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世界で一番アマミノクロウサギに出会える集落を残したい! 【住民と観光客とアマミノクロウサギが共生する集落を目指して】

カテゴリー:動物 

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目標金額:1,000,000

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鹿児島県天城町(かごしまけん あまぎちょう)

寄付募集期間:2025年12月5日~2026年3月4日(90日間)

鹿児島県天城町

プロジェクトオーナー

世界自然遺産登録に伴う希少動物への関心の高まり、アマミノクロウサギの生息域拡大などに伴い、アマミノクロウサギ観察や自然散策などを目的に夜間を中心として当部集落を訪れる方々が増加傾向にあります。

静かな集落を取り巻く環境が少しずつ変化していくなかで、地域の住民が誇りに思う“宝”を将来にわたって守り伝え、地域住民も観光客も”アマミノクロウサギ”もみんなが共生できる持続可能な集落を目指すための取り組みにご支援をお願いいたします。

世界で一番アマミノクロウサギに出会える集落を残したい!

鹿児島県天城町

徳之島・天城町を含む「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は2021年7月、世界自然遺産に登録されました。
この世界自然遺産の特徴は、世界中を見渡しても、ここにしかいない生き物や多くの種類の生き物が生息している生物多様性にあります。
そんな徳之島を代表する生き物こそが国の特別天然記念物アマミノクロウサギです。
アマミノクロウサギとともに生きる地域の取組に皆様のご支援をお願いいたします。

プロジェクトの概要

島内有数の観察スポットであるアマミノクロウサギ観察小屋周辺

天城町・当部集落は、人口50名弱の小さな集落ですが、周囲を奄美群島国立公園の山々に囲まれ、島内でも屈指の名水といわれる東又泉(アガリマタイジュン)があります。
そして、国の特別天然記念物・アマミノクロウサギが集落内に出没することから“クロウサギの里”と呼ばれるなど、環境文化型国立公園を体現する集落のひとつとなっています。

しかし、豊かな自然が魅力となっている一方で、課題が見え始めています。

世界自然遺産登録に伴う希少動物への関心の高まり、アマミノクロウサギの生息域拡大などに伴い、アマミノクロウサギ観察や自然散策などを目的に、夜間を中心として当部集落を訪れる方々が増加傾向にあります。

一部では、アマミノクロウサギを追い回したり、私有地への立入なども確認されており、住民生活や希少動物への影響が少しずつ出始めており、対応が急務な状況です。
静かな集落を取り巻く環境が少しずつ変化していくなかで、地域の住民が誇りに思う“宝”を将来にわたって守り伝え、地域住民も観光客も”アマミノクロウサギ”もみんなが共生できる持続可能な集落を目指すための取組がはじまっています。

アマミノクロウサギ観察小屋周辺の状況について

アマミノクロウサギ観察小屋周辺には夜になるとたくさんのクロウサギが現れます。
夜間もクロウサギ観察を目的に多くの方が訪れるようになっています
(観察小屋に設置されたクロウサギ観察用カメラの映像より)

※アマミノクロウサギ観察小屋は、飼育施設等ではなく、周辺で撮影されたクロウサギの様子を映像で楽しむことが出来る施設です。

目指すべき未来

地域住民が残していきたい地域のタカラモノを明確化し、地域が目指すビジョンをまとめていくためのワークショップや勉強会を通じて、集落の目指すべき姿や地域の魅力などをまとめた当部集落ブランドブックの作成を行います。
また、集落散策やアマミノクロウサギ観察などの際に必要なマナーの検討や情報発信などを行い、地域住民も観光客もアマミノクロウサギもみんなが共生できる持続可能な集落づくりを推進します。

集落住民によるワークショップの様子

寄附金の使い道

・クロウサギの里“当部”共生プロジェクトに必要ワークショップや勉強会等の開催費用
・当部集落ブランドブックの制作費用
・集落散策、アマミノクロウサギ観察マナーに関する調査検討、情報発信事業
・その他、当部集落をはじめとする天城町内におけるクロウサギとの共生に関する事業

※目標金額に達しなかった場合でも上記の費用として活用させて頂きます。また、目標金額を達成した場合でも上記の費用として活用させていただきます。

寄附者の皆様へ

天城町長森田弘光からメッセージ

この度は、鹿児島県徳之島・天城町の「クロウサギの里“当部”共生プロジェクト」に共感頂き誠にありがとうございます。

天城町当部集落は、わが家の庭先に絶滅危惧種が現れる世界的にも大変珍しい地域です。
希少動物の生息域と人里が近いことは、地域の魅力であると同時に様々な課題も抱えております。
住民も、地域に訪れる方々も、アマミノクロウサギをはじめとする希少動物たちも、みんなが将来にわたって住んでよかった、訪れて良かったと思える地域であるために、集落と行政が一体となって推進する持続可能な地域づくりへのご協力をよろしくお願いします。

天城町長森田弘光からメッセージ

森と海の藝術楽校・のせたかこさんからメッセージ

「いつか海も山もある自然豊かな離島で、自然に密接した生活を営んでみたい」という想いを実現するべく、徳之島天城町の地域おこし協力隊として東京から移住して、9年目になりました。

海も好きだけれど山の方がもっと好きなわたしは、徳之島のちょうど真ん中に位置する山間部、当部集落に住んでいます。
当部集落は、世帯が33世帯の人口が55名程の天城町の中でも最も小さい集落で、住民の多くがご高齢者でありいわゆる限界集落と言われています。
そんな当部集落は、世界でも類を見ない、民家にアマミノクロウサギが出没する稀な集落であり、その他様々な生物が共存しており、集落全体が「自然博物館」といえる貴重な集落です。
近年アマミノクロウサギを一目見ようと島内外から多くの方がお越しになります。その中で、ロードキル、夜間観察の際のルール、盗採、他、様々な問題、課題が、集落内で実施した2回のアンケート結果を通し浮き彫りになりました。

この豊かな環境を、集落民が誇りを持ちながら持続可能な形で後世に残していくためにも、サポートをいただきながら、また皆さんのご協力と共にこの「宝」を残していきたいです。

森と海の藝術楽校・のせたかこさんからメッセージ

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

鹿児島県天城町

鹿児島本土から470km南西に位置する奄美群島の離島のひとつ、徳之島。
わたしたちの暮らす天城町は、この徳之島の北西部に位置します。
亜熱帯の気候に属し、年間を通して温暖な気候に恵まれ、日本の有人島のなかでも10番目の大きさを誇ります。
豊かな自然に溢れた徳之島は2021年に世界自然遺産に登録されました。
透き通る青い海や尽きることのない緑、満点の星空と、豊かな自然と独自の文化がいまなお、残されています。