【第6弾】人と猫が共生できるまちを目指して!あまべマチ猫ネットの活動を支援したい
カテゴリー:動物
寄付金額 140,000円
目標金額:1,500,000円
- 達成率
- 9.3%
- 支援人数
- 8人
- 終了まで
-
60日
/ 90日
徳島県海陽町(とくしまけん かいようちょう)
寄付募集期間:2025年7月30日~2025年10月27日(90日間)
徳島県海陽町

NPO法人「あまべマチ猫ネット」は、飼い主のいない猫のTNR活動や里親探し、動物愛護の啓発活動等に取り組んでいます。
海陽町では、無秩序な繁殖を防ぎ、不幸な猫を減らすため日々奮闘するこの団体を支援し、TNR活動のさらなる促進を目指して、2020年度からクラウドファンディングを実施しています。これまでに多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
このクラウドファンディングを通じて、猫を取り巻く現状と課題をより多くの方々に知っていただき、動物愛護への関心と理解が深まることを期待しています。
本年度も、人と猫が共生できるまちづくりのため、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いします。
人と猫が共生できるまちを目指して
あまべマチ猫ネット

NPO法人あまべマチ猫ネットは、人と猫が共生できる海陽町を目指し2019年9月に立ち上がった動物愛護団体です。
遺棄された猫、多頭飼いで行き詰まった猫など飼い主のいない猫のTNR※を行い、繁殖を防止するとともに、手術後の保護や飼い主のいない猫が産んだ子猫の里親探しなどの活動を行っています。
TNRとは
Trap (トラップ):捕獲すること
Neuter (ニューター):不妊手術
Return (リターン)・Release (リリース):元の場所に戻す
避妊・去勢手術することで、地域の野良猫の数を減らしていくことを目指します。
不幸な命をこれ以上増やさないために
法的な取り決めのない猫の命

現在の日本には、猫を捕獲するための法的根拠がなく、無責任な餌やり、多頭飼育崩壊などで飼い主のいない猫が増えるままになり、糞尿被害や繫殖期の鳴き声など住民トラブルまでに発展しています。
その問題を解決するためには、飼い主のいない猫のTNRが有効です。
この活動は、地域環境を改善しつつ、数年かけて最終的にその地域の野良猫がいなくなるようにする取り組みです。
TNR活動

■あまべマチ猫ネットのTNR活動実績
2019年度 60匹(メス40匹・オス20匹)
2020年度 140匹(メス83匹・オス57匹)
2021年度 136匹(メス71匹・オス65匹)
2022年度 170匹(メス100匹・オス70匹)
2023年度 102匹(メス49匹・オス53匹)
2024 年度 132匹(メス71匹・オス61匹)
TNRの成功の秘訣は、「すぐやる」、「すべてやる」、「続ける」ことです。
あまべマチ猫ネットは、町民の方などから寄せられる野良猫情報をもとに、無責任な餌やりのために野良猫が子猫を産んでしまった現場、多頭飼育による地域住民とのトラブルが発生している現場などに駆けつけ、状況を調査し地域の方々と協力しTNRを実施しています。

繁殖力が強い一方で、寿命の短い野良猫
猫は非常に繁殖力が強く、妊娠サイクルが早いことから、環境省は計算上、1匹のメス猫が3年後に2000頭以上に増えると試算しています。


しかし、強い繁殖力により多くの命が生まれても、実際には、病気・事故・カラスなどの外敵・栄養不良など厳しい現実があり、野良猫の寿命は3~4年といわれており非常に短命です。
地域住民の方にTNRの説明をすると、R(リターン)について理解が得られない場合がありますが、「一代限りの短い命を見守って頂きたい」とお願いしています。
保護活動の現場から
ミルクボランティア

生まれて間もない子猫を保護すると、2か月間、2~3時間おきに哺乳し、排泄のお世話をします。哺乳は簡単ではありません。哺乳瓶の吸口が母親の乳首と違うためうまくいかない場合もあり、大変なこともありますが里親さんへ繋げるための重要な活動です。
エピソード

オス猫同士の喧嘩で噛み傷が化膿し、裂傷化したオス猫。TNRの去勢手術の際に洗浄及び縫合してもらい、保護主さんの元で経過観察を行った後、治癒しました。現在は地域猫として他の猫たちと穏やかに暮らしています。

県内外からたくさんの釣り人が訪れる防波堤で繁殖した母子達。母猫が捕獲器に入り、そこに寄り添う子猫たちも隣に捕獲器を設置し保護しました。適正な月齢になったところで、母子共に不妊手術を施し、現在は保護主さんのお家で暮らしています。

多頭飼育現場で捕獲器に入った兄妹猫。2匹とも不妊手術後、里親さん募集のために、保護主さんが預かり人馴れトレーニングを行いました。現在は里親さんの元で幸せに暮らしています。

