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【第6弾】人と猫が幸せに暮らせるまちづくりのために|猫の一代限りの命を大切に守りたい|

カテゴリー:動物 

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寄付金額 372,000

7.4%

目標金額:5,000,000

達成率
7.4%
支援人数
12
終了まで
82
/ 90

岡山県瀬戸内市(おかやまけん せとうちし)

寄付募集期間:2025年10月27日~2026年1月24日(90日間)

岡山県瀬戸内市

プロジェクトオーナー

瀬戸内市では、飼い主のいない猫(以下、「野良猫」とします。)及び野良猫へエサやりを行う人に関する地域課題が多数寄せられています。
そこで、令和元年度から野良猫に不妊去勢手術を行う市民を対象として、手術費用の補助金(以下、「補助金」とします。)制度を実施しています。
補助金制度の充実を図り、繁殖抑制と里親探しによって野良猫の頭数を減らし、手術を施された猫が一代の生を全うし、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりを推進していくことを目的として令和6年度に引き続きクラウドファンディングを実施します。
大切な猫の命を守るため、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

クラウドファンディングの取り組みについて

瀬戸内市では、野良猫に関する地域課題が多数寄せられています。そこで令和元年度から野良猫の不妊去勢手術費への補助を開始し、令和2年度からクラウドファンディングを実施しました。その結果、令和2年度は約270万円、令和3年度は約430万円、令和4年度は約740万円、令和5年度は約920万円、令和6年度1,395万円と過去5年間で皆さまよりたくさんのご寄附をいただきました。心より感謝申し上げます。

皆さまからいただきましたご寄附から、返礼品や手数料を除いた額を補助金の財源とし、野良猫1匹あたり上限を1万円として不妊去勢手術費補助金に充てさせていただいております。以前よりも野良猫に関する苦情が減り、市民の皆さまのご協力とご理解を得られるようになってきました。
実績からもわかるように年々不妊去勢手術費補助金の申請件数は増えてきています。

過去の不妊去勢手術費補助金の交付実績

去勢手術前の猫たち

令和7年度は10月1日現在で194匹もの補助金の申請を受付ており、今後も不妊去勢手術費補助金の申請件数は増えることが予想されます。
このことからさらなる補助金制度の充実を図り、繁殖抑制と里親探しによって野良猫の数を減らすことで、手術を施された猫が一代の生を全うし、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりをこれからも推進していくため、今年もクラウドファンディングを実施いたします。
猫の一代限りの命を大切にするため、皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。

野良猫の暮らしとは

夏の暑さや冬の寒さ、不衛生な食料や飲み水の影響で病気のリスクがあります。
また、野良猫同士の争いによる受傷、車にひかれて命を落とすこともあります。

「のんびりした足取りで歩く野良猫」「日向ぼっこをしている野良猫」たちを見ると少しのどかな微笑ましい気持ちになるかもしれませんが、飼い猫と比べるとかなり過酷な生活を強いられています。そのため、一般的には5年も生きられないと言われています。

TNR活動と不妊去勢手術補助金について

メス猫は生後4ヶ月程度で子猫を産めるようになり、年に2~4回発情期があり、1回に4~8匹の子猫を産みます。これを繰り返すと、1年後には20匹以上、2年後には80匹以上、3年後には2,000匹以上に増える計算になります。
ですから、不幸な命を増やさないためにも、野良猫の不妊去勢手術は必要です。

不妊去勢手術を実施した猫を元の場所に戻している様子

野良猫を捕獲して(Trap)
不妊去勢手術を行い(Neuter)
元の場所に戻す(Return)

この活動を英単語の頭文字をとってTNR活動といいます。


不妊去勢手術が行われた猫は、手術済みの証として片耳をサクラ耳(V字)カットされます。

瀬戸内市が令和元年度から実施している不妊去勢手術費補助金制度は、TNR活動を対象としたものです。申請者には、申請時の誓約事項として、手術後の猫の里親探しに努めていただくこと、また、元の生息場所に戻すことを求めています。
補助対象者は以下の条件をすべて満たす方となります。

・瀬戸内市内に住所を有する方
・瀬戸内市内に住み着いている飼い主のいない猫を、不妊去勢手術を行う動物病院等に自ら持ち込むことのできる方

地域猫の取り組みについて

本年6月22日(日)にアドバイザーとしてNPO法人犬猫みなしご救援隊代表の中谷百里氏をお招きし、「野良猫(飼い主のいない猫)について瀬戸内市の今」をテーマに補助金の実績報告と講演会を開催しました。県内外より約100名もの皆さまにご参加いただき、来場者の皆さまの中から、寄せられた相談に中谷様が親身に答えていただくなど、充実した時間となりました。

市ではTNR活動を行っている方同士の繋がりを大切にし、活動を行っていくうえでの経験やご意見を参考にしながら、これからも人と猫が幸せに暮らせるまちづくりのために、この補助金制度を更に充実させてまいります。

寄附金の使い道

皆さまから寄せられた寄附金は不妊去勢手術費補助金に使用させていただきます。
目標金額以上集まった場合、また、達成できなかった場合も、皆さまから寄せられた貴重な寄附金はすべて補助金制度に充て、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりのために活用させていただきます。

野良猫へ支援活動を行っている市民の皆さまからのメッセージ(50音順)

Aさん

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14年ほど前に、近所の野良猫が迷い込んできた事がきっかけで、野良猫に気持ちが向くようになりました。野良猫を保護し、家に迎え入れ、里親さんを探してきましたが、個人の力では限界を感じ、7年前に不妊去勢した2匹を初めてリリースしました。それ以来ご近所の方には、地域で猫が増えないように、この子達の命を守っていきたいこと、トイレは自宅の庭に作っていることをお伝えしてきました。「おしっこの臭いが気にならなくなった。時々、地域の猫の様子を教えてくれるので安心。」と言ってくださる方が少しずつ増えてきました。7年たった今、TNR活動をした子猫達が、地域で大切に見守られて過ごしていることを感じられるようになってきました。無責任な餌やりは、あっという間に猫を増やし、人間にとっても猫にとっても悪環境になってしまいます。猫好きな人も、猫嫌いな人も協力し合って、それぞれの地域で野良猫が増えないようTNR活動をした猫の命が地域ぐるみで大切にされることを強く願っています。


Kさん

13年ほど前から、TNR活動をしています。今までに約75匹の不妊去勢手術を行い、支援団体さんの行っている譲渡会で里親さんを募ってきました。一人で続けていくには持ち出しが多いため、補助金制度を実施してもらえることを切望していました。
「猫が嫌いだからエサをやってくれたら困る」ではなく、地域猫として見守ってほしいと思います。他の地域でも、まだまだ野良猫が多くいるので地域猫活動の啓発が進んでほしいです。

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Nさん

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30年前から犬猫の保護活動を続けています。
猫は1回に4~8匹の子猫を出産します。数十匹の野良猫に悩まされている地域を訪ね、原因を確認すると、最初は数匹だった猫に不妊手術を施さず増えてしまったケースがほとんどでした。
不幸な猫たちの問題を改善するには、不妊手術が必要不可欠であり最も有効な改善策です。不妊去勢手術費補助金のおかげで、今までよりも積極的に地域の野良猫たちの不妊手術を行えるようになりました。
邪魔者扱いされることも多い野良猫ですが、1匹1匹がかけがえのない大切な命です。
これからも、小さな命に優しい社会を目指して活動を続けたいと思っています。

自治体から(市長 黒石健太郎からのメッセージ)

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瀬戸内市では、「人と猫が幸せに暮らせるまちづくり」を推進するため、全国に先駆けて「飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助金制度」を実施しており、市内外の皆さまのご協力に支えられて、申請件数が年々増加しております。このことからも、地域における野良猫問題への関心の高まりを強く感じています。
皆さまの想いを受け、「人と猫が幸せに暮らせるまちづくり」を継続的に推進するためには、地域の課題解決に向けて、市だけでなく地域や団体、そして市民の皆さまそれぞれができることを力を合わせて取り組むことが重要であると考えています。その取り組みの一助として、このクラウドファンディングを通じて全国の皆さまからいただいた貴重な寄附金を有効活用し、補助金制度を今後も推進してまいります。

一匹でも多くの飼い主のいない猫(野良猫)に不妊去勢手術を行い、猫たちの一代限りの命を大切にすることで、人と猫が共に幸せに暮らすことができる地域づくりを引き続き目指します。この取り組みに対して、皆さまの温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

現在進捗情報はありません。

岡山県瀬戸内市

瀬戸内市は、総面積125.46平方キロメートルで岡山県の東南部に位置し西は岡山市、北は岡山市、備前市と接しています。
市の西端を南北に一級河川吉井川が流れ、中央部には千町川との間に千町平野が広がり、東南部は瀬戸内海に面した丘陵地と、長島、前島などの島々からなっています。
瀬戸内海国立公園を形成する海や海岸線をはじめ、緑豊かな丘陵などの自然に恵まれた美しい景観や西日本最大級のヨットハーバーなどがあり、観光客が多く訪れます。また農業はもちろん沿岸漁業や牡蠣などの養殖も盛んです。