤックやスノーケリング、SUP等のマリンアクティビティ、海中観光船ブルーマリンの運航など町の主要な観光スポットとして魅力的な地域です。
研究を通してサンゴの産卵時期を特定できるようになり、産卵の様子を見られる観察ツアーを実施しています。
新月の夜に行われるエダミドリイシの産卵は、海面が柿色に染まる神秘的な現象です。この貴重な瞬間を海中観光船の船底の展望室から見た参加者からは、感動の声があがり、ブルーマリンの夏の恒例人気企画になっています。
2022年度からは、サンゴの産卵時期だけではなく、海中の透明度が高くなる冬の期間もサンゴの夜間観察をはじめました。幻想的な景色に感動した参加者の反応から、ブルーマリンの新たな人気企画として成長していくことを期待しています。
寄附金の使い道
エダミドリイシの採卵、育成、移植による自然再生活動、海洋資源の研究等に活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、本プロジェクトの費用として活用させていただきます。
事業に携わる方の思い
公益財団法人黒潮生物研究所 研究所長 目崎 拓真
私は長年、サンゴの研究をし、国内外のサンゴの海をたくさん観てきました。いまからおよそ20年前、初めて海陽町竹ケ島の海を観た時の衝撃はいまでも忘れられません。緑色のエダミドリイシと茶色のカワラサンゴ群生の調和、まるで日本庭園のように趣のある息を呑むほどの美しさです。さらに、巨大なムカシサンゴやハマサンゴなど貴重な大型サンゴが群生します。そしてそれらサンゴ群集をグラスボートやシュノーケリングで観察できるアクセスの良さも併せて魅力的です。
竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクトでは、これらの素晴らしい天然資源の保全活動や自然再生事業に長年取り組んでいます。環境省の絶滅危惧種にも指定されている「エダミドリイシ」の世界で初の陸上完全養殖に成功しており、できた種苗を用いた移植事業や活動を地域に還元する教育活動にも積極的に取り組んでいます。これらの取り組みを充実させやエダミドリイシなどサンゴが生育できる環境を守るためのご支援の協力をお願いいたします。
この貴重な竹ヶ島のサンゴの海を未来に残したいクラウドファンディングが、地域の風水土すべての保全や、海を知るきっかけになる場所として活用されることに期待します。
海洋自然博物館マリンジャム 館長 奥村 正俊
4年間にわたり、竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクトにご支援いただきまして、誠にありがとうございました。皆様のご支援を活用し、地域の小・中学生によるサンゴ移植の実施、また、サンゴの専門家をお招きして、地元の子どもたちにサンゴについての授業を行い、サンゴの保全活動に対する関心を深めることができました。
サンゴの保全はただサンゴだけを守るのではなく、サンゴの周りに生息する他の生き物たちの生活を維持し、生物の多様性を生み出します。いろいろな生物たちが住む豊かな海は地域の漁師さんたちの生活を支え、また、観光資源としての活用も期待できます。当施設では海中観光船ブルーマリン号の運行およびシーカヤック・スノーケル・SUPなどのマリンアクティビティをご用意しており、それらを通じて皆様に竹ヶ島の豊かな海を体験していただけます。
我々もマリンジャム職員として竹ヶ島海域公園の保全に努め、竹ヶ島の豊かな海をより多くの方に知っていただけるように発信を続けてまいります。ぜひ皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
▼竹ヶ島魅力化プロジェクト~豊かな海を守る活動の紹介~
プロジェクトに賛同いただける皆さまへ
海陽町長 三浦 茂貴
海陽町の美しい海・山・川。豊かな自然環境は、古くから先人たちが大切に守り続けてきたものです。
地域の宝である「竹ヶ島海域公園のサンゴ」を守り育む活動も、地域住民が主体となり、多くの関係機関の皆さまのご協力により長きにわたり持続的に取り組んでこられた活動です。
地元の小学生によるサンゴの移植活動は、今年で21年目となります。次代を担う子どもたちに地域の自然環境に興味を持ってもらう、大変有意義な学びの機会となっており、一旦は激減した分布域も回復傾向にあります。
また今年は、万博のサウジアラビア館からサンゴの移植体験にも参加していただき、国境を越えた保全活動にも取り組みました。
今後も、大変長い寿命を持つエダミドリイシサンゴが時を超えてみんなの思いを刻んでいけるように、皆さまの子どもたちや孫の代まで、「育てていただいたサンゴが元気に生き続ける海」を目指して、この取り組みを続けていきたいと考えております。
非常に珍しいサンゴの群生を共に繋いでいく絆プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、興味をお持ちいただける方々に、ガバメントクラウドファンディングを通して、「竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクト」にご参加いただければ幸いでございます。
皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品のご紹介
※このプロジェクトへのご寄附はふるさと納税制度の対象となります。このため、海陽町にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお贈りすることができません。何卒ご了承ください。
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2026年02月04日 13:40
「サンゴの海を未来へ残したい!「竹ケ島海域公園魅力化プロジェクト」 の募集期間終了のお知らせとお礼
ふるさと納税GCF サンゴの海を未来へ残したい!「竹ケ島海域公園魅力化プロジェクト」2月3日をもって寄附の募集を終了いたしました。
ご寄附をいただいた皆様ありがとうございました。多くの方にご寄附いただき目標を大きく上回ることができました。エダミドリイシの採卵、育成、移植による自然再生活動、海洋資源の研究等に活用させていただきます。
令和8年2月14日『マリンジャムへみなさんGO!』が開催されます。
サンゴ保全活動の成果や、地元小学生による取り組みをご紹介。当日は、平坂寛さん(黒潮生物研究所/生き物ライター) による講演も行います。
さらに午後は、海中観光船 「ブルーマリン号」 に乗って平坂さんと一緒にサンゴを観察できるチャンスも!
ぜひご参加ください。
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2025年11月19日 14:24
☆目標金額達成の報告と引き続きの応援のお願い☆
おかげさまで11月18日に目標金額を達成いたしました!
募集開始から12日目での達成に、関係者一同驚いています。本当にありがとうございます。
当初設定した目標金額は達成しましたが、寄附の受付は2026年2月3日まで継続します。
サンゴの海を未来に残す取り組みを継続できるよう引き続き応援をよろしくお願いします。
★プロジェクト期間終了まであと77日現在、達成率121.7%です★もっと見るまだコメントはありません
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徳島県海陽町

海陽町は徳島県の最南端、高知県との境に位置しています。
1,000mにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、まちの中央を平成の名水100選・究極の清流「海部川」が流れています。上流には日本の滝100選の「轟の滝」があり、河口付近は日本有数のサーフポイントとして有名です。
青く美しい海岸は室戸阿南海岸国定公園に指定され、シーカヤックやダイビング、SUPなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
線路と道路双方を走る世界初の乗りもの「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が運行中、新たな観光資源として注目されています。
[世界初]を体感しに、ぜひ海陽町へお越しください。

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