ゴミステーションに遺棄された子猫を近所の方が保護。里親を募集するまでの間その方が預かってくださり、その後すぐに里親希望の方が見つかり無事に引き渡されました。
新しい家族に繋げるまでの施設
昨年から、町の遊休施設をシェルターとして活用することになりました。
TNR手術前の猫、けがや感染症で健康状態の悪い猫、飼い主がいなくなり取り残された猫たちはシェルターで一時的に管理され、健康状態が整い、里親さんに迎えてもらえるまで待機します。

適正な飼養の啓発活動

あまべマチ猫ネットでは、猫の遺棄や多頭飼育崩壊を防ぐためには、私たち一人ひとりが責任ある行動を取る必要があると考えています。
海陽町内の小学校での「命の授業」や、老人会、町内会の集会において猫を飼養する前に不妊手術の実施や、長期的な責任を持つ覚悟の大切さを伝える啓蒙活動を行っています。
また、町内にポスターやチラシを配布するなどして、啓発活動に努めています。
譲渡会の開催

産まれてしまった命には罪はありません。この子たちを一生涯責任を持って飼ってくださる里親さんにつなげるため、年7回程度譲渡会を実施しています。活動を始めてから今までに209匹の子猫たちが、ずっと暮らせるお家を見つけることができました。
■あまべマチ猫ネットのホームページ、Facebookなどでも随時子猫情報を発信し、里親さんを募っておりますのでご覧いただければ幸いです。
寄附金の使い道
NPO法人あまべマチ猫ネットの活動への補助金として、TNR活動にかかる費用(飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用、保護した猫の治療費、ワクチン代、ミルク・餌代、里親探し・譲渡会経費等)や愛護啓発活動にかかる費用などに活用させていただきます。
【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへ活用させていただきます。
また、目標金額以上の寄附を頂いた場合は、本プロジェクトの趣旨に沿った経費として活用させていただきます。

あまべマチ猫ネットよりメッセージ

あまべマチ猫ネットでは、飼い主のいない不幸な猫を減らすためTNR活動はもとより、譲渡会の開催、多頭飼育現場に出向き飼い主への説得、地域猫活動の推進、子どもたちへの「命の授業」など様々な啓発活動を行っています。
TNR活動は飼い主のいない猫を減らす即効性のある活動ではないかもしれませんが、一匹でも不幸な猫をなくしたい。
飼い主のいない猫も、人に迷惑がられないまち。人も猫も笑顔で暮らせるまちになるように、という想いで活動しています。
また、高齢者の方の施設入所死亡などにより残された猫への対応は相談も多く、これらの課題は今後増えていくと考えています 。
こうした対応にも見守りをしながら、地域の皆様と一緒に取り組んでいます。
人と猫が共生できる海陽町をめざしてこれからもメンバー一同頑張って参りますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
プロジェクトに賛同いただける皆さまへ
海陽町長 三浦 茂貴

2020年度から5年間にわたり実施したガバメントクラウドファンディングでは、全国からたくさんの方に、ご寄附や温かい応援メッセージなどご支援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
海陽町では、動物愛護の意識を高めるとともに、環境衛生の保持を図ることを目的として、2017年度に「海陽町ネコの愛護及び管理に関する条例」を制定しました。
また、2019年度より「飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の助成事業」をスタートさせ、官民連携して「人と動物が共存して生きる社会」の実現を目指し、地域課題解決に向けた取り組みを進めております。
過剰な猫の繁殖を抑え、捨て猫をなくすことは住民の住環境を守ることにもつながります。
皆さまにも、この活動で救える命があることを知っていただき、猫の命に寄り添う「あまべマチ猫ネット」の皆さまの活動を共に支えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
寄附者のみなさまへ
海陽町からのメッセージ

地域で起こっている猫の問題は、猫だけの問題ではありません。
このクラウドファンディングをきっかけに、猫を取り巻く現状と課題を一人でも多くの方に知っていただき、動物愛護への関心と理解が深まり、活動の輪が広がることを期待しております。
人と猫が共生できるやさしいまちづくりに向けて、ご賛同いただける皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。
寄附のお礼について
『太陽と海のまち』海陽町の自慢の海の幸、地鶏シェア全国一の「阿波尾鶏」をはじめ、さまざまな特産品をご用意しておりますので、お礼の品一覧よりお選びください。
※このプロジェクトへのご寄附はふるさと納税制度の対象となります。このため、海陽町にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお贈りすることができません。何卒ご了承ください。
ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品一覧
現在進捗情報はありません。
徳島県海陽町

海陽町は徳島県の最南端、高知県との境に位置しています。
1,000mにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、まちの中央を平成の名水100選・究極の清流「海部川」が流れています。上流には日本の滝100選の「轟の滝」があり、河口付近は日本有数のサーフポイントとして有名です。
青く美しい海岸は室戸阿南海岸国定公園に指定され、シーカヤックやダイビング、SUPなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
線路と道路双方を走る世界初の乗りもの「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が運行中、新たな観光資源として注目されています。
[世界初]を体感しに、ぜひ海陽町へお越しください。
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あなたのその想いが
